管首相は、
放射性物質が拡散するときに
同心円状に広がることはあり得ないというシミュレーション情報を、
DTRA
(アメリカの大量破壊兵器の環境に対する影響の評価機関)
から得ていたようです。
避難勧告をするときはそれを考慮せよ、
という趣旨が含まれていたでしょうにね
(週刊文春4月14日号「米軍が官邸に届けた『放射性物質拡散シミュレーション』」参照)。
菅首相は、その情報を斟酌しませんでした。
恐らく、理解できなかったのでしょう。
しかし、日本人は、管首相が考える以上にタフで、理解力旺盛です。
今、伝えても遅きに逸しない内容も含まれていると思えますので、
生かして欲しいです。
内容は、
僕が前に紹介した、
スウェーデン研究所の山内正敏氏という日本の科学者の報告に似てます。
ただ、すこし違う部分もあります。
それは、拡散する範囲についてです。
チェルノブイリ事故のときは、
180キロ離れたところで、雨と共に多量の放射性物質が降り、
局所的に放射線の濃度が高まって、
ゴーストタウンになった村が出現した記録があるそうです。
そのことにも触れられていました。
今回の福島原発事故につき、
政府は事故の深刻度をレベル5としています。
そうじゃないんじゃないの?
レベル7だろう、
という疑義が出されたと言ってよいでしょう。
これは、避難区域設定の範囲の妥当性に影響します。
今は、20キロ区域圏内が立入り禁止です。
もし、アメリカのする評価が正しいとすると、
危険区域の範囲をひと桁あげるべきで、
半径200キロ圏内は、
放射能汚染が確認され、立入りが制限される可能性なし、としえないです。
雨が降った時は、要注意です。
日本の地図を見て、
自分のいる場所が半径200キロ圏内にあるかどうか、
確認しておいた方がよいでしょう。
不幸にして、事故が収束せず、
政府が事故の深刻度をレベル7に引き上げたとき、
避難区域が変更されたと考えるのが賢明かもしれないです。
さて、もう一つ、アメリカ軍は、
菅首相に注意を惹起したことがあります。
それは、南西に風が吹けば、
約6時間で東京に達するようだということ。
何と6時間ですよ、6時間!
4日、官邸は、
気象庁の放射性物質の拡散状況に関する
予測を公表することに決めました。
しかし、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム、
スピーディー(SPEEDI)による情報は、いまだ公開されていません。
東京から逃げ出す人が続出するのを、
心配なさっているのかもしれないですね。
しかし、今でもまだ、危機を脱したわけではありません。
現状維持のため
核燃量をごしごし洗っているだけのこと(東電は冷却と称してますが)です。
また、海へ汚染水を放出。
格納容器の圧力が高まれば、またベントをして
放射性物質を空気中に散布するでしょう。
放射能の影響が人体に出るのに5年とか10年の期間、
あるいは、それ以上の何十年かの期間を要します。
そして実際、影響が出る長年月が経って初めて、
人々は、やっと放射能というものの恐ろしさを知ることになります。
政府は、原乳の汚染を認め、
出荷停止を命じました。
この命令が簡単に出来た背景には、
原乳に関する政府の無知があったから、という疑いがあります。
菅首相を始めとして、
政府の人たちって、牛がそもそも何を食って生きていたか知らなかったと言います。
皆さんは、知っています?
