西駒山荘に先に着いた食うかいさんから「望さん、今日の宿泊はオレ達2人だけだって」
(O_O) (゜д゜) (O_O) (゜д゜)
もう十数回山小屋に泊まっているが、貸し切りとはビックリだ。なお、土曜日は満員、日曜日も十数人泊まっていたとのこと。翌日も平日だが数人居るという。まさにエアポケット状態。
もうこんな幸運は無いだろう。この後、これがじわじわと効いてきた。
小屋の中は最近建てられたみたいに超キレイ!!!
先ずは小屋番さんからトイレの使い方。これが大事!
「ここ西駒山荘はトイレで出たモノをヘリコプターで下ろして処理します。この袋(下画像)を開けて、拡げて椅子に載せます。これはオムツの素材で出来ていますので、絶対にこぼれません。トイレットペーパーも一緒に入れてかまいません。用を足したら空気を抜いて縛ってください。それを専用の箱に捨ててください」
「オシッコはどうするんですか?」「男性用の小便器はあります」
「徒歩1分の所に水場があります。美味しいですよ」
事前に調べていなかったので、これは嬉しい。ハイドレーションで飲むものはとっくに常温になっていた。
食うかいさんの後についていく。ちゃんと水場を示す指導標も設置されていた。
お~、どばどば流れてるヾ(^V^)K
先ずは顔を洗った。そして少し残っていたカモノハシの中身を捨て、水を汲んで一気飲み。
冷たくて美味しい~ ヾ(^V^)K ヾ(^v^)k
勿論たっぷり汲んで小屋へ戻った。
山荘のすぐ前にある大正時代に建てられたという石室。ご自由にどうぞと言われ、入ってみた。
当時の写真が飾られていたり、ちょっとした資料館だ。こちら参照
「さっき汲んだばかりの美味しい水です。これで煎れたら美味しいですよ~」
食うかいさんにドリップコーヒーをご馳走した。
宿泊料金は6000円に夕食1500円で7500円也。
2階へ上がると、広い部屋に布団が二つだけ ヾ(^v^)k
先ずは汗をかいたウェア上下を着替え、ハンガーも4つお借りした。こんな贅沢ってないよね。
1階の食堂へ。暖かい番茶を頂いた。
「夕食は18時ですから、時間はたっぷりあります。周りを散歩してきたらいかがですか。将棋頭山まで直ぐですよ」と勧めてもらったが、生憎のガスガス
寝ると呼吸が浅くなって高山病が悪化する。何度も経験し、なるべくそれをしないように心がけていた。
でも、少し前から少し頭痛が始まっていた。効くかどうかはともかくバファリン(の類似品)を飲んで、横になった。
既に食うかいさんは気持ちよさそうに寝ている。アラームを20分後に掛け、布団は敷かずに横になった。
(-_-)zzz
アラームで起きたが、もうちょっと
(-_-)zzz
「お客さん、夕食の時間ですよ」
結局1時間半熟睡してしまった。幸い頭痛は治まっていた。
カレーのイイ匂い。私たち二人しか居ないのにデカイ鍋にカレーが出来ていた。
食うかいさんに撮ってもらった。疲れたアラフィフの顔しているなぁ
ちょっと食べてみた・・・美味しいヾ(^v^)k
ズームで撮る前に食べてしまったので、写真を撮る為にお代わり!
ヒヨコマメ、ヤングコーンの食感がイイ。また、トッピングのマッシュポテト、乾燥ごぼう、乾燥レンコンとカレーの相性抜群だ。レトルトのカレーを出して4桁という小屋も多い(らしい)が、ここのカレーはホントに美味しかった。
西駒んカレーと呼ばれているとのこと。レポを作りながら検索すると皆さんべた褒めだ。
山で食器を洗うとどうしても汚れた水が出てしまうので、協力して欲しいとのこと。ここに書いてあるようにキッチンペーパー、それと手持ちのウェットティッシュでで丁寧に拭いた。
窓の外は大分イイ感じになってきた。
将棋頭山まで行けば、御嶽山に沈む夕陽が見られるので、是非行ってみてくださいと熱心に勧められた。
もう着替えているが、寒さと防風を兼ねてレインウェア上下を着ていくことにした。午前中のミスを繰り返したくないので、手ぶらは止めておきたい。そこで、ザックの中身を全て出し、デジイチを入れてザックを背負うことにした。将棋頭山がどんなところなのかわからないしね。
布団の付近はちょっと散らかっているが、これが出来るのも貸し切りならではだ。
コンデジを首に掛け、ステッキを持って出発。
食うかいさんも上だけレインウェアを着ている。
ちょっと道を間違えたが、どうにか展望の効くところへ出た。
「将棋頭山はもう少し先だが、ここでイイだろう」「そうですね」
う~ん、山に沈む夕陽を見るのは無理かな~
せっかく持ってきたのだ。デジイチタイム!
撮っているときは気付かなかったが、小屋番さんの言うように御嶽山に沈んだみたい。
上画像トリミング
午前中に宝剣岳から撮ったもの。この平たい山頂の右辺りか?
などと撮っているときは気付かず、将棋頭山(多分)をズームしてみた。山名標かな。
山では無く、雲の中へ沈んだ
南アルプス方面だったかな。
そういえば食うかいさんが居ない。先に降りたのかな。
これ以上粘ってもドラマチックな眺めは見られないだろう。明るさが残っているウチに帰ることにした。
見上げる空には月が輝いていた。
小屋番さんは星空もキレイですよと勧めてくれたが、二人ともそれはせず、さっさと寝ることにした。
翌日は3:30にアラームをセットして、19:30には消灯。
続く
あえて書かなかったんだろうけど
睡眠不足はやはりいけないよね。
疲れるだけでなく
怪獣のように寝ててもうるさい!!
その節は、のぞむさんにも
小屋の方にもご迷惑をおかけしました。
もう写真より
寝ていたくて・・・
そうそう
カレーのトッピングの盛り方
上手でしたね。
・・・なんてことも思っていましたよん
確かにスゴイ音でしたね。小屋番さんとの話しのように○○○障害が原因かもしれませんよ。
でも、それが、睡眠不足の原因にはなっていません。音ぐらいは平気です。談合坂でタント泊しても寝ちゃいますから。それよりもアラフィフの身体の変化というか、自宅でも眠りが浅いのです(^_^;)
カレーもむっちゃ美味そう!!!
7年前のGWに将棋頭でテント泊しましたが、雪を抱いた木曽駒が見事でした