望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R4.1.22 高尾のシモバシラは昨年ほどではなかった

2022-01-23 18:48:50 | 山歩き

天気の良い土曜日、数日前までは山中湖畔の大平山でダイヤモンド富士を撮影するつもりだったが、東京都は21日からまん防を出し、そこには「不要不急の都道府県間の移動は自粛すること」とある。小池百合子都知事が都民のためにやれることをやっているとは到底思えないが、現実問題としてオミクロン株が大流行しているのが現状だ。これに一応したがうことにした。でも、ステイホームはできない。前のレポにも書いたように平日はずっとパソコン仕事なので、気分転換を図りたいのだ。行先を都内の高尾にすればイイのだ。それも早朝ならば混雑している場所、時間をさけているし、何よりも屋外ならばエアロゾル感染も起こらないだ。

前置きが長くなった・・・

前日は太宰陸橋から帰宅後、仕事を小一時間こなした。15:30に中断していた分をやらないといけなかった。

夕食後に翌日の準備開始。シモバシラ探しは昨年1月3日以来だが、そのレポを見れば、上下ともジオラインEXに軽い方の三脚、ハクキンカイロが必要なことはすぐに思い出せた。さらにずっと使えていないマクロレンズを担いでいくことにした。

21:30にベッドへ。

4時のアラーム一発で起床。すぐにジオラインに着替えた。洗濯物を干して、朝食を済ませたところまでは良かった。しかし、トイレに入ったが、出るものが出ない・・・ここで数分間のロス。これで予定していた中央線は1本後にするしかなかった。

家の外に出てみて、それほど寒くないことに気づいた。

それはともかく、昨晩のアシタノカレッジを聴きながら少し急いで国分寺駅へ

5:43の中央線はそこそこ乗客が居たが、座ることが出来た。高尾到着の1分前にアラームをセットして眠ることにした。冬の電車はシートが温かいのであっという間に爆睡。

高尾駅で京王高尾線へ。良い色だ。昨年1月3日のようにもっと早い中央線に乗れば、金毘羅台からこの色を見れたかなと思ったのは後の祭り。高尾山口行き到着までの8分間に体操をして、直ぐに出発できるようにした。

高尾山口駅に着き、小用を済ませ、早々に出発。(6:27)

日の出を見ようと思うなら1号路だろうが、今日は間に合わない。久しぶりに稲荷山コースで登ろうと考えた。

ケーブル駅にはデカい寅年の表示、その後方には月齢19の少し欠けた月が輝いていた。

ケーブル駅のベンチでタイオンダウンを脱いだ。上述のようにそれほど寒くなかったのでもういらなかったのだ。

ここで便意がやってきた(^_^;)

上述のように自宅での出が悪かった。不思議だが、先ほどまで何も感じていなかったのだが、ここで一気にやってきた。仕方ない。駅に戻ることにした。

次の電車でやってきたらしきハイカーとすれ違いながら急ぎ足で駅へ。ここのトイレはとてもきれいなことは分かっていた。どっさり出て一安心。これを我慢しながら歩くかずに正解だ。

改札を出ようとスイカをタッチした瞬間、ピンポーン♪

自動改札のドアが閉じられた。中に居た若い係員にスイカの処理をお願いした。「外にもトイレはありますよ」と呆れ顔でスイカを返してくれた。「いやぁ我慢できなかったんですよ」と本音で返答した('◇')ゞ

リスタートして稲荷山コース登山口へ。(6:51)

歩き始めて数分、あっという間に暑くなった。他のハイカーの迷惑にならないように登山道が少し広くなったところでネックウォーマーをザックへ、ハクキンカイロをズボンのポケットから上着のポケットへ移した。併せてラジオを点け、蓮見を聴き始めた。中央線の山梨県内では雑音が酷くて聴きにくいことが多かったが、ここ高尾ではクリアに入った。

いつもはそこそこハイカーの居る稲荷山コースだが、不思議とこの日はそれ程多くなかった。お陰であごマスクのまま進むことが出来た。

東屋まで30分程の間に抜かれたハイカー、トレランさんは3,4人。一方7時過ぎだが降りて来たハイカーと出会った。

7:29 展望台へ

勿論デジイチタイム。手前の木々が伸び、写真が撮りにくくなった。

毎回狙ってしまうスカイツリー

筑波山

パンを食べてエネルギーをチャージ

7:38にリスタート

稲荷山コースは被写体が無い。どんどん進んだ。

8:01 んん、なんだこれ

なるほど、改修工事か。

枝道を数分進み、6号路の旧飛び石へ。ここで一気にハイカーが増えた。つまりは6号路を上ってきたハイカーが多かったということか。

凍結しているところが有った。高尾の標高とはいえ、なめてはいけないね。慎重に進んだ。

数分進むと、真新しい階段が出てきた。急ぎたくないので、後から来た数人に先へ行ってもらい、ついでにパチリ。

この階段付近は一昨年3月にハナネコノ狙いで来た時はこの通りだったが、検索すると昨年春に工事が行われたようだ。上りながら随分長いなとうんざりだったが、ここは382段あるという。石割神社の階段が403段だからそれほど変わらないという訳だ。検索した中に「高尾は丹沢化し、階段地獄になった」とあったが、まさにその通りと感じた。

