ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

美笛川坑口(仮)

2020年05月26日 | 日記
美笛沢坑口(仮)の帰り際に怪しい所を発見。
藪に隠れており、危うく見過ごす所でした。
日の出鉱や白老鉱山でもそうでしたが、ちょっとした違和感の先に坑口は有ったりします。

やはり穴がありました。
結構大きめの穴ですね。

まず近付く為、沢へと下ります。
川の流れは比較的穏やかで、ナメ床になっています。

レールの一部が落ちてました。

少し歩くと件の穴に近付きました。

やはり坑口でした!

入り口の右下に鉄柵の残骸がありました。
昔はきっと立ち入り禁止だったのでしょう。
覗くと縦穴の様です。

右側の通路を歩きたい所ですが、まだ凍っている為危険なので断念しました。

天井にはフック状の金具が打ち付けられています。

その奥は支保工でしょうか?
丸太が岩盤に突き刺さっています。

縦穴の高さは見た感じ5mは有るでしょうか。
落ちたら怪我だけでは済みませんね。
先にも坑道が続いているようです。

これは確かに危険な坑口なので、恐らくですが、鉱山の閉山後直ぐに立ち入り禁止の鉄柵が設けられたのではないかと思います。

対岸にも封鎖されている坑口らしきものもありました。


この大きな坑口を、美笛川坑口(仮)と勝手に命名します(笑)

美笛川にはまだまだ知られていない坑口は有りそうですので、また機会が有れば探索したいと思います(^^)



美笛沢坑口(仮)

2020年05月25日 | 日記
美笛製錬所を後にし、近くの坑口探索を開始!
資料も情報も全く無い状態での探索です。(いつもの事です(笑))

探し歩いていたら怪しい赤い地層を発見!

これはおそらく鉱石ですね。
しかも手が加えられているように見えます。
他にこれと言った手掛かりも無かったのでこの先を行ってみることしました。

決めたからにはこの鉱床を進みます!
それが例え間違っていたとしても(笑)

川なりに登っていくと金網が出てきました。

更にはU字溝が!

U字溝は酷く傷んでおり、場所によっては崩れています。

結構急な勾配になってます。
通ってから気付きました!
土砂が削られU字溝が浮いている事に(汗)

上部に行くと水の流れがあります。

ガレ場なのかズリ山なのか判断しづらいです。

また鉱床の川を進みます。

車輪の様な物を発見!
トロッコの車輪でしょうか?

二股になっている斜面が出てきました。

左側にはレールの残骸が!

よく見るとパイプラインが!

パイプラインの反対斜面を上りました。
結構斜面がキツいです。

そして後ろに坑口が!!

中から風が吹いています。

支保工が見えますが、そこまで天井は高くない様です。

坑道には水が溜まってます。


この深さの水が溜まっていては坑道に入る事は難しいため、突入は諦めました。
しかし、こんな所に坑口が有ることに驚きました。

しばし坑口を堪能した後、駐車場に戻ることにしました。

美笛製錬所

2020年05月24日 | 日記
美笛製錬所は千歳鉱山の千歳製錬所とは異なる美笛鉱山の製錬所になります。
千歳鉱山よりも前に採掘が行われた鉱山になるかと思います。

石垣にレールが垂れ下がっています。

製錬口

ボルト

露天鉱

ズリ山

浴場?

貯め枡?

金具

岩と一体化したパイプライン

何かの基礎

神山通洞坑

下からこっそり撮影

レールの先にトロッコがあります。


中に入ってみたいですね!

次は美笛沢坑口を紹介します(^^)


幌別鉱山日の出鉱

2020年05月16日 | 日記
まず、日の出鉱とは、登別市鉱山町の幌別鉱山の一部になります。

幌別鉱山は日の出鉱の他に旭鉱や岩ヶ崎鉱、後藤鉱などの鉱山跡があります。
この中で今回は、前回訪問した聖の滝(ひじり)の近くにある日の出鉱の探索に行ってきました。

まず林道に入ると製錬所が出てきます。

分岐点があります。

道が無くなっています。

あまり深くないので渡れそうです。


資料をもとにかれこれ2時程探索をし、怪しい所を発見。

坑口発見!

藪を漕いで沢に降ります。

中はそこまで広くはなく、水が張ってます。
水深は浅いのでそのまま行けますが、場所によっては底無し沼みたいになっています。

丸いカーブミラーみたいなのが落ちていました。

岩の隙間から坑水が滲んでいます。

坑道はちょっと行ったら行き止まりでした。

水晶がキレイです。

コウモリが一羽とデカイ蜘蛛が(汗)
コウモリは何ともないですが、デカイ蜘蛛は苦手です(汗)

全体的に黄色い感じの坑口です。

今度は反対側の沢も探索します。

直ぐに坑口が見付かりました。

斜面を上がり確認したら下穴になっていました。
コントラストがキレイな坑口です。

かなり狭いですね。

中は水がたまっているので、行けそうにありませんでした(汗)


時間的に厳しくなりましたので戻ります。
帰り道の途中、ウドが生っていました。



隈笹(くまざさ)の葉の裏にマダニが(汗)
今年は異常なまでにマダニが多いです(汗)


まだ探索しきれていない坑口がありますので、また日の出鉱の探索に行きたいと思います。

白老鉱山2

2020年05月10日 | 日記
小雨の中、白老鉱山の探索です。
坑口は二つ有りますが、中は繋がっていますので今回はこちらの坑口が入ります。
こちらの方が入りやすいですが、天井が低いです。

下に延びる道が見えます。

真下は深い水溜まりです。

落差は1.5~2mぐらいあります。
行けなくはないですが、失敗したら水深数mの水溜まりに落ちますので、1人で行くのは危険と判断します。
数人で行くか、ロープを持ってくるかのどちらかですね(汗)

多分ですが、ここには橋と梯子が有ったのでしょう。

前回行かなかった道を行ってみます。
人一人が入るにはちょっと厳しいですね。

掘って穴を広げます。
粘土質なので時間が掛かります(汗)

これだけ広げればなんとか行けますね!

反対側から。

中は採掘場なのでしょうか?
天井がかなり低いです。

辺り一面黄色いです。

天井は低いですが、更に奥へ行けそうです。

ちょっと開けました。

何かの模様でしょうか?わかりませんね(汗)

また分岐にぶつかりました。

と、思いましたが入り口に戻ってきました。

どうやら、入って最初の左側の坑道と、支保