”スローライフ滋賀” 

「学力テスト」 滋賀県の平均正答率が10回連続で全国平均下回る

 小学6年生と中学3年生を対象に今年(令和6年)4月に行われた「全国学力テスト」の結果が公表され、滋賀県は10回連続で全ての科目で全国平均を下回った

 「全国学力テスト」は文部科学省が子どもたちの学力を把握して授業の改善につなげることを目的に、全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っている。
 ことし4月に行われた学力テストには滋賀県内321の小中学校などの児童や生徒、2万3000人余りが参加し、このほど結果が公表された。

 それによると、滋賀県内の平均正答率は小中学校ともに「国語」と「算数・数学」が10回連続で全国平均を下回ったことが分かった。

 このうち、

▼小学校の平均正答率は全国平均より「国語」が2.7ポイント、「算数」が1.4ポイント低くなったほか、

▼中学校は「国語」が2.1ポイント、「数学」が1.5ポイント低くなっている。

 いずれの教科でも記述式の問題に課題が見られたということで、滋賀県教育委員会は市や町の教育委員会と連携し、授業内容を見直すことにしている。
滋賀県教育委員会の福永忠克 教育長は「全国平均と差があることはしっかりと受け止め、子どもたちが問題を解く喜びを感じられるよう、市や町とともに授業を改善していく」と話している。

<NHK大津より>

【ブログ筆者コメント】                                     滋賀県の公教育は悲惨である。私は長年滋賀を離れ滋賀に戻ったのは5年前になるが子供たちの教育レベルが低いのに気づいたのは3年以上前であった。その理由は孫の教育に関係するからである。その孫も早や中3になり来春高校受験の年齢になっている。

 以下の過去ログにも指摘しているが今年も全国平均を下回り、滋賀の公教育の失敗を更に積み上げ10年連続全国以下の学力レベルの実態をどのように感じているのだろうか。この体たらくの責任は誰が取るのか。最もの被害者は子供達である。

 滋賀県は本当に不思議な県である。この悲惨な実態に誰も、何も声を上げない、言わない、責任を取らないことの主体者である滋賀県教育委員会、市町の教育委員会は毎年同じ言葉の繰り返し。(筆者の過去ログを参照下さい)

 教育委員会を管理指揮するのは知事、市町らの首長も一切能動的に動いた形跡もない昨今は少子化の話題(出生率)は出るが滋賀のように10年も全国以下の教育レベルに甘んじていても具体的な動きは見えない。

 結果的に10年も実績を上げられない滋賀県教育委員会は無能であり失格である。まずはその責任を取り、長は交代し、やる気のある新たな執行体制を確立し本当に出直しを図るべきだと思う。

事の責任は教育委員会だけではない。行政の首長の責任は重く、特に知事の責任は重い。首長の認識が低ければ現状がこの先も続くだけである。

 繰り返しになるがことは重大である。小学校で低ければ、確実に中学も引きずり低くなる。高校の全国レベルテストはないが高校でも同じ傾向が連鎖しているに違いない。

 また、滋賀の親御さんも何の反応がない。もはや滋賀のこの実態の改善が期待できない悲観的な現実を諦めているのだろうか。はたまた自己防御対策を講じているのだろうか。特に10年間も実績を出せない無能の滋賀県教育委員会をはじめとする公的教育機関だけには頼れないのは現実だろう。

 我が家は自己防御、補強を図っている。その効果は明らかである。主たるプレイヤーは塾でその主な役割は入試対策等即効性のある内容に重きを置かれるとは思うがそれでもまじめにそれらに取り組めば公的教育では足りない分を補強され、成果に反映される。補強策を受け入れるか否かは当事者次第であるがそれは後に受ける教育レベルに影響を受けるのは事実である。                                             公的機関と民間の役割は自ずと異なるが人間のベースとなる重要な時期に全国の平均学力レベルを与えられない滋賀県の公的教育には未来がない。悲しい県である。

 

 私はこれまでブログで批判中傷することを由としてこなかった。しかし、未来ある子供たちの教育問題には辛口であろうがコメントすることにした。

 来年2025年は滋賀国体(滋賀スポ)を開催することになっているがこれをするだけの意思があるのなら「2025年滋賀公的教育再生元年」とでも称した、マジで「5年計画」で実績を出せる「滋賀の教育再生プログラム作成」と「具体的な実施体制を確立」、「予算化」を図るべきである。

 立案に際しては無能のそしりが免れない滋賀県教育委員会だけに任せず、第3者から大いに知恵を得るべきであろう。特に成功している他県から継続的に支援を受けるのも効果があろう。また、子育ての第1責任者である親を引き出しプログラムの実施に深く関与させることも肝要である。

 また、教師にも問題がある。教師は個人商店主みたいなもので、スポーツ団体競技や企業の一員みたいに協働に慣れていない。従って、教育委員会は管理するのではなく教師のサポーターに徹するべきである。如何に現場の第1戦の教師がやり易くし、効果が出るように常に配慮することである。足らないことがあれば即時に声を上げアクションを起こす。後に出る結果や効果を常に予測する思考や仕組みも必要である。

 数えてみれば課題はあり過ぎる。よって欲張らず最初の数年は着実に効果が出る対策から始め成功体験を持つことから始めることが長続きの原動力になろう。 やって出来ぬことはない。目覚めよ。マジで立ち上がれ滋賀県民!

【過去ログ】

今年もまた「学力テスト」 滋賀県は英語を除き”9回連続で全国平均を下回る"
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/2009433e77aca28ad114b76c75de1922

2022年「全国学力テスト」  滋賀県は8回連続 全科目で全国平均を下回る
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/73bd910ae72dde9f294fdbf161ff3b18

「全国学力・学習状況調査」 滋賀県の小中学力全国平均下回る
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/54e98b244c9fa3f3f763d2aeaa12368d

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