ゴージャストイレ手前の舗装道、画像に小さく写る男性は何かを探していた。まだお花には早いはずだが、さて

ゴージャストイレはまだ使えない時間だったので、先へ

8:22 高尾山頂へ。昨年11月の紅葉時期と比べたら(画像)随分空いていた。

まずはVC傍のトイレで小用を済ませた。そして遠目に見えていた富士を狙うことにした。

PLを付けてデジイチタイム

広角で丹沢を入れてみた

右(北)側には南アルプスも見えていた

こんなにクリアな展望が得られるのに、これから日陰のシモバシラ探しに行く訳だ。う~ん、目的を間違えたかなぁ。

やはり山中湖に行けばよかった

自分で決めたことなのに、こう思ってしまうのは性格だよな。((+_+))

山頂から数十m下ると東屋のテーブルが空いていた。ここでブランチにすることにした。

上述のように今日はコッヘルではなく、熱湯をテルモスに入れてきた。この保温力を過信すると温度が下がり不味くなる。まだ8時半過ぎだが早めに食べたほうが美味しいはずだ。

食後奥高尾分岐からもみじ台巻道へ。昨年はここで「どっさり」見つけたのだ。

遠目に同じ目的の方が見えた。よ~し!

まずはザックを置いてネックウォーマーを首へ、ハクキンカイロをズボンのポケットへ戻した。ここは日陰だし、この後登りは殆ど無いはずだ。

さらに三脚を出した。

ISOは1600にして、まずはいつものレンズで撮影

勿論ロープは越えずに撮影していますよ

マクロに付け替えて、三脚を一本足状態で伸ばし、届く位置にあるものを狙った。

どっさりだった昨年よりも量、大きさともにイマイチ。まぁ仕方ないか。

10m程前で足元を探していたベテランさんが左側に進んだので、なんとなく彼の後へ着いて行ったところ、メインルートに出た。当たり前か。

少し進んでこの巻道へ

画像に小さく写る彼らが側面を見ていた。

なるほど、ここにもあった。それに登山道から大分近いぞ。もう一度三脚を出した。

目いっぱい寄らないとマクロの意味が無いよね。でも、何を撮っているのか分からないか(^_^;)

こんな感じで撮りましたよという状況写真

やはりマクロを使うのは楽しい。昨年ほどではないが、それなりに満足できた。

少し進むと一丁平園地のトイレ脇へ出た。

小用を済ませた。昨年も撮ったが、ここの蛇口の下はイイ感じに凍っている♪

ズーム

10:03 その後は恐らくシモバシラポイントで一番有名な巻道へ

シモバシラ狙いの人は居なかった。それは無理もない。目を凝らすと辛うじて見つけることが出来たが、もう溶けてしまった感じだ。ここで見つけられたのはH25年12月だが、その時も感動はあまりなかった。ここで撮るならもっと早い時間なのだろう。先ほどのもみじ台巻道の方が良かったね。

前の人が右へ進んでいった。今度もついて行ってみた。主体性無いね

ほぉ~、ここは初めて来た。

スマホでもパチリ

この頃、突然ラジオが聞こえなくなった。電池切れではない。スイッチは入るし、チャンネルを変えることはできる。しかし音が出ない・・・なんだかトラブル続きだ。

この後どうするか、決めかねていた。ベンチで少し休み、YAMAPを見てどうやって下山するのか考えた。結局決まらないまま、なんとなく、メインルートを戻り一丁平の展望台へ

10時半でも富士はクリアだ。

東屋でテルモスの残り湯でカップスープを作った。

再びこの後どのコースで下山するか考えたが、高尾方面へ戻ってから下山するのは楽しくなさそうだ。結局城山まで行き、日影沢林道を降りることにした。

メインルートは多くのハイカーが通っていたが、この時間にマスクを着けるのは暑い。向こうから人が来るたびにあごから口元にずらした。

今日も賑わう小仏城山山頂へ

数分前まで通過するつもりだったが、吸い込まれるように行列に並んだ。

他のメニューも考えたが、結局おでん(500円)を注文した。前回もこれを頼んだがとても美味しかったのだ。この時もカップ麺を持たずに来て、空腹に負けたんだよね。

食事しながら周りを見るとそれぞれが楽しそう。中には缶ビールを飲んでいる人もいた。

まん防が出ているなんてちっとも感じられない、いつも通りの風景だった。屋外だから大丈夫!

11:25 下山開始

正午前でも八王子方面は良く見えていた

この時期の日影沢林道は被写体が無い。したがって、ハイカーは少ない。上ってくるハイカーは3人だったかな。そしてトレランさんは同じく3人程、トレーニングには人が少ない方がイイのだろう。一方抜かれたのはこのトレランさんだけだった。

さらに進むと小学校低学年くらいの兄弟と若いお父さんに出会った。彼らの足元はバッチリ凍っていた。小さくても橋は危ないね。画像はお父さんの足元、子供達は滑るのを楽しみながら通って行った。

キャンプ場を通過して、駐車スペースへ。今日も沢山の車が停まっていた。

日影バス停には二人。近寄って時刻表を見ると次は15分後だ。これならあそこまで行ける

10分進んでするさしの豆腐

今日はおからドーナッツを買うことが出来た。これはお気に入りなのだ。

1個食べてから数分後にやってきた高尾駅行きへ乗り込んだ。

14時少し前に帰宅。

こちらもご覧ください

YAMAP 山域別(高尾) 花見のページ

 

 



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