いつものように・・・
入学編~動乱の序章編まで読んできてやっと分かってきた「作者の癖」について
まず最初に動乱の序章編まで読んで思う事は最近物語の流れがスムーズじゃないということ
作為的な流れになっているしそれを隠そうともしていない
動乱の序章編を例にとると『孤立』に向けて流れているのはいいが若手会議の描写では
作者の作為がまる分かりである
普通に考えても「おかしなこと」になっているしこんな会議は小学校位までである
会議に於いて孤立するものはジャンルを問わず結構あるけど自然な成り行きで
孤立するよううまく描写されている(それがあたかも必然の如く)なのに
・・・である(正直残念である)
で、こういった違和感や設定の改変(改悪)を感じ始めたのが『四葉継承編』からである
古都内乱編までは普通に楽しめた・・・なのに、なのにである
四葉継承編から物語の流れが不自然になりキャラや設定の改変やらが酷い事に
そしてこの『動乱の序章編』を読んで確信するに至ったということである
以前南海騒擾編あたりで書いたと思うけど
四葉継承編+師族会議編→これで元々一編だったのを加筆・修正して二編にしたと思う
また動乱の序章編+孤立編→これで一編だったのを加筆・修正して二編に・・・と思う
(孤立編を読んでないから定かじゃないけど)
で、こう考えてくると作者の癖がみえてくる
=====【作者の癖】============================
1.敵対者(組織)は『アホ』に設定される
2.諸事情による時は設定改変及び物語の流れが作為的になる
※設定;人物設定やその背景など全ての設定を含む
※諸事情;大人の都合ともいう・・・よくは知らない(巷間の噂程度)
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次に少し詳しくみていく
【1.敵対者(組織)は『アホ』に設定される】について
最初っから敵対している場合はいいけど既存(既出)の場合は違和感を憶える
・スティープルチェース編の九島烈
達也に手を出したのに老師が呟いた一言
「真夜か・・・。やはり四葉は、一族に手を出す者を決して許さないのだな」
ここは普通「そういうこともあろうかと」みたいに何らかの策を講じるところなのに
老師が『アホ』になってしまった
・四葉継承編の四葉御分家衆
以前書いたから省略
・動乱の序章編の十文字克人
前回書いたから省略また「2」によるところも大である
・動乱の序章編の十山つかさと一部の情報部
新規(初出)だから最初っから『アホ』設定
情報部をみると「2」に一部かかる
【2.諸事情による時は設定改変及び物語の流れが作為的になる】について
物語の流れについては師族会議編や動乱の序章編<下>で書いているので省略
・師族会議編の渡辺摩利
以前また前回書いたので省略
・動乱の序章編の十文字克人
同上
・動乱の序章編の情報部(一部)
同上
・動乱の序章編の九島光宣
人物の背景設定のところ
古都内乱編や師族会議編の描写をもとにすると動乱の序章編の描写
『光宣と香澄、泉美は同い年で、・・・昔から顔を合わせている』
『彼にとって数少ない友人だった』
に齟齬や矛盾を感じてしまう
七草家に行く理由付けなのだろうと愚考する
番外編として
・師族会議編の一条将輝(妄想)日記
いわずもがな である
ざぁっと書いてみたけどやっぱり『四葉継承編』以降なんだか『へん』である
魔法の記述に力を注ぐその万分の一でもいいから物語を自然な流れになるよう描写して欲しい
一読者の悲痛な願いである
こんなところかな・・・
おしまい
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