望の富士山(blog版)

最新記事は左下ブックマークの望の富士山22をクリックしてください

h30.3.24 甘くなかった念仏山、高取山、そして・・・ (24日その1)

2018-03-26 21:04:24 | 山歩き

今回のメインテーマは秦野市弘法山公園権現山からのダイヤモンド富士だ。

秦野からのダイヤ富士は4年前にめんようの里から狙った。午前中は見えていたが、肝心のダイヤタイムに雲が出て撃沈だった。この土曜日の予報では曇り時々晴れ、微妙だが、何とかなりそうな予感がしていた。

ダイヤタイムは17:30頃だが、そこに間に合わせて秦野へ向かうのでは味気ない。そこで、午前中に○山に登る計画を立てた。

当日は4:30に起床、朝食と洗濯、トイレを済ませて5:20に出発。見上げる空はバッチリ曇り(T_T)

今回もナビ通りに八王子から16号、129号、246号を進んだ。このルートはトラックが多く、そこそこの交通量があるが、この時間は順調に流れた。

伊勢原市内で丹沢の山々が目に入った。

結構白いじゃん (゜-゜)

21日に降った雪がかなり残っている感じだった今回は16℃まで上がるとの予報に雪歩きの用意はしてこなかった。読みが甘かったな・・・

○山に登るのは中止だ!

取り敢えずコンビニでトイレ休憩、ついでにホットコーヒーを注文し、車内で丹沢のエアリアを見て、午前中を有効に使えるように考えてみた。

弘法山から北側に念仏山、高取山へと歩くルートを発見した。高取山の標高は556m、高尾より低いのか、まぁどぉってこと無いだろう、その後は右側へ降りればバス便がありそうだ。それを使えば駅まで行けるだろう、バスがなければ歩けば良いだろう・・・何しろ17時頃に弘法山公園に着いていれば良いのだ。

リスタートしてニトリが目印の名古木宮前交差点を左折、住宅街の中の急坂を上れば弘法山公園だ。そういえば車でここに来るのは一昨年3月ダマさんとパールを狙った時以来だ。

めんようの里の側にある第一駐車場に着いたのが7:20頃。先客は4台、まばらに停まっていた。

車内で着替えているときにふと気付いた。

ステッキ忘れた (>_<)

そういえば昨晩準備しているとき、あそこに置いたままだった・・・

結果的に○山に登らず、低山歩きに変更したことが吉と出たと思うことにしよう。

ラガーシャツにタイツ半パンの格好に出発時点では肌寒かったのでウィンドブレーカーを着た。

そして勿論マスクを忘れずに!

運転中から蓮見孝之を聴いており、イヤホンで続きを聴きながら歩き出した。

7:56

早朝だが、ハイカー、散歩風の地元の方など、数人と出会った。

見上げる桜はまだ3分咲きといったところ。なるほど、明後日からライトアップが始まるのか。

ここのトイレは水洗でキレイ。心置きなく出すモノを出すことが出来、すっきり♪

権現山の展望台へ

青空だが、富士は見えていない。午後はどうかなぁ 

※ オチが分かっている今はともかく、この時点では何とかなるのではと思っていた。

取り敢えずここに来てみたが、今日のルートはこちらではない。先ほど来た道を引き返し、次は弘法山を目指すことにした。

10分かからずにこの登りへ。

道の脇にはタチツボがちらほら、数枚撮ったが載せられるほどキレイな株は無かった。

この時間はとても静かだった。

あれ、扉が開いてる・・・

弘法大使像かな・・・

秦野観光協会HPから

江戸時代に龍法寺の僧 馨岳永芳(けいがくえいほう)が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まりです。1766年(明和3年)の火災で釈迦像が焼失し、石造りであった弘法大師像だけが残りました。その後、弘法大師像は現在の木像になり堂は再建されましたが、釈迦像は安置されませんでした。現在の釈迦堂は1964年(昭和39年)に建設されました。

この先へ行くのは7年前のオフ会以来だ。高取山まで4kmか。

ところでこの下り付近からステッキを忘れたことに不自由を感じていた。登山でステッキを使い始めて十数年、下りは勿論、上りでも使うようになっている。この日、山にいる間はホントに違和感が続いていた( ̄。 ̄;)

んん、大仏様? 7年前は気付かなかった。いや、これは新しい・・・

7年前はこの分岐を左折し、めんようの里方面だったが、今日は直進。

ほぼ平坦な道を進む。ハイカーとトレランさんに抜かれた。

この分岐はエアリアに載っていなかった。そこで、山と高原地図のアプリを立ち上げ、現在位置を確認した。

道標は右にしか向いていないが、画像奥に踏み跡がある。ここは直進だ。このアプリはホントに便利だね。

え、サル?

少し先でMTバイクと遭遇、彼はさっと降りて道を譲ってくれた。後ろ姿をパチリ。

峠っぽい所へ出た。アプリをチェックしなかったが、恐らく善波峠だろう。

これは?

