望の富士山(blog版)

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H31.2.24 杓子山からず~っと富士が見えていた (24日その2)

2019-02-26 21:50:12 | 山歩き

三ツ峠を下山後、厚手のジオラインを薄手のジオラインに着替え、コッフェルをザックに移すなど杓子山山行の準備をした。

ピッケル君(HP)との待ち合わせは9:35に富士急の富士山駅だが、まだ1時間ほど余裕がある。とりあえず国道137号へ戻り、富士吉田市街を目指した。途中のセブンで個室へ。出すものを出して一安心したところでコーヒーを買い、テルモスへ移した。未明に作った分はとっくに飲んでしまっていたのだ。

9:10頃に富士山駅へ。そういえばここに来るのは富士吉田駅時代以来だ。wikiを見ると平成23年7月に名前が変わっている。

駅の玄関に鳥居。海外からの観光客は喜びそうだが、節操が無いと感じるのは私だけでは無いと思う

約束時刻にやってきたピッケル君と挨拶した。彼と初めて会ったのは一昨年11月石割山ダイヤモンド富士の時だったが、彼のHPから山頂での記念写真などでお顔を見ていたり、掲示板などでやりとりしていた為、不思議と久々な感じは無かった。今回はHPにある「登りたい山」から杓子山をチョイスしてみた。彼は同じ山には二度登らない、同じ山ならコースを変えたいというスタンスとのこと。杓子山から富士をみること、鐘を鳴らしてみたいとの願いを叶えられることを手伝えて嬉しかった。

彼を助手席に乗せて、不動湯

ここへ来るのは28年の12月以来。アノ時はタントでこの荒れた林道をゲートまで行き、帰りにパンクという痛い目を見ている。よって、今回は不動湯の駐車場に停めて歩くことにした。

第一、第二などはいっぱいだったが、さらに上の第四(だったかな)にスペースを見つけた。

バックする際にピッケル君は車の後ろに行き、オーライの合図をしてくれた。さすがの行動力だ。

すでに10時近い。気温も上がっているので、薄手でもジオラインは暑すぎるだろう。ダクロンのシャツに着替えた。

そして朝はニット帽だったが、ハット帽を被ることにした。

またピッケル君にスパッツを付けた方が良いですよとアドバイスした。恐らく山頂近くではグチャグチャだろう。

ここでも私はアレルスクリーンを顔に吹きかけた。ピッケル君も花粉症持ちとのこと。これを勧めたが、要らないという。どうやら効き目について半信半疑のようだ。実のところ私も信頼できるかどうかはまだ怪しいのだ。でも、マスクは使いたくないことは意見が一致した。

9:59 出発 ここからも富士がキレイだ。

大ザス峠を目指して林道を歩いた。

ずっと話しながら歩いているとログハウスに出た。

前はこんなものあったかな~、この林道を歩いたのはかなり久しぶりなので前回のことは覚えていないよ。

中はこんな感じ

ここの傍にあった地図(前回撮影したもの)で現在位置を確認したところ、どうやら分岐を見落としたらしい。

少し戻ると「ゲート近道」との表示があった。

ここを上るのか

10:34 ゲートに出た。

これも以前は無かった気がする。

このゲートからはよく見えるんだよね。

薄雲がかかり、白っぽくなってきたが、富士はずっと見えていた。計画を立てた時点では、富士が昼頃に見えなくなってしまうのではと心配していたが、この日はラッキーだった。

モーター音が聞こえてきた。

11:10 大ザス峠。係員さんが一人。機会の傍に居た。

ピッケル君は「ここから飛んだら気持ち良いでしょうね」と話していた・・・「私は高所恐怖症なので無理です!」

モグモグタイムを取ってから急坂へGO!

山頂が近づいてきた頃、地面はグチャグチャ(T_T)。霜柱が溶けたのだろう。

最後の階段でピッケル君に先に行ってもらった。

11:48 杓子山山頂へ。5,6人が休憩中だった。

先ずは近くに居た方にシャッターをお願いした。

そして杓子山名物天空の鐘を鳴らしてみた。カ~ン ♬

いい音がした。周りの皆さんは一斉にこちらを向いたが、まぁ良い。先にやった方がピッケル君は遠慮無くやれるだろう。

彼も鳴らした。これで念願成就ってことだ。

男女3人が席を立ったので私たちもそこに行き、お湯を沸かしてランチタイム。

なかなかお湯が沸騰しないと思ったら、ガス切れだった。ピッケル君のものをお借りした。強い火力であっという間に沸騰した。

今日は()大坂なおみバージョン。

もう正午過ぎだが被写体がズラリだ。

南アルプス

白嶺三山

鳳凰と甲斐駒

今朝居た三ツ峠

「これで戻ったら勿体ないです。せっかくここまで来たのだから向こうに見える鹿留山まで行きましょう」と提案した。

12:30

緩く下って歩いていると70~80代のオジーチャンハイカーと出会った。「ここはどこだい」と仰天の質問があり、「向こうが杓子山の山頂です」と答えると、彼は道に迷ったという。詳しくは尋ねなかったが大丈夫だろうか。

この先もまたグチャグチャになっているところがあった。登りはイイが、下りは踏ん張りが効かないのでキビシイだろうなぁ(T_T)

 

「アノ先が展望の良い露岩です。振り返ると感激しますよ」とここでも先に行ってもらった。

「は~い、着くまで振り返りません」との返答。

「ね、杓子山の山頂よりイイでしょう。」

ピッケル君は同意してくれたかな・・・

先ほどまで居た杓子山の山頂をズーム! これはコントラストを強調しています。

次は鹿留山を目指す。数分で子ノ神へ。ここを下ると二十曲峠方面ですと案内して先へ。

 

この付近のブナは見事でしょうと話したところ、彼が東京に転勤する前に歩いた奈良県の山にはブナが多いという

13:10 鹿留山へ

勿論誰も居ないので、ミニ三脚でセルフタイマーをセットした。

13:22 往路を戻る。

往路で苦戦したグチャグチャな所に苦戦したがどうにかセーフ。

この頃からピッケル君はクシャミ連発。花粉症が辛そうだ。一方私は大丈夫。アレルスクリーンの効果しか考えられない。これはイイぞ。

14:05 再び杓子山。女性二人組が昼食中だった。

ここも往路を戻る。

グチャグチャの証拠写真。一瞬油断して足を滑らせたが、辛うじてセーフ。

15:00 再びゲート

15:18 ゴール!

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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