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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第43回) ケニア、タンザニア、ウガンダ3か国に隣接するヴィクトーリア湖とケニアのキスム

 かつてヴィクトーリア湖を囲む「ケニア、タンザニア、ウガンダ」の3か国は東アフリカ共同体を構成していたことがある。従って通貨シリングも機能していた。
しかし1970年代に共同体は決裂し瓦解した。
 私が1978年、ケニア側の「キスム」を訪れた時、共同運航していた船は各国に係留したままであった。
時の大統領はケニアッタ(ケニア初代大統領)、ニエレレ(タンザニア初代大統領)、アミン(ウガンダ)だったと思う。アミンは軍人で大量虐殺で悪名をはせていた。


 キスムは、ケニア西部にある都市でニャンザ州の州都及びキスム県の県庁所在地。人口は約41万人でケニア3位であり、ケニア西部の中心都市である。
ビクトリア湖北東部のカビロンド湾の湾奥部、標高1170mにある港湾都市である。大ビクトリア湖盆地の中ではカンパラについで重要な都市である。ルオ族の居住が多い。

 ケニアの「キスム」へは1977-1979年間にザンビアに赴任中の期間、休暇で訪れたものだった。この時は「Lake Victoria」に行くこととキスムに住む同じ任務についている友人に会うためであった。
 ウガンダ・ビクトリア湖(CNN) アフリカ東部ウガンダとタンザニア、ケニアの3カ国にまたがるビクトリア湖は、淡水湖としては世界第2位、アフリカでは最大の面積(約7万k㎡)を誇る巨大な湖だ。何百年もの間、貴重な水資源として湖岸に住む数百万人の生活を支えてきた。
 ナイル川の源流でもあるビクトリア湖には、80以上の島が浮かび、住民は漁業や湖岸の事業で生計を営む。

 この時はナイロビからキスムまで6時間余(340km)のバスで行った。道中、美しいハイランドもありコーヒー畑、紅茶畑があったと記憶する。
キスムではビクトリア湖で大きなナイルパーチを狙ってトローリングも楽しんだ。また、友人宅では予め認可を得ていた趣味の無線も短時間だったがさせて貰った。
1978年のこの時期、現ジンバウベ(旧ローデシア)が英国から独立する前でザンビア国内も隣国に引きずられて生活物資の一部が欠乏した時があった。そんな時期だったがケニアは物資が豊富だった。ナイロビで物資の買い出しをしたのを覚えている。
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