23時頃目が覚めて、トイレへ。そういえば車が2台増えている。さすがにあれは車中泊かな。
見上げる空は曇っていて星も見えない。まぁ誘惑が無くてイイね。
次に目が覚めたのは4:52。ちょうどイイ。今度はホントに起きることにしよう。昨日寝始めたのが18時過ぎだから10時間以上横になっていたわけだ。タント寝はホントに快適だ。
朝食は棒ラーメンと昨日セブンで買ったサラダ。一応健康に気を遣ってみた。(地面に置いて撮ったが、勿論車内で食べている。)
食事中に十m程横の車から夫婦が出てきた。ルームライトが点いていたので彼らも食事をしていたのかな。
こちらは胃腸が動き、トイレで出すものを出し、車内で荷物の整理を開始した。
その頃に2台が到着、男性二人組、ソロ男性が出てきた。祝日の人気の山だ。きっと賑わうだろうな。
再び個室へ行き、タイツと半パンに履きかえた。既に書いたようにここは水洗で、さらに洋式。韮崎市(北杜市)に感謝しないとね。
タントに戻って出発!
え、ここから歩き出さないのかって・・・
既に書いたようにこの山を選んだのは「午前中に中央高速に乗れる位のユルい山」だから、その為には林道を歩いて女岩経由で歩くのは時間がかかって勿体ないと言うこと。
林道を数分走ってここへ。5年前の夏、ヨッシー隊長に教えてもらったポイントだ。なぜかオートバイを積んだ軽トラが停まっていた。運転手は居なかったが、何の目的だろう?
5:56 出発!
ここから登山道へ
この尾根道ルートを歩いたのは3年前の5月以来。あのときは隊長、sanaeさん、sanpoさんと花好きが多く、スミレなどを撮りながらだったので、あまり気にならなかったが、ここは結構な急坂なのだ。
目立ったのはハギの仲間。終わりかけのものが多かったかな。
曇っているし、誰も通りそうも無いのでラジオをスピーカーにしてゆっくり登った。
そうそう、こんな所も超えていかないといけないんだよ。
何だこれ?
この辺は緩やか。
この紫色のお花、可愛いね。
この辺からは樹林帯を進む。
結構ハード(^^;)
ガスが濃くなってきた。
似たような風景が続いたので場所ははっきり覚えていないが、降りてきた若い男女と挨拶した。尋ねると5時に駐車場を出たという。タントから十m位離れた所に停まっていた彼らか?女岩経由で登ったが、山頂ではガスガスで何も見えなかったとのこと。あっという間に降りていった。
以前は気付かなかったが、『カメレオン岩』と木製の小さな標示のある大岩を通過。
トリカブトはあちこちで見られた。秋の花と言えばこれだよね~
7:29 お、この分岐は記憶にあるぞ。あと少しだ。
7:39 山頂に到着! 1時間50分弱ならイイペースだったかな。
先客は画像の年配男性が一人。丁度ミニ三脚をセットしようとしていた彼の分を撮って、こちらもお願いした。
勿論ツィンタワーの前で! 勿論なぜ2本つながっているかの話もした。(ヨッシー隊長のレポ)
お湯を沸かしてドリップコーヒー♪ 今日もお供は羊羹
登ったときは上画像のように何も見えなかったが、ガスが晴れるのを期待してこの男性としばらく話した。お名前はTさん、昨日金峰山小屋で一緒だった方と同じ名前だった。なので、これ以降お住まいの茨城さんとする。彼は御年70歳。若い頃は積雪期の金峰山にも登っていたが、最近はそれほどでもないと言う。
この山は初めてとのこと、ここからは晴れていると南アルプスがズラリ、反対側には昨日行った金峰山、勿論富士も見える(画像)などとアピールした。
また、3年ぶりに来たので木々が随分伸びたと話したが、5年前の8月のレポを見るとこのように結構生い茂っている。年末や冬に訪れたイメージが強かったのかな。
ガスがちらっと晴れて金ヶ岳が見えた。向こうからの八ヶ岳(画像)も素敵などと話したが、あっという間にガスの中・・・
今日は残念ですねなどと話していた頃だった。
8:10 あ、見えた!