ほぉ~、御夜燈か。江戸時代の道標ってことだね。

今度は何だ? 矢倉沢往還

江戸時代に整備された街道で、江戸赤坂門から相模国、足柄峠を経て駿河国沼津宿を結び、大山への参詣道の一つ

とにかく先へ。緩く上る。

この付近にもタチツボ、この株はイイ感じだ。

マムシ草

う~ん、見たことあるんだけどなぁ

ほぉ~、野菊と信仰の道か

またトレランさん

獣害防止のフェンスを通過。

送電鉄塔

植えられたものだろうが、キレイだね

9:30 さらに緩く登るとどうやら山頂らしい。

ここが念仏山か。(スマホ画像)

方角的に向こうに富士が見えそう・・・レポを作りながら調べたところ、見えないそうですm(_ _)m

ベンチで一つ目のオニギリを食べているとベテランさんが到着し、話しかけてきた。海老名にお住まいで、このルートは良く来るとのこと。高尾と同様に地元の方に愛されているコースらしい。

電波オフを解除してみるとアンテナが立ったので、1回目の速報をアップした。

今度は数人のグループが到着し、一気に賑やかになった。

9:51 高取山へ向けてリスタート。

 

まずは下る

左側は獣害防止の金網

ここから登りか。

お、ユリワサビ。今シーズン初見だ。

また上り

あれが高取山かな。

おいおい、結構な急登じゃないか。( ̄。 ̄;)

ひょえ~ 高取山を舐めていた(>_<)

お、ようやく急登が終わった。右は聖峰を指していた。

山頂は向こうか。

木段嫌いなんだよな~

10:44 高取山山頂。(秦野市観光協会HP)先客は男性グループと夫婦。

先客さんにシャッターをお願いしたところ、今日もマスクは外さなくて良いのですかと尋ねられた。

今日のランチはこれ。お湯が温くなっていた前回の反省を踏まえ、今日はコッフェルと水を担いできた。やはり沸かした熱湯で食べると美味いね!

食事中に別のグループ、ソロ、トレランさんと次々に到着した。今朝まで知らなかったコースだったが、結構歩く人も多いようだ。

ここからは大山がよく見える。そういえば、今日歩いて来たコースの道標には大山が載っていた。ここから見える随分遠いが、大山まで歩く人も居るのかなぁ・・・

大山南尾根」で検索すると、結構多くレポがヒットした。標高差1000mはなかなかだが、やってやれないことは無さそうだ。

ここ高取山が今日のコース最高峰。撮っていないが直ぐそばにNHKの電波塔があるのに、ここは圏外だった( ̄。 ̄;)

食後、数分前にハイカーが向かった方向へ出発

上画像の道を下ってから気付いた。こっちじゃない (T-T)

聖峰に行くには先ほどの分岐まで戻らないとダメじゃん。

大急ぎで戻って11:30に再び高取山山頂へ。先ほど登った木段を下った。

11:37 これが正しいルート( ̄。 ̄;)

急下り

んん、展望の良い所に出た。

ズームしてみると、どうやら江ノ島だ。 ※ コントラストを強調しています。

麓の街並み

これではレポにならない。アプリで現在位置をパチリ。

ミヤマキシミだよね。

これは?

この付近は平坦。

12:14 人が大勢見える。ここが聖峰だった。

ググってみた。伊勢原市観光協会ハイキングマップ

近くに居た夫婦の記念撮影を引き受けたところ、では貴方もと言われたので、ここでも撮ってもらった。

展望盤があったので、デジイチで探してみた。

再び江ノ島

ランドマークタワー ※ コントラストを強調して、トリミングしています。

ベンチに座り、パンを食べ、まったり。またアンテナが立ってので2回目の速報をアップした。

ここからどうやって降りるか、地図を見ながら考えていたが、女性7,8人と男性1人のグループが近道っぽいルートで下っていくので、彼らの後についていくことにした。

 

確かに九十九曲だね。

タチツボがあちこちに見られた。

前のグループがカメラを向けていたので、彼らが撮影後に私もカメラを向けてみた。

カズラの仲間らしいが、詳しくは分からない。

まだまだ続く下り。

この時間に聴いていたのはナイツのちゃきちゃき大放送。ゲストは森田順平さん、そう金八先生シリーズで数学の乾先生役を演じた方だ。(このリンクには森田さんの画像があります)

のぞむは小学生から中学生の頃、再放送も含め、ストライクで観ていた世代だ。

彼の話は興味深いものだった。台本には「金八の授業」としか書かれていないのに、武田鉄矢が授業内容をすべて考えて授業していたこと。乾先生はヒール役だったので、町中で小学生に石を投げられたこと。卒業式の場面で、生徒や金八が涙を流していたときに乾先生も泣きそうになったが、役的には泣いてはいけない。唇の裏を噛んでガマンしたこと。