牛は、サイロの干し草を食べているのです。
サイロの中にあった草ですからね、放射能とは無関係と推測されます。
テレビでインタビューを受けていた牧畜業を営んでいる方が
憤懣やるかたないという表情で語っておられました。
では、牧草地の草など食べてないということは、
牛の放射性物質の摂取経路は、どう考えるべきなのでしょうか。
水や空気から直接、摂取した…
としか言いようがないではありませんか。
ホーレンソウのような広がっている葉っぱ系の野菜を食べなきゃいいんだ、
という問題ではないわけです。
さて、「今後」に話を移しましょうか。
希望としては、空気や水に危険性なし、と思いたいです。
しかし、危険は、そこにあります。
ただ、そうと分っても、僕たち人間は、空気や水なしで済ませられないですね。
せめて危険と知りつつ、摂取するようにしましょう。
アンテナを張ってさえおけば、避けられる危険もあることでしょう。
一刻も早い、SPEEDI(文部科学省所管)の情報公開を政府に求めます。
放射性物質が拡散するときに
同心円状に広がることはあり得ないというシミュレーション情報を、
DTRA
(アメリカの大量破壊兵器の環境に対する影響の評価機関)
から得ていたようです。
避難勧告をするときはそれを考慮せよ、
という趣旨が含まれていたでしょうにね
(週刊文春4月14日号「米軍が官邸に届けた『放射性物質拡散シミュレーション』」参照)。
菅首相は、その情報を斟酌しませんでした。
恐らく、理解できなかったのでしょう。
しかし、日本人は、管首相が考える以上にタフで、理解力旺盛です。
今、伝えても遅きに逸しない内容も含まれていると思えますので、
生かして欲しいです。
内容は、
僕が前に紹介した、
スウェーデン研究所の山内正敏氏という日本の科学者の報告に似てます。
ただ、すこし違う部分もあります。
それは、拡散する範囲についてです。
チェルノブイリ事故のときは、
180キロ離れたところで、雨と共に多量の放射性物質が降り、
局所的に放射線の濃度が高まって、
ゴーストタウンになった村が出現した記録があるそうです。
そのことにも触れられていました。
今回の福島原発事故につき、
政府は事故の深刻度をレベル5としています。
そうじゃないんじゃないの?
レベル7だろう、
という疑義が出されたと言ってよいでしょう。
これは、避難区域設定の範囲の妥当性に影響します。
今は、20キロ区域圏内が立入り禁止です。
もし、アメリカのする評価が正しいとすると、
危険区域の範囲をひと桁あげるべきで、
半径200キロ圏内は、
放射能汚染が確認され、立入りが制限される可能性なし、としえないです。
雨が降った時は、要注意です。
日本の地図を見て、
自分のいる場所が半径200キロ圏内にあるかどうか、
確認しておいた方がよいでしょう。
不幸にして、事故が収束せず、
政府が事故の深刻度をレベル7に引き上げたとき、
避難区域が変更されたと考えるのが賢明かもしれないです。
さて、もう一つ、アメリカ軍は、
菅首相に注意を惹起したことがあります。
それは、南西に風が吹けば、
約6時間で東京に達するようだということ。
何と6時間ですよ、6時間!
4日、官邸は、
気象庁の放射性物質の拡散状況に関する
予測を公表することに決めました。
しかし、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム、
スピーディー(SPEEDI)による情報は、いまだ公開されていません。
東京から逃げ出す人が続出するのを、
心配なさっているのかもしれないですね。
しかし、今でもまだ、危機を脱したわけではありません。
現状維持のため
核燃量をごしごし洗っているだけのこと(東電は冷却と称してますが)です。
また、海へ汚染水を放出。
格納容器の圧力が高まれば、またベントをして
放射性物質を空気中に散布するでしょう。
放射能の影響が人体に出るのに5年とか10年の期間、
あるいは、それ以上の何十年かの期間を要します。
そして実際、影響が出る長年月が経って初めて、
人々は、やっと放射能というものの恐ろしさを知ることになります。
政府は、原乳の汚染を認め、
出荷停止を命じました。
この命令が簡単に出来た背景には、
原乳に関する政府の無知があったから、という疑いがあります。
菅首相を始めとして、
政府の人たちって、牛がそもそも何を食って生きていたか知らなかったと言います。
皆さんは、知っています?
牛は、サイロの干し草を食べているのです。
サイロの中にあった草ですからね、放射能とは無関係と推測されます。
テレビでインタビューを受けていた牧畜業を営んでいる方が
憤懣やるかたないという表情で語っておられました。
では、牧草地の草など食べてないということは、
牛の放射性物質の摂取経路は、どう考えるべきなのでしょうか。
水や空気から直接、摂取した…
としか言いようがないではありませんか。
ホーレンソウのような広がっている葉っぱ系の野菜を食べなきゃいいんだ、
という問題ではないわけです。
さて、「今後」に話を移しましょうか。
希望としては、空気や水に危険性なし、と思いたいです。
しかし、危険は、そこにあります。
ただ、そうと分っても、僕たち人間は、空気や水なしで済ませられないですね。
せめて危険と知りつつ、摂取するようにしましょう。
アンテナを張ってさえおけば、避けられる危険もあることでしょう。
一刻も早い、SPEEDI(文部科学省所管)の情報公開を政府に求めます。
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