愚者雑記

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魔法科高校の劣等生-師族会議編<17~19巻>-

2016-03-18 | ラノベ

まず読み終わって思ったことは、三部作である必要があるのか?という事

四葉継承編+師族会議編上下の三部構成にして三年度の部の序章の始まり

とした方が良かった様に思えるのだが・・・

(<下>に書いたように『続く』が似合う終わり方だと思う)

 

・達也と摩利の会話

摩利の性格 こんなだったかな・・・?なんか整合性が取れて無い様に思う

摩利の評価を落としたいのかな?これから先登場予定ないのかな?

というか、最近設定部分で整合性が取れない箇所が多過ぎる気がしてならない

本当に大丈夫か?作者さん!である

ここは、七草家の思惑と真由美の現状のあとは入学編の壬生の時みたいに

「真由美の事も気にかけてやってくれ」「後は達也くんにまかせたよ」「ヨロシク!」

と言って押し付けた方がよっぽど摩利らしいと思うのだが・・・?

 

・四葉と判明した後の反応

友人関係以外殆ど描写なし・・・これはどういうことなのか?

作者的にはどうでもいい事なのか?

それとも後で短編を書くつもりなのか?(それは無いな)

個人的願望をいうなら

真由美に『このウソつき!』と言って欲しかった所ではある

(以前から言ってるけど実に真由美らしいと思うのだが・・・私だけ?)

 

・ほのかと雫の会話

『愛人』を雫が提案するとは・・・これにはびっくりした

ここも具体的な話は不要な個所だと思う

「愛人でもいい」とほのかに言わせた方がすっきりしてよかったような気が・・・

ほのかが可哀想になってきた・・・多分ほのかの株大暴落だろうな~

この会話でなくほのかの行動(18巻)のところで

「恋愛と戦争ではあらゆる戦術が許される」の説明部分

『ガルパンにけんかうっているのかよ!オッサン!!』

と何故か思ってしまった・・・(どうしてだろう・・・)

 

・師族会議の内容

権謀術数渦巻いて・・・・・無かったぁ~(なんかガッカリしてしまったよ!)

1.一条家の横やり

本心はどうか知らないが真夜さまの達也に対する愛を見た気がしたよ!

ここだけが良かったところかな

2.周公瑾のところ

何故簡単に認める・・・七草弘一!!!!!!!!!!!!!

証拠は?といっていたんだから「証拠を出して」と言えばいいじゃないか!

確かな証拠がない以上「名倉が私の思いを勝手に忖度した結果だと思う」

とでも言えばいいじゃないか!(忖度という都合のいい言葉があるのだから)

現実の世界でも「秘書が・・・」で済まされるのだから・・・

何を考えているんだか・・・・・ホント アホ草だなぁ~弘一くん!

この物語は『勧善懲悪』では無いのだから疑惑は疑惑のままでいいんだから

3.七草家を糾弾する言葉

いつから十師族は『正義のヒーロー』になったんだ!

「清濁併せ呑む」という言葉だってあるんだし・・・

アホなのか・・・十師族当主様!

小学生みたいな会議しないでくれよ~いい年した大人がさぁ~

これが日本魔法界のトップですか?四葉のアホ分家五人衆といい勝負なのが・・・

これを『是』とするなら師族会議の会場を顧傑じゃなく達也の「マテリアルバースト」で

吹き飛ばして欲しいと切に祈るよ!

ここ(2と3)、マスコミを煽った事は十文字克人が証人だから嘘は付けないから

何故煽ったのか?その後どうするつもりだったのか?真意はどこにあるのか?

などなど根掘り葉掘り聞きだすまたは訊き質すところでしょう

(克人の意見も参考にしながら)

そして、名倉が死んだ原因も判っているのだから何故周公瑾に殺されたのか?

問い質すべきじゃないのかな

口が裂けても『四葉をおとしめる為』なんて言えないのだから

整合性のとれた回答はできる訳も無いのだから・・・

で、結果的に日本魔法界の為でないと分かれば本編のように糾弾して

(七草家は糾弾されて)然るべきと思うけど・・・

4.二度目の会議

「はやくも決裂ムードが・・・」って エッ!なになに!

それぞれが思った事を言っただけで「決裂」になるんだ・・・

これは私の会議に対する認識を改めなければいけない事柄だなぁ

ホントびっくりですよ

 

・レイモンドの裏技

「アカウントの削除申請」ってなに!突然だなぁ~

こんな事できるんなら前回登場させた時に伏線でもはっておいてくれ!

