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ライトウェイ・ソノマ・インプレッション4



購入から1年3ヶ月。前回の「インプレその3」から8ヶ月経ち 既に2013年モデルも発売されてますが、ソノマも私自身も変わった所がございます。ここに過去の雑感・インプレッションを時系列で記した上で、改めましてインプレッションその4です。

ソノマ・2012年モデル覚え書き
インプレその1
インプレその2
インプレその3

その3以降変更した主なパーツ類を記載します。



クランクをソノマ標準のシマノ2350 50T×34Tからスギノ XD2 600T 175mm 46×36×26Tに変更。ユーラシアの48×44×32Tでランドナーの楽しさを享受したので、トリプルや余裕のあるインナーに変更することは購入前から頭に置いていたポイントでした。実際サイクリングは勿論 ポタリングでも家の周囲は坂が多く、私の貧脚ではインナー34だと全然足りません。それにリアの12,13Tが殆ど使えなかったのでアウターの50Tも無用の長物でした。

交換後、最初は上死点と下死点で違和感があったのですが直ぐに慣れました。5mm延長したクランク長については特に違和感もなく、それでいて力点的に効率は良くなったんでしょうからよかったです。ユーラシアで気に入っていたクロス&ワイドから10T間隔のギアレシオへ性格は大きく変わりましたがこれも直ぐ慣れました。近所には7%前後のアップダウンが結構あるのでセンターの36Tは使用頻度が高く、そのままリアはアウターまで全域使える様になった為フロントの変速機会が減りました。私の日常での走行条件とマッチしてるのでしょう。そしてなんといってもギア比が1.36から1.04へ変わってるのは強い武器。尻込みしてた坂も「取り敢えず行ってみる」勇気が湧きます。



タイヤをパナレーサー35Cに変更しました。サイズアップは勿論ですが 標準のチェンシン32Cは品質的にお粗末で、千kmも走った所で早々に換えるべきでした。へたったタイヤでどれだけチューブをダメにしたことか。そのチューブも色々使ってポテンシャルの見極めに躍起になりましたが、35Cのタフなタイヤを履きますれば中のチューブはそれ程神経質にならなくても平気ですね。勿論乗り心地・耐パンク性能・コーナーリング・耐久性は比べ物になりません。ソノマが2ランク上の車格を手に入れたようで、乗っていて楽しく、はしゃぎまくりました。安定感・安心感が全く違います。



ステムをグランジのタフエックスステム45mmに交換。標準の70mmから25mm短くなりました。ハンドル高の上げ下げは見苦しい程弄ってきましたが、私にはトップチューブ555mmというサイズが大きすぎた様に思いました。結局たった25mm短くしただけですが、これによってサドルを後方へスライド・それに伴ってサドル位置を低げ・ステムも大幅に下げ、挙げ句ステムハイライザーをお役御免に出来ました。

通常は上ハンを握り、必要に応じて無意識に下ハンを握る状況。もう首は痛くならないし、見た目もランドナーのそれらしくなったと思います。またステムを短くした事でハンドリングがリニアになりました。交差点など大きなカーブでライン取りがスパッと決まりますし、普段の直進でもハンドリングに気を遣わず疲れません。今まで遊びが大きすぎたようで、入出力共に大きな作用が必要だったのに それが無くなった感じ。700Cは遊びが大きいので、少なくして丁度良いのかも知れません。

ただ、ステム交換に伴いAST(アジャスタブル・スレッドレス・システム)のステアチューブが使えなくなり、コラムチューブは短いので高さが出ません。今思うと、コラムチューブが短いのは専用のステアチューブを併用するからなんでしょうが、これは大変手前勝手で残念な仕様です。せめてNVOで45mmのシルバーなんて商品を用意してくれてれば良いんですけど。

なんにせよ、これで漸く自分の思い描いたソノマのスタイルに落ち着きました。最後のステム交換については、そもそもサイズが合ってなかったなんて情けないやら恥ずかしいやら。尤も、私は179cmありますのでロードライクな乗り方を求める方には、必ずしも大き過ぎるわけではないかもしれません。

追記:6/2 ステムを標準の70mmに戻しました。短距離では問題なかったのですが30kmを越えるとお尻が痛くなり、どうも立ち気味の姿勢がお尻に荷重を掛けるようです。ステム長が25mm長くなり荷重はその分お尻から腕へ。ステアチューブ復帰で高さは20mm程上げられます。一時セッティングしてダメ出ししたポジションですが、当時は身体が出来ていなかったからだと今になってわかりました(振り返ると乗り出して1年程で身体は出来ていたんですが、冬に乗らなくなってフィジカルが低下したからステム長を短くしたかったのでしょう)。今は大丈夫なようで、長距離向けのこれでいきます。ハンドル高さも標準になったので日東の便利ホルダーも外してFバックはバーに直付けで安定しました。

ソノマとつき合って いち個人であっても自転車に求めるスタイルは一様でなく、様々あってそれぞれ楽しめるんだという事を教えてくれました。とまれ、とある男によるソノマの雑感と備忘録。ソノマ、若しくは700Cツーリングに興味のある方の一助になりますれば。
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