緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

罪悪感

2017-06-08 14:57:59 | 
最近、お隣さんのでっかい欅の木で、カラスが子どもを産んだ…じゃないや。卵が孵ったらしく、我が家の畑に来ては、ガアガアケキュケキュ。

そりゃもう、下手くそな声で鳴きまして。
あまりに下手でリズム感もメチャクチャなので、非常にこう…まどろっこしいと言うかじれったいというか…

まだちゃんと飛べない子がいたりして
追っても『なあに?』みたいな顔して、私の目の前をぴょんぴょん。

かわいいような気もするけれど、茄子のさきっちょをかじったり、やっと芽を出したとうもろこしを引っこ抜いたり、果てはイチゴを食べ放題に食い散らかして、しかもでっかいイチゴ混じりの糞をそこらじゅうにしていく始末。
まったくもう。コンチクショウメ!

そんなある日、ずっと小屋の中に仕掛けておいた、ピンクのおいしそうなネズミ取りを、もうだめだろうからと小屋の入り口に移動した。

そしたら、なんと一晩でほとんど無くなった。

これは大変!ネズミが大量にいるんだわ!と、デスモアという、怖そうな名前のそのネズミ取りを買ってきた。

同じ場所に四セット置いたら、目を離した隙にどんどん減る減る。

こんなにネズミがいるのか~とげんなりし、家に入って窓からひょいと見たら、黒いものがワサワサしてる?

なんとカラスがモッサモッサボ~リボリと食べてました。(;・ω・)

そしたらなぜか襲いくる罪悪感。

親と子四羽、巣立ちの練習してたんだよな。
まだまともに飛べないんだよな。
子どもが薬が効いて巣からパタリと落ちてしんでしまったら、親ガラス悲しいだろうな。

なんて浮かんできてたまらん。

ネズミは平気で、カラスだとなぜ罪悪感にかられるのか。
やっぱり親子関係がかいま見えたからかなぁ。

次の日、いつもはうるさいカラスの鳴き声が聞こえず、やっぱり(。´Д⊂)…と思って胸の痛みに襲われてたら、カア!

その後は前と変わらず、ガアガアグワグワケキュケキュ…

うるさ~い!(。>д<)

でも、追加のデスモアは仕掛ける気になれない。

なんででしょ。
困ったもんです。
今ならちょっとシーシェパードの気持ちがわかるかも。

家族とか、知能犯なとことか、こちらを見上げてくるつぶらな瞳とか。

頼むから悪さをしないでおくれな。

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