私的にはこれを『ご都合主義』と呼ぶのだが・・・

若しかして私の読解力の無さが原因なのか?

もしそうなら読み飛ばして下さい

作者は『ご都合主義』にしないと書いてあったのを見た記憶があるのだが・・・

主人公のみ適応でそれ以外はあるよということなのだろうか?謎である

そうでないのなら私と作者とで『ご都合主義』に対する認識が違うということだから

作者に合わせないといけないのだろう・・・多分きっと・・・

それから、これ『ガルパン』のサンダース戦だよね

情報戦を期待したんだけどチート技であっけなく終了・・・残念!

 

・「学校の外で全生徒の行動をフォローするのは不可能です。・・・」by達也

・「何も・・・魔法師に対する・・・防止するなど、我々には不可能です」by弘一

奇しくも同じ事を言っている達也と弘一なのだが

事実を述べる達也に対して含みのある弘一の言葉

で弘一の企みが描写されるのかなっと思ったけど今回は無かった

次回以降にあるのかな・・・?

反魔法主義者を裏で煽って魔法師を襲わせると共に四葉の人間も襲わせて

実力で(魔法で)撃退させてしっかりとジャーナリストなり監視カメラに目撃させる

魔法師が襲われることで「反魔法勢力」の批判を弱めさせるのと四葉が実力行使することで

批判の矛先を四葉にもっていく・・・これ位はやって欲しいところなのだが・・・

別に反魔法主義者である必要もない訳で手下を反魔法主義者に偽装させてもいいのだから

ただねぇ~こんな事うまく出来る位ならあんな認め方しないだろうし会議の時と矛盾するしなぁ

こういった手法を上手くできるのは真夜様のところ位かな今現在でているのでは・・・

 

・千葉寿和VS司波達也

1.達也の成長?(感情面)

これは・・・どうなのか・・・微妙だなぁ・・・

どうしてもこれを描きたいのなら倒した後に「何だ、この胸の痛みは?」

みたいなことを言わせて今までとの違いをだしつつ漠然とではあるが・・・

気付かせた方がいいように思う。戦闘中なら足枷になって危なくなるよ!

2.顧傑の魔法

『来訪者編のパラサイト+古都内乱編の周の意味深な言葉+今作の「精神は?」と

この魔法の推測』によりこの世界の在り様またはその一端が朧げながらみえてくる

ということでいいのかな・・・多分

そうなると必然的に四葉に捕らえられた「パラサイト」でてきそうだなぁ~

(真夜様の目がマッドサイエンティストになる位だから)

そうだ、この物語を映画でするのもありかも・・・

3.これは妄想の類なのだが

『思わぬ形で達也を激怒・・・』について以下のように推測していたのだが・・・

反魔法師集団が魔法師を襲い警察が止めに入る。その中に千葉&稲垣の傀儡コンビがいて

あろうことか『反魔法師』集団に死傷者を出す。そこを偶然達也とエリカが目撃する

捕まえようとするが傀儡コンビに逃げられる。一体いつ傀儡にされたのか・・・?

エリカの言と座間の件を思い出して「USNA軍に邪魔されなければこの事態は防げた」

と達也が考える。後は本編中にあるように、魔法師を死んでからも道具と使う顧傑に激怒

&邪魔したUSNA軍にも激怒あとエリカの姿をみて何かしら激怒(人間性の発露みたいな)

と思っていたんだが・・・違っていましたね

作者は現時点でUSNA軍、特に『スターズ』との対決を避けているようだからな・・・

余談(妄想)ついでに書いておくと

本編中に戦争の火種を仕込んで置くかな・・・と思っていたんだけどね

『達也対USNA軍』一触即発状態なんて緊張感あっていいと思ったんだが・・・

所詮素人考えでした・・・

 

・「・・・。深雪お姉さまがどれ程一途に達也さんのことを想っていらっしゃるのか・・・

百万の睦言よりも雄弁に、達也さんに語り掛けていた気がした」by亜夜子

将輝を撃沈させるに十分なお言葉でした・・・

これの後、件の将輝君の日記を読む事になるのだけれども・・・

可哀想ではなく「哀れ」を誘うこの構成は誰が考えたの?

一条将輝・・・君なんの為に今回登場したの・・・?

殆ど見せ場なかったよね・・・?

