新婚初夜の儀式

永遠のアコガレです。

日本国中のシヤワセムードを盛り上げた
黒田さんと清子さんの結婚の日のコトです。

「さーやは新婚だね……今日は初夜だね…きひひ」

イカーーーーーン！
俗世間に降りてこられたとはいえ、元は神籍に属せられた方に、
そげな妄想はいかんとですよ！いかんとですタイ！
というか、ナンというかナサリ方はどなたから習ったのか
非常に気になります。
やっぱし皇室秘伝の閨房術とか教わったりすんのかな？
すンごいのかな？………いやいや、いかんいかん。
そんな不敬な想像は御法度ですよ。

ちなみに奥様の「きひひ」の理由は、ボクが人の結婚を見るたびに
「めくるめく初夜……」と呟くのが面白いから。
………鬼だと思います。

何故にボクがそんな事を口走るのかと言うと
めくるめく新婚初夜が無かったから。

いや、一応既婚者なので時系列的な表現で言う
「新婚初夜」は当然存在するのですが
「新婚初夜」と呼ばれるにふさわしい事象に
出会ってません。

何故にめくるめく新婚初夜が無かったかと言うと、
結婚式の日に奥様がヘルニアになっちゃったから。
ちなみに３日後には救急車で病院に運ばれました。

ほんでね「結婚式当日に、奥様の腰が悪くなった」
と言うと、下世話というか淫らな妄想を抱く方が多く
「ヤりすぎたん？」とか聞かれますが、そうではないのです。
ヘルニアになったのは結婚式の朝で、前一週間くらいは
「清い身体になりたい」とかいうタワゴトにタブラかされて
指も触れてないのですよ。悶々ですよ。

で、結局当日は２次会が終ったあと３次会もゴメンナサイして。
ホテルの部屋で看病ですよ。
お祭り好きというか、結婚式に来ていただいた友人方に
お礼方々３次会４次会巡りを行いたいトコロでしたが…

そんなコンナで、翌日から箱根の温泉に２泊３日だったのですよ。
まぁ、温泉で治ればいいな、くらいの気持ちで行きましたが
３日目に、朝風呂に入ろうとした奥様が脱衣所で動けなくなって
救急車ですよ。初救急車体験ですよ。
救急車記念なのか、奥様は苦しい顔を自分撮りですよ。
根性座ってるっつーか、アホっつーか、
俺を和ませるためのボケだったのか？
ちなみに出来上がった写真は
緊迫感とボケナス感がいい按配の
迷作に仕上がってました

で、そのまま小田原の病院まで運ばれて治療ですよ。
薬を効かせて眠らせている隙に、最寄のレンタカー屋で
ロングのバン借りてきて、後ろに寝かせて千葉まで
ダッシュで搬送ですよ。そのまま入院ですよ…
本人は泣きそうなくらいに辛かったと思いますが
こっちも泣きそうな位に大変でしたよ。

ちなみに入院先の病院の先生からは
「あ～、ヘルニアは最初は暖めちゃダメなんだよね～」
とか言われちゃいました…。げぶん。

っつーワケで、めくるめく新婚初夜には出会ってません。
恥じらいながらも大胆な新妻プレイを熱望します。
切望するのです…。

もう既に妄想の域に入っていると思われますが
ウチの奥様には恥じらいも大胆さも期待できませんので
せめて妄想くらいは許してください

ちなみに「恥じらいが欲しい…」と言うと
「恥じらうのが恥ずかしい」んだそうで。
そりゃ、まぁ、そうなんだけど…
いいじゃん！それくらいはサービスしとくれよ！

もっきり