愚者雑記

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魔法科高校の劣等生-動乱の序章編<下>-

2017-06-16 | ラノベ

いつものように・・・

達也を『孤立』させたいという作者の作為ある内容でした

正直何故孤立させなければいけないのかは次巻以降になるから

気になる方は次巻以降も読んでね!ということなのだろう・・・

〇若手会議その後(会食)

琢磨が報告するとは?!ちょっと意外だったかな

将輝が連絡するかと思ったんだけど・・・

将輝は本当にピエロ扱いだなぁ・・・可哀そう

(会議の内容含めて)会食の内容描写で『フォロー役』いないのね

等と色々思うところもあるけど『仕方がない』と割り切っている

なぜならば・・・「全ては『孤立』の為である」とね!

とは言うもののもっと他に描き方あったと思うのだが・・・

こういった話し合いの場合

フォローする者がいても智一とその味方一名とお調子者一名いれば

話をある一定方向に向かせることはできるのだから・・・

そうすると十文字や六塚・将輝を残念キャラにしなくても済むと思う

それから達也が琢磨に発言の意味を解説していたけど

あれは読者に対しての説明と今後の課題という意味合いが込められているのだろう

特に九島光宣に・・・

〇四葉家若手会議(達也による報告会)

・今後の方針

『無視』と『反撃可(各自の判断で)』

ここのところで文弥の意見に対して真夜様は何も言ってない

「イエス」とも「ノー」とも言っていない

つまり四葉家(本家と分家)として『完全なバックアップ』はないのかもしれない

それと『魔法師社会からの孤立、上等!』

だがしかし、真夜様は『社会からの孤立?上等!かかってきなさい』なんだろうなぁ

四葉継承編における発言が真実ならば・・・

(達也くんは苦労するねぇだって一人で相手しないと真夜様がお怒りになるから)

・要注意勢力(人物)・・・今後の敵対者だと勝手に判断しています

『十文字家』『十山家』『九島光宣』

ここで私は作者の癖みたいなものがあるのではと勝手に想像している

(詳細は次のブログで・・・次があればの話ですが・・・)

敵対するといっても敵対の仕方はいろいろだから・・・

謀略に嵌められたり謀略がばれたり負のスパイラル陥ってどういうわけかみたいなね

(本人の意思とは無関係に対立するのはよくある話さ)

・「私たちも随分親しみを・・・ですね。そろそろ世間に対して・・・しょうか」

by津久葉夕歌

この言葉で今までの違和感が解消された

というか、ここまでこないと理解できない私の頭はやっぱりボンクラだとつくづく思う

『四葉=アンタッチャブル』のはずが個人によって温度差があるのはなぜかなぁと思っていたけど

やっと納得がいった

国防軍佐伯少将・USNA軍バランス大佐やナンバーズ当主らはまともな評価

若い奴らはそれほどでもない

外国の魔法師は「南海騒擾編」のオーストラリアの魔法師が言っていた通りなのだろう

国内限定でいえば『親世代と子世代で認識に差がある』ということ

子世代は伝聞で知っているだけだから『その身で体験・経験しないと理解できない』というのは道理だよね

魔法師のなかでもナンバーズ、ナンバーズのなかでも二十八家の若手ほど認識が甘くなるのも納得

二十八家はみな同格だからね一応・・・

・東京四葉家本部

四葉継承編で葉山さんが言っていた四葉別邸のことだよね

達也達が越してくると司波家の執事として花菱兵庫がお目付け役でくるという流れですかね

達也が監視されまくりで自由がないような・・・これは当てが外れたというパターンかな

〇九重八雲

今回は珍しくアドバイス(いつもより詳しく)をしている・・・なんでかな?

妄想でしかないけど東道青波あたりからの要請かな?

それとも今回はそこまで話した方がいいという独自の判断だったのかな?

かな?かな?かな?と何となく気になるというか何故だろうとても気になるのだが・・・

それは達也も思ったようで本文中に書いてあった

今までこんな書き方してなかったように思うのだが・・・

これも『孤立』を強調するためなのかな?

というか、達也が疑っていることは読者なら分かっているのにわざわざ書かなくてもね・・・

〇一高生及びOB・OG

・一高生による達也評

司波達也とはこのような人物と再度強調されているような

なにかあれもこれも『孤立』の為の準備みたいなきがする

七草泉美の観察眼には恐れ入る・・・達也の事をここまで理解するとは

七草香澄はこんなキャラじゃなかったような・・・?

あとエリカ

エリカが一泡吹かせる相手が「運命」ってところで「えっ!」となり暫くして理解できた

なんというかこの前段階がひとつあればもっとよかったと思うな

作者の特徴というか癖かな・・・多分

四葉継承編でも書いたけど一つクッションを挟むだけで大分違うと思うけど

この辺り本当に雑だよね・・・魔法の解説に注ぐ力の何分の一でもいいからつかって欲しい

・OB/OG

摩利のキャラが元に戻っているよ~よかったよかった

師族会議編では摩利らしからぬ言動だったからね

作者が錯乱でもしたかと思ったよ

そして十文字克人

そんなに悩むのなら会食の時にでもフォローでもすればよかったんじゃないのかな

このあたりも作者のある癖だと思う(以下省略)

摩利との遣り取りの中で二か所ほど「あれっ」と思ったので

一つは『忖度』ここは普通に「解釈」としていいと思う

忖度が流行語になりそうだからって使わなくてもいいんじゃないですかね?

