
YAMAPにヘッデン歩きで大山に登り、下山して紅葉の大山寺を撮影した素晴らしいレポがあり、真似したくなった。
この計画を実行するために大山ケーブル駅に最も近い第二駐車場に車中泊する計画を立てた。木曜夕方に寝袋などをタントに積んでおき、金曜日はいつも通り出勤。17時頃帰宅して大急ぎで洗濯物他を片付け、夕食を済ませ、17:50頃に出発。
いきなり東八道路が混んでいた。何事かと思って数分後、パトカーと救急車が見えた。そして、ひしゃげた乗用車が見えた。こんなところで事故か(+_+) 自分も気をつけないと
荻上チキsessionはタイムフリーやyoutubeが殆ど、カーラジオでリアルタイムで聴くのは久しぶりだった。20号へ出て、府中、日野、八王子とそこそこの交通量。我慢の時間が続いた。八王子から16号、橋本五差路から129号、金田交差点から246号。いやいや、この時間に通っちゃいけなかった(+_+)
246号を右折し、大山への県道を進んだ。
事前に過去レポを見たが、H31年はヤビツ峠から、R1年は伊勢原駅からバスだった。つまり車でここを目指すのは初めて、大山の参道なのだろうが、両側に旅館が並ぶ道を進み、大山ケーブル駅が見えたところで目的の駐車場が見えた。
駐車料金は24時間で1000円と分かっていた。入口で1000円札を入れ、中へ。
21時少し前の時点では1台も停まっていなかった。入口から一番近い小型と表示されたところへ停めた。車中泊をする人は居ないのかと思いきや、数分後に沼津ナンバーの普通車が到着し、夫婦が出てきた。
まぁイイ。翌朝が早いのだ。直ぐに出発できるように三脚をザックに付けるなどの準備をして、21:25頃に寝袋へ。
今回も熟睡出来たかは怪しいが、とりあえず3:30のアラームに叩き起こされた感じはするのでちゃんと眠ることが出来たのだろう。車内で直ぐにジオラインLW下に履き替え、秋冬用の山ウェア、靴下を履いてからドアを開けた。
周りを見ると車中泊らしき車が7,8台。大山登山はともかく、紅葉の大山寺が混雑することは知られているので、混む前に停めようと考えたのだろう。
土曜日朝のお約束、プレ金ナイトをスピーカーで聴き始めた。
そして、予想より寒くなかったが、上に行けば超寒いはずとハッキンカイロに火をつけた。
ここでコッフェルを使う訳にはいかない。パンの朝食とした。冷たくて美味しくないが、仕方ない。自販機は数十m先に有ったが、温いテルモスの紅茶で流し込んだ。
体操してYAMAPを作動させ、プレ金ナイトは骨伝導イヤホンで聴きながら、出発(4:22)
といっても登山道ではなく、公衆トイレへ
出すものを出して一安心(^^♪
4:37 コマ参道へ
※R1年は明るい時間に撮影しています。あまり変わっていなかったので、ご覧ください。
参道を抜け、4:44に男坂と女坂の分岐へ。R1年は男坂を選んだが、今回はヘッデン歩きなので女坂へ。
始めの石段を数分進んだところで汗びっしょり。インナーはジオラインLW上下、ネックウォーマー、ハッキンカイロはここではやり過ぎだったということ。常夜灯のお陰で明るい。ネックウォーマーとハッキンカイロはザックにしまった。
丁度この頃、暗くて年齢は分からないがソロ男性に抜かれた。その後も数人に抜かれた。同じことを考えている人がこんなに多いとは思わなかった。
5:04 大山寺へ。テルモスの温い紅茶を飲み、一休み。
大山寺はR1年下りの時点までは知らなかったのだが、今回はここが紅葉の名所であることは分かっていた。帰りが楽しみだ。
ここからが超急登(@_@)
5:26 大山阿夫利神社下社へ
見晴らしの良い所へ行き、三脚をセット。ここでプレ金ナイトを聴くのを止めた。この先は恐らく圏外になるし、そもそもyoutubeだからいつでも聴けるのだ。
※数カット撮影したが、出来が悪く載せられるのはこれだけ。
日の出まで約1時間。明るくなり始めた空に月齢28の細~い月が見えていた。
準備中に男性ハイカーが到着。彼もゴツイデジカメと三脚を持ってきていた。ここで日の出まで撮影し、上に行くのは明るくなってからとのこと。色々な楽しみ方があるということだ。
「お先に」と挨拶し、先へ
5:44 あと1時間半か。日の出の時間に富士を撮りたかったが無理かな~
時間は曖昧だがこの辺りで降りてくるハイカーに出会い、「早いですね」と声をかけた。
「今日は登ってくる人が多いですね」彼が降りてくる際に7,8人と出会ったとのこと。
この時はそうなのかなと思った程度だが、1時間後に実感することになる。
6時過ぎにはヘッデンを消しても十分な明るさになった。
6:20 そろそろ日の出、東側が開けた所を探さないと・・・
スマホの電波オフを切るとSoftbankでもアンテナが立つ。アプリを起動させ、太陽の位置、日の出の方向ををチェックした。
6:26 なんだ、アプリをチェックしなくても分かるじゃないか。
6:28 雲間から太陽が顔を出した。
沢山撮った中に江の島が写っているカットがあった。
これらを撮影中に若いソロ男性が追い着いてきた。「キレイな日の出でしたね」などの挨拶をした。彼はあっという間に先へと進み、山頂手前で降りてくるときに挨拶した。
リスタートして10分程進み、十六丁目、蓑毛からの道と合流地点。この標柱の奥に富士が見えることは覚えていた。ザックからデジイチを出し、PLに付け替えて数m先のポイントへ
6:43 キレイな富士だが、感激はなかった。
小一時間前なら紅富士だったかもしれない。まぁ日の出を撮っている時点で両立は無理か。
ザックを置いた所に戻ると若い男性トレランさんが追い着いてきた。
「走ってきたのですか」「いいえ、歩いてきました」と彼はとぼけていたが、汗びっしょりだった('◇')ゞ
丹沢らしい木道
7:00 10分少々で富士見台へ
先程の16丁目とあまり変わらないね。
ズーム。そういえば丹沢から富士を撮るのは久しぶりだ
この頃、夫婦ハイカーに抜かれた。そういえば今日女性ハイカーを見たのは初めて。その後は沢山見かけたのだが、暗い時間に歩く女性はあまり居ないのだろうか。
二十四丁目のケルン。前回は気づかなかったな~
7:27 本社の鳥居が見えた。
この鳥居分岐を左へ行けば富士が見えることは分かっていたが、先ほど富士は見たし、日影なので寒い。ここは直進。
本社の付近数人のハイカーを見かけたが、たまたまこの時間は誰も居なかった。数分後、一人また一人、若い夫婦と次々にここへ到着しているが。
ベンチに座り、コッフェルを出してカップ麺タイム。残りの水でドリップコーヒーも淹れた。
食後、公衆トイレで小用を済ませたが、直ぐ降りるのは勿体ない。ここはぐるり展望が得られることは分かっていた。
筑波山
スカイツリー
撮っているときは気づかなかったが、ランドマークタワーとベイブリッジ
相模湾に江の島、その奥は三浦半島。大きな船も写っている
トイレへ戻り、富士山が見えるポイントへ
そういえば山名標と撮るのを忘れていたが、まぁイイ。丁度通りがかったベテランさんにシャッターをお願いした。
ここからは右側に丹沢の主峰がズラリ。
R2年に尊仏山荘泊まってダイヤモンド富士を狙った。その後、コロナの流行が始まったのだ。
続きは明日!