おまけに私的な日記まで公開されて・・・ピエロ扱いだよ 君

あまりに哀れ過ぎるので今後君を『応援』・・・しないけど

「頑張れ!」とエールをおくっておこう・・・とりあえず・・・

あっそうだ!今回良い所がなかったから映画の主役は「一条将輝」なんだ・・・きっと

『そして一条将輝は消えていく!人々の記憶からも・・・』<完>だったりして・・・

 

・結末

この結末作者の意図的(作為的)な感じがする

別に出来事をそのまま報道してもいいと思うのだが・・・

主犯:顧傑・・・USNAが公海上で始末する

協力者:近江円麿・・・亡骸を確保

証拠・・・ねつ造・・・たやすい事だろう十師族にとっては・・・

もしくは、顔を潰した死体を用意して顧傑とすればいい

こういう情報操作はお手の物だと思っていたのだが・・・

表の権力を放棄する代わりに裏の・・・それが十師族

この設定ウソだったんだ

あっ!そうか今作で裏の権力の体現者東道青波が登場したから十師族はお払い箱なんだぁ~

そうなんだそれなら納得しよう うんうん・・・

冗談はさておきテロの首謀者を捕らえたからといって「反魔法主義者」に煽られた

「魔法師排斥」の世論が衰えることはあってもなくなることは無い。

まして魔法師同士のいざこざに巻き込まれたみたいになっている現状を

鑑みるに何をどうしようが一緒だと思うのだが・・・違うのかな???

作者的にはこういう情勢下でいろいろ物語を展開したいという思惑があるんだろう

ただ、会議が始まったわけではないので次巻でどうなったかはっきりするだろう

 

そういえば今作、意外と藤林中尉の描写が多かったように思われる

これって・・・もしかして・・・なのか・・・?

次回から達也君が苦労する展開になりそうだな・・・特に『〇〇〇〇』関連で・・・

ところで、七人目のオペレーター誰なんだろう・・・登場するのかな?

(どうでもいいけど・・・)

 

最後に「あとがき」から

・次の敵が誰になるのか、既にお察しの方も・・・

いや、全然わかりません・・・次巻を楽しみにしておきます です ハイ!

もしかして『〇〇〇〇』ですか?

・今まで味方だった・・・敵として・・・

えぇ~っ!達也の純然たる味方ってFLTの三課の人たちだけですよね・・・?違いますか?

たしか・・・達也もそんな事言っていた記憶があるのだが・・・?違っていましたかね

敵になる人や集団が多すぎてさっぱりわかりません・・・降参です・・・

『流石は作者様!スゴイです!』(このあたり伏線回収ですかね)

 

<蛇足>

三年度の部を大胆にも予想しようと思いますが当然のごとく妄想でしかありません

--------------三年度の部妄想編はじまり--------------

・三年度の部は各編最低でも上下巻である

理由は『大人の諸事情により』である

よって、多少イライラしても辛抱強くまた我慢しなければいけない

精神修養の一環とおもって耐えなければいけない

・物語について

反魔法主義者に煽られた世論と反魔法主義者と魔法師の一触即発の状況また

内戦や紛争がおる世界情勢の中『〇〇〇〇』に翻弄されていく司波達也

いろんな人々(組織)の思惑が絡み合っていき又国際的な『魔法師排斥』世論の高まり

ここで登場するのが達也が予てから計画していた『エスケイプス』である

これを発表することにより国際的な『魔法師排斥』世論が沈静化乃至は弱まる

要するに『エスケイプス』で世界の大方の問題が片付く・・・という展開

表の解決が『エスケイプス』であるなら裏の解決は『〇〇〇〇VS司波達也』という

見せ場があるのかないのか?深雪絡みでぜひやって欲しい!(以前にも妄想したけどね)

『エスケイプス』+『四葉元造を上回る悪名』⇒『そして司波達也は伝説となる』

(その陰で深雪には不名誉な『あだ名』が付けられた)

と妄想してみましたが・・・

こんなこと誰でも考え付く事だから多分違う展開になるだろう

今から楽しみにしておこうと思うのであった。

--------------三年度の部妄想編おしまい--------------

※『〇〇〇〇』には候補が二つある

仮にTとUとすると普通TかUなのだが意外と両方というのもあり

ただ、Uにすると余りにも規模が大きくなりすぎて(大漢どころの騒ぎじゃないし)

やはり首都いや一都市位になるのかな・・・どのへんで手をうつのかな?

 

おことわり:

この内容について一切の責任を負いませんのでお読みになる方は『自己責任』でお願いします

また誤字脱字についてはご容赦ください

以上 おしまい



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