緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

トマトには雨よけ!

2015-05-17 14:20:19 | 
いろいろな雑誌を買い込んだり、人様に聞いたりして
冬じゅうあ~でもないこ~でもないと
断片的な情報で頭をいっぱいにして、
ブスブスと焦げ出しそうな
整理のつかない私の脳みそのなかで、
なぜか散々と光り輝く情報。

それは・・・『トマトには雨よけ!』


去年まではまさしく路地栽培で、雨が降ろうが槍が降ろうが
(槍は降ったこと無いですが)
植え付けたらほったらかしだったトマトに
今年は絶対屋根をつけるんだ!と
雪が消えた頃から意気込んでおりました。

トマトの雨よけ専用セットを買おうか
いっそビニールハウス小さいの建てちゃおうか
それとも今あるばあちゃんの遺していった支柱類やマルチ類で
なんとかならんかな~などと頭を悩ませておりました。

なにしろ、実際にやってみてはじめてわかる
肥料や苗やなんやかやでかかるお金のけっこうな額。

ばあちゃんが生前よく『お金がないお金がない』って言ってて
無いといいつつ、どんどん畑にお金を掛けて
それに対するわれわれ家族の答えは
『そんなにお金がないってぶつくさ言うなら
いっそ買って食った方が安いべした!まったく』
でした。

本当にね。
今畑仕事してても財布と相談していろいろ買い込んでくると
ふと我にかえった時、『スーパーで買った方が安いんでね?』とか思っちゃう。

でも、これまたやってみて初めてわかる。

畑仕事って・・・はまる。
気がつくと必要な物や欲しい物がどんどん増えて
止められなくなってしまう。
芽が出たり育っていく野菜から目が離せなくなる。

ううむ。楽しい♪

ま、話は脇にそれましたが
そんなわけで、できれば家にあるもので
雨よけを建てようと頭をひねっておりました。

主人などは、意気込む私を見て
『去年までだって放っといてもいくらかは食えたんだから
別になんもしねってもいいべ』と苦笑していましたが
私の脳裏にはすでに、つやつや美人なトマトが
浮かんじゃってるのでもう止められません。


なにしろ去年のミニトマトがひどかった。
ばあちゃんが植えていったのだけれど
たくさん実をつけたのに、片っ端から実割れして
まともに食べれたのがほとんどなかった。

畑仕事がよく分かっていなかった私は
なんでかな~なんでかな~と思いつつ
ばあちゃんの看病にせっせと通ってた。
その頃にはもうばあちゃんの意識も
あまりはっきりしていなかったので
聞こうと思わなかったんだよね。


で、収穫も終わった頃、
ばあちゃんも旅立って、一連の忙しい日も終わり
フッと息が抜けてはじめて、
『そうだ、トマトを作ってる姉ちゃんに聞けばいいじゃん』と思い至り
聞いてみた返事が
「雨に当たると実割れするから雨よけが必要』だったのです。

これがいっぱつで頭に刻み付けられた。



春先からいろいろ頭の中で
シミュレーションを繰り返して来た結果
今日、家族総出で径16mm×180㎝の支柱27本と
実家からもらった巾の広いトンネル支柱を組み合わせて
巾2メートル強・長さ5メートルの雨よけを組み立てました!
なんとなく、畑にそれがあるといかにも『やってます風』

もうちょっとトマトが育ったら
ビニールを掛けます。

なんだろう。

妙ににやついてしまいます。




さてさて、今日の畑の状況は・・・

どうにもきゅうり苗が次々とお亡くなりに・・・
原因がはっきりしないのです。
ダメになったのを抜いてみても
根っこがどうにかなってるわけでもなく
特別、虫食いや病気のようなものも見当たらず
ただ力尽きた~って感じです。
やっぱり土が悪かったかなぁ。

大根とオクラの芽が出揃いました。

主人がどうしてもと言うので
大玉黒スイカを1株買って来て植えました。

ばあちゃんの仏壇にあげられるように
切花用アスターを蒔いてみました。

じゃがいもに土寄せをしました。

人参が道に近い方半分が全く芽が出ないのであきらめて
うない直して余ってた小松菜の種を蒔いてみました。

ツルムラサキ用に畝を立てました。

小玉スイカ用に広い畝を作りました。
小玉スイカ苗はまだポット栽培中。

去年食べたかぼちゃの種が、まさかの100%の発芽率で
ぐんぐんポットで成長中。
どこに植えよう・・・柿の木の下くらいしか残ってないよう。
畑仕事の師匠のおば様から14本もかぼちゃの苗をいただき
すき間を狙ってやっと植えたのに。

枝豆はまだ芽が出ません。
寒冷紗のおかげでカラスにも食べられていない様子ですが
どうも近くの大木に住んでる1羽のカラスが
実に頭が良さそうで、油断できない感じを漂わせているんです。
家の屋根に止まると、私も小さな目を力いっぱい開いて
ガンを飛ばすっていうんですか?そんなことをしてみたりもしてみましたが
まあ、バカにされるのが落ちで、
最近ではすっかり無視です、無視。
でも双方とも、スキがあれば一発触発な雰囲気。
負けないわよ!



それよりも、丸まり始めたキャベツの青虫、
どうにかなりませんかね。
なんで毎日2回駆除してても、また次の日には
でっかいのがいたりするんですか?

また、キャベツの中の方に
新鮮なフンや食い散らかしたあとがあるにもかかわらず
本体青虫が見つけられない時の
悔しさったら。

このままでは日々、キャベツのおいしいところが食べられていくばかり。
なにかいい方法無いですかしら?