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【滋賀・近江の先人第330回】日本近代文学研究のパイオニア・稲垣 達郎(大津市)

 稲垣 達郎(いながき たつろう、1901年(明治34年)10月21日 - 1986年(昭和61年)(8月13日)は、日本近代文学の研究者

 福井県敦賀市生まれ。早稲田大学文学部卒。早稲田高等学院の教師をしながら、

1929年(昭和4年)、雑誌『演劇』を創刊、日本プロレタリア演劇同盟調査部で劇評を書くが、全日本無産者芸術団体協議会解散後、近代文学研究に移り、森鴎外、白樺派、プロレタリア文学などを研究、

1935年(昭和10年)に結成された早大演劇研究会の中心となる。戦中から戦後にかけて『早稲田文学』に論文を執筆、実証的な手法で文学史家としての評価を固めた。

1949年(昭和24年)、早大文学部教授。日本近代文学館の設立に参加、常務理事を務める。

1972年(昭和47年)、早大を定年退職、名誉教授。大東文化大学教授、大東文化大学大学院特任教授を経て、逝去まで同大学院講師。

1983年(昭和58年)、『稲垣達郎学芸文集』で読売文学賞を受賞。

 

妻は昭和期の児童文学者の「稲垣昌子」(1907(明治40年)-1981(昭和56年)     旧姓藤原昌子。梅花女専卒,早稲田大学英文科修了

大正3年~8年、膳所中学(膳所高校)17回卒。1級下に外村 繁(東近江市出身作家)
がいた。2級上には外村繁の兄もいた。

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