森田さんがその後、ドラマや声優で活躍していたことは全く知らなかったが、今でも乾先生(カンカン)と言えばハッキリ思い出せる。いやぁ懐かしかったぁ

ついでに、この日のメールテーマは「数学について」、乾先生が数学の先生だったからだ。そこでリスナーから「高校時代に三角関数をちゃんと勉強しておけば良かった」というものがあった。すると、出水麻衣アナから「三角関数ってサイン、コインって・・・」すぐに「サイン、コサインだろ~」ってツッコミが入った。この日の出水さんは「昭和70年代に流行した歌」などのミスもしでかしてツッコまれていたが、この方の大ボケぶりが大好きだ。

12:54 ここからは簡易舗装の道だ。

ここにも獣害防止の鉄柵

オバサマ達が楽しそうにカメラを向けていた。なるほどシュンランだ。

登山道の出口? 写っているのは前述のグループとは別の夫婦

キブシだよね

ネコノメソウトウダイグサとご指摘を頂きましたm(_ _)m

ソメイヨシノじゃないよね・・・この時間は薄曇りで色が出ない(^_^;)

みかん園の看板があった。

まだ開花していない。でも、これはソメイヨシノだよね。

アプリや地図を見ても現在位置が分からなかったが、ここでようやく分かった。

13:43 東農大の農場がここにあるのか。

この近くにバス停があり、伊勢原駅行きのバスが20分後にあることが分かった。

これに乗って伊勢原駅、小田急線で秦野駅まで行けば弘法山では簡単だ。でも、ダイヤタイムまでの時間はだいぶ残っている。

よ~し、歩いちゃえ!

この安易な決断を後悔することになる・・・

あれが東名高速だな。

東名の側道(?)を東へ

トイレ休憩で立ち寄ったファミマにイートインコーナーがあった。これ幸いとアイスタイムヾ(^v^)k

14:16 246号の鶴巻温泉の巨大看板。これを徒歩で見たのは初めてだ。

んん、あれはソメイヨシノじゃないか?

近づいてみた。人工の貯水池のようだが、水鳥が気持ちよさそうにしていた。

先ほどよりもイイ感じに咲いてるヾ(^v^)k

池の周りをぐるっと回り込んでみた。

ゴツい望遠レンズをセットした70~80代位の男性に話しかけてみた。カワセミを狙っているとのこと。鞄から色鮮やかなカワセミの写真を嬉しそうに見せてくれた。色んな場面で色んな楽しみ方があるのだね。

ぐるっと回ってこの公園の入り口に行き、谷戸岡公園だと分かった。まぁ次に行くことは無いだろうが、歩くことで発見もあるね。←気休めとも言う。

14:43 再び246へ。この付近は緩い上り。登坂車線もあった。車で通ると何でも無いところなのだが、緩い上りがず~っと続くのはなにげにキツい(>_<)

新善波トンネルへ

トンネルの中を歩くのは久しぶり

ようやく秦野市へ

雲が無ければ富士が見えるはず・・・やはりダメかぁ

15:30 ニトリが見えた!叫んでいないが、気持ち的にはこんな感じだった。名古木宮前交差点を左折

住宅街の中を進む。

 

ここを通ってちょっとだけ近道

15:48 ゴーーーーーーール!!!!

ちなみにこの日、どれだけ舗装道を歩いたのか知りたくなり、保國寺(レポに載せていないが立ち寄った)から東京農大、ニトリ、めんようの里までの距離を調べてみたところ、このように7.1kmと出て来た。

行き当たりばったりで歩くのは楽しいこともあるが、やっぱり足に来た。疲れたぁ(^_^;)

続く 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 


5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大いなる勘違い (食うかい)
2018-03-25 20:34:09
なぬ!?
こんなに歩いていたの?
これでは、かなり疲れるはず

すごい健脚になりましたね
返信する
やっぱり (いっき)
2018-03-25 20:39:09
すれ違っているね。
そっくりな人が居るなと思ったら
やっぱりそうでした。
返信する
そうそう (いっき)
2018-03-25 21:14:07
トレランの人は 高取山で休んでいたら
登って来て 直ぐに下って行ったよ。
標高は高尾山より低いけど 登りはじめの
標高が高尾より低いので 実質同じくらい
だと思う。ちゃんと見てないので 正確ではないけど。
ネコノメソウは トウダイクサの間違えだよ。シュンランは点々と咲いていたよ。
返信する
食うかいさん (のぞむ)
2018-03-26 23:03:12
いや~、結果的に頑張っちゃいました。
山の中を歩くのと舗装道を歩くのは疲れ方が違いますね。

秦野からのダイヤモンド富士は連敗中ですが、いつかゲットしたいと思っています。
返信する
いっきさん (のぞむ)
2018-03-26 23:05:38
奥多摩ではなく、ここでニアミスとは驚きました。また丹沢でバッタリもあるかもしれませんね。今度は是非声をかけてくださいね。

トウダイクサのご指摘ありがとうございました。早速訂正しました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。