甲斐駒!
甲斐駒ズーム。やっぱりカッコイイ!(冬はこれ)
鳳凰!(冬はこれ)
北岳!
少し引いて
こうして見えていたのも10分程度。再びガスって見えなくなってしまった。
見えなくなって数分後、夫婦が二組、ソロ男性が二人登ってきた。
またまた記念撮影を引き受け、ツインタワーのことを話したり、「さっきまではこのように見えました。」とデジイチのモニターを見せ、また見えるかもしれませんと励ましてみたり・・・
8:42 金ヶ岳が一瞬見えた。
その数分後
青梅にお住まいで奥多摩や雲取に良く行くという夫婦に向こうまで行くのも楽しいこと、八ヶ岳がよく見えることなどもアドバイスした。
展望は開けないが真上には青空、そして雲が素敵だ。PLが良く効く!
飛行機が2機・・・見えるかな?
皆さんが目当ての南アルプスは数分間鳳凰のオベリスクなどがちらっと見えた。またガスの中に入ってしまったが、皆さんは安堵の表情を浮かべていた。
9月で気温が高い今日、こうして見えたことはラッキーだったし、ある意味ピーカンで見えるよりもずっとドラマチックだったのかもしれない。
下山開始を8時と決めておいた。茨城さんや他の方に挨拶をして出発!
往路よりもライティングがイイ。上で撮ったのと同じ株かも。
「結構急だね。」
茨城さんが追いついてきた。多分私よりもずっと早いのだろう。
「急ぐわけでは無いから一緒に行きましょう」とのこと。
互いの山の話をしながら降りた。
ザックを背負っていない年配男性が上がってきた。挨拶をすると「ほら、ここ見てみな。イノシシだよ」と指さしたのがこれ。
その数分後、先ほど山頂で見かけたソロ男性を追い抜いた。「早いですね」と言われた。多分私一人ならそれほどでも無かったが、茨城さんと一緒だったため、いつもより早いペースになっていたのだろう。
さらに数分後、足下のデカイ蛾をパチリ!
10:03 下りも1時間ちょっと。やっぱり早かったなぁ。
あれ、タントの向きが変わった?
近づくと山梨ナンバーのタントがウチのタントの側に停まっていただけ。それに色も違っていた。
この先の道を尋ねる茨城さんに一緒に乗っていってくださいと声をかけ、まずはウェアの上だけ着替えて出発。次回はこの道を使うと良いと教えながら数分で深田記念公園へ。この通り満車状態!女岩ルートも山頂も大勢のハイカーが居ることだろう。
茨城さんを下ろし、トイレでタイツを履きかえて数分で出発。風呂に寄っている暇は無い。さっさと韮崎ICへ。中央道上り線は祝日とは思えないほど順調。殆ど動かない下り線を横目にどんどん走ることができた。また、昨夜は10時間以上寝たため、眠気を感じることは全くなく、12:20頃帰宅。こんなに上手くいくとはね。(^o^)
直ぐにシャワーで汗を流し、3日分の洗濯をしてすべてを干してから自転車で府中のケーズ電器へ。やはりスマホは直接シャープへ修理に出すという(T_T)
楽しみにしていたシルバーウィーク山行はこうして終了。
その日の夜にレポ第一弾をアップし、翌日はレポを作りつつ週末ノルマをこなし、連休最終日もこうしてレポを仕上げることができた。筋肉痛でバリバリなので、出かけたい欲求も無く、翌日からの仕事に影響も小さく済ませることが出来た。スマホのトラブル以外は目出度し目出度しと。
ここは葉が落ちた晩秋、初冬がオススメです。その際には金ヶ岳にも足を延ばしてくださいね。
いや、車2台で1台を明野に置いて回収するのも楽しいかもです。
お会いできずに残念です。
ここの食事が美味しいことは多くの方も書いています。是非一度味わってください。
でも富士も見えたようで、良かったですね。
金峰山小屋、なかなか食事は美味しそうですね。随分昔に素泊まりで一度泊まっただけなので、知りませんでした。