のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

日刊ゲンダイ / 「安倍政権が進める介護崩壊」

2014年12月18日 21時45分20秒 | 介護
清水由貴子さんという歌手のこと、

覚えてらっしゃいますか。

「お元気ですか」

という持ち歌があったようですね。

こんな歌です。



アイドル時代のことは、

よく知りません。

2009年4月、

静岡県小山町の冨士霊園の父親の墓前で硫化水素を吸い、

自殺していたのが見つかった事件があり、

それ以降は、

よく思い出します。

それと言うのも

自分の体験と二重写しになったからでしょう。

僕の親父が亡くなったのが

2008年です。

1人で母親の介護をしてました。

身内の恥を

晴らすようですが、

親族一同、集まったとき、

ある人が

「大変ですね」

と言いました。

その返事をする前に弟が

「介護保険法があるから大変ではありません」

と言ってました。

面倒見てるのは僕なんですよ。

我が弟とはいえ、

言葉を失くしました。

ヘルパーさんが来るったって、

食事を作りに来るだけです。

しかも

僕が食べる分まで作る必要はないんだという話、

介護マネージャーから

恩義せましく何度聞かされたか…

山田昌弘とかいう無神経な社会学者が

親の面倒を見る息子、娘を

シングル・パラサイトなどと呼んで、

侮辱していた時代です。

僕のプロフィール欄にイラストが

載っているでしょ。

これは、

ミトコンドリアの図式図です。

上掲、

社会学者に対する反論が

このミトコンドリアの絵です。

人間を初め、

陸上動物が酸素呼吸して

生活し得るようになったのは、

この対内異生物である

ミトコンドリアのお陰なのです。

この細胞は、

対内で動き回って

生殖相手を探す相手を探すわけではないです。

ただ宿主を酸素の毒性から守って障害を終えるのです。

それでもいい

という覚悟がなければ、

親の介護なんてできるもんじゃないです。

介護している最中、

頭の中では、

クイーンの音楽が鳴りっぱなしでした。

久しぶりだし、

アップさせもらいます。



僕の寿命が10年縮まって構わない。

1分でいいから、

お袋が長生きできたらいいという僕の気持ちに、

この曲が一番ぴったりでした――。

一瞬、1瞬、自分の命を削るような感覚の下、

お袋の健康を祈って生きてました。

そこまで

思いつめた介護をしてました。

人に付き添うって、

本当、とても大変です。

僕の寝床は、

いつも毛布一枚です。

お袋の足元で寝転がってました。

緊急事態に何時も備える毎日でした。

しかし、それが喜びだ…

というところまで行ってました。

相続のために

介護してるんじゃない。

その証明のために

認知症の診察を得て

後見人を立てようとしてました

(しかし、大阪府立住吉病院の精神科の先生に

「認知症」を診断をしてくれと頼みに行ったのです。

そうすると、

診察料として5百万もらうと言われ、

その話は立ち消えしましたけど、

僕が何か

認知症の診断で不正な利益でも得ようとしていると

勘違いされたのですかね。

もし、そう診断されれば、

後見人に財産管理権が移ってしまうんですよ。

僕の手が縛られるだけの話なのに、

僕が何だか

欲ボケで何かしようとしている

という解釈をされているように見えました。

しかし、この人、病院の中では最も権威ある人なのですよ。

そんな立派な先生であっても、

介護に関しては、

そんな風に誤解だらけなんです)

どんなに熱心、一生懸命でも

世間から誤解を受けますし、

失敗もあります。

介護が

そんな苦しいものだと

誰も思ってないでしょう。

しかし、それが分る人間でなかったら、

軽々しく介護を論じて欲しくないと思います。

その大変な仕事、

やって下さる人の報酬を削るようなこと、

断固、反対です。

なお、介護報酬の引き下げについては

アキヲ‏@aco_lon さんの

次のツイートもお読みください。

――ヘルパーが必要なのは高齢者だけじゃなく障害者も、身体障害だけじゃなく知的障害、精神障害、発達障害ある人にも必要なのです。足りない、全然足りない〔17:28 - 2014年12月18日 〕――



〔資料〕

「安倍政権が進める介護崩壊」

   日刊ゲンダイ(12月18日付〈17日発行〉)


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