ギター

今日はスタジオ。
おそらく今年最後のスタジオになるんじゃないかな。
今日はみんなで焼き肉屋さんに昼ご飯を食べに行く。激まず激安の焼き肉屋で
チゲを食べたんだけど、それの具材の貝がとてつもなく
女性器に似ていて、おいら興奮どころか気味悪くなりました。



女性は股間に貝をつけてるんだね。しらんかった。


今日はこの前買ったICレコーダーを早速使ってみる。
なんか今日はすごく自分の閃きというのか、心のちょっと奥の部分から色々な
のが産まれてくる。
じゃじゃんって鳴らしてたくさんフレーズが産まれた。

なんとも言えないビートである。
何故か、いや、わかってたんだけど昔からどうも俺が作ると曲が薄暗くなる。
メジャーコードで演奏してるんだけど、どこかマイナーなアプローチになっている。
そこがすごく課題だったんだけど、もう考えるのがめんどくさくなったのでこのまま行く。

良い言い方をすれば、おいらには哀愁がある。
悪く言うと根暗。

ね

く

ら

(゜д゜)、ペッ

ねくらである。明るくなろう。がんばれがんばれしんちゃん


がんばれー。



でもメンバー全員が明るいようなノリノリのロックンロールを好きではない系なんで少し助かってる。ゆきちゃんのフレーズなんか俺よりさらに暗い。
あいつも相当の哀愁かもしくはネクラである。

がんばれゆきちゃん


がんばれー(゜д゜)、ペッ


曲も次の作品からまた少し変わる気がする。もちろん進化の意味で。
それを怖がらないメンバーもたいしたもんである。
リョウタも手癖を少しづつなくしてきてるし、ハヤトはメロディックなフレーズもドゥーミーなフレーズも使いこなすマルチプレイヤー。
ゆきちゃんは言うまでもなく天才の域にいる。
俺はだんだん自分が追い込まれている気がして少し怖い。

だが逆にプレッシャーになってだんだん俺の背中を押しやがる。
新曲は速ければ春先には作品にしたい。

どうしても聴かせたい歌がまた増えた。
めちゃくちゃなおいらを表現できるのはギターのみ。
感情ギターって洒落で言ってるんじゃないよ。おれほんとにギターで
歌ってる気でいる。あんたにわかるかしらないけど、まだ知らない
あんたにも俺の声聴かせたい。


その後は夢うつつのスタジオ。
もう来週ライブである。今回は歌物が多々あるのでこれもまた感情を込める。
海の底辺で彷徨いながら上を見たとき、空と水面のグラデーションが
思い浮かんだ。

俺はいつだって余裕な顔を演じている。
ゆきちゃんはいつもそれをあてにしてくれる。

いいバンドができたと思う。
ギターとピアノだけで、ここまで壮大な音楽ができるなんて思ってなかった。


おれ多分ギターあったらなんにもいらんのかもしれない。
狂っててもいい、間違っててもいい、良いか悪いかは実際聴いたお前にしか決めれないんだって。