で、「・・・すべき・・・」と言うのだが

忖度とは相手が勝手に発言者の意図などを解釈することだから

意図的に曲解しても間違いではない

重要な事柄に関する場合曲解できないような言葉で表現されるのが常である

だから一概に「・・・すべき・・・」とは言えない(言いたい気持ちは120%分かるけど)

二つ目は上の「すべき」に関連して克人が

「いや。・・・自由に意見を交換しようという趣旨だった」と言うのだが

若手会議の克人の発言は

「・・・、もし何らかの合意に至れば、それを今度は師族会議に掛ける・・・」

である

余計な事を言っているのだが忘れたらしい

(だから達也から『天然』と思われているのだが・・・)

まあ克人らしいといえばいえるのだが・・・それでいいのかと思ってしまう

なので「達也にどうにかしろ」じゃなく克人がどうにかしないといけない場面だと思う

それに反感を持たれたものが何か言っても火に油を注ぐだけになりかねないので

こういった場合第三者が割って入るのが普通である(角を立てないように)

それぐらいのことがわからない克人ではないとおもうのだが?

〇USNA軍による「グレート・ボマー探索?捕獲?処分?」作戦

一体何を目的とした部隊編成なのだろうか?

本作戦の責任者または立案者の思惑が一切語られていないから判断できない

ここは視点を変えて(作者的視点)

達也をテストする為の舞台設定と人員を誰にするかから考えて本文中の設定にするには

USNA軍に来てもらわないといけないから適当な理由を付けて登場させた

と考えるのが一番スッキリするかなぁ

もう少し突っ込んで書くと

捕まってからの救出・救出者・その後のリーナと深雪の会話

この流れは非常に自然だから元々こういった構想はされていたのだろうと思える

〇十山つかさ&情報部による「司波達也を試そう」作戦

・達也・深雪をかる~く一撫でしてみようミッション

成果としては多少達也という人物が分かったかも?

・達也(深雪)の忠誠心を試してみようミッション

残念!失敗しました!

この作戦は「達也君を丸裸にするぞ!」ミッションといっていいだろうね

まぁ結果は散々だったけどね最後は処分されそうになっているし・・・

まず本文の記述によると

「十山家は完全に情報部の一部」

「自らが属する党派の利益を実現」・・・ここでは十山一派と仮称する

党派の中には当然の如く政治家や軍上層部も含まれるのだろう

党派の利益;国益に適っていても十山一派の利益に反するのなら処分する

要するに判断基準は十山一派に益が有るか無いかという事になる

一例を上げるなら戦略級魔法師であっても十山一派に害をなすまたは脅かす存在ならば

躊躇なく処分するという行動に出る・・・これが定番である

だからだろう四葉家の魔法師を試すのは・・・

つかさは上記ミッションと軍施設襲撃でもって『司波達也』を処分対象としたようだ

理由は十山一派を脅かす存在であり軍に従順でない為といったところかな多分

本文を読んで疑問に思ったのは

・達也と深雪のことをどこまでリサーチしたのか

情報部なんだから情報が命なんでしょう?違うのかな?

簡単なリサーチだけで『深雪』最優先位わかると思うけど

そこを狙って作戦立てた方が効率的に情報収集できると思うけど

軍の情報部が無能なのは某ラノベでも言及されていたし・・・

あと私のボンクラ頭では理解できないところが・・・

つかさ曰く

・国家権力をどの程度重んじるのか

・国防軍の権威を気に留めるのか

をためすために『詩奈』誘拐を実行

これ表向き本当の誘拐事件にしているよね(または誤認させている)

詩奈を助けに来てみれば誘拐犯が国防軍の軍人だったとして

国家権力を重んじるや国防軍の権威を気にする必要がどこにあるの?

相手は誘拐犯それが軍人だっただけだろう

ならば捕まえるだけだと思うのだが・・・?

まさか軍人だったから敬意をはらって手を引けとでもいうのかな?

誰か分かるように説明してくれないかな?

それと

・国家権力をどの程度重んじるのか

これねぇ~確か十師族は国家権力に介入できる力(権限)を持っていたように思う

そんな十師族の者に対して「国家権力をどの程度重んじるのか」と問うのは

『愚問』でしかないような気がするのは私だけ?

(私的には『その程度には重んじます』となるけど・・・)

以上

次回<動乱の序章編>を書く予定ですが内容は原作1巻から22巻を踏まえた作者の癖みたいなもの

なんですが、殆ど『愚痴』になるかと思います

御奇特な方はお読み頂いてもいいですがそうでない方はお止めになることをお勧めします

ということで

最後に次巻(23巻)予告のあらすじを読んで思った事などを・・・

金星のテラフォーミングという壮大な計画だけど何十年先の話なのだろう・・・

人口が増えすぎるからということみたいだけど物語世界の現状は

人口が極端に減少してエネルギー不足・資源の枯渇及び一部砂漠化

だったはず(私の記憶違いでなければ)

なのに未来では人口増加でもう地球に住めませんって・・・ちょっと待って欲しい

その前にエネルギー不足・資源の枯渇で人類が滅亡してませんか?

このことは取敢えず置いておくとして魔法界からは称賛・絶賛されるけど

一般社会からはどうなの・・・そんなことより目先の問題が重要とならないのかな?

下手をすると余計に反感をかわないのか?大丈夫なのか?

反魔法主義者を扇動しようとするものは

1.地球を見捨てて自分たちだけが移住するつもり

2.人間を金星に隔離するつもり

という噂をばら撒きつつさらに『魔法師だけが助かるようにするだけ』と第三の噂をばら撒いて

魔法師への反感を煽るようなことはしそうだけど・・・

あとは『孤立』これねぇ~一般社会(国家)からの孤立を含んでいるのかいないのか

気になるなぁ(魔法界からの孤立のみなら微妙かな)

そして「遂に暴かれるトーラス・シルバーの正体」これって帯宣の部分だよね

最近帯の宣伝文句は誇張や錯誤が甚だしいから文面通りに受け止めれないなぁ

これにて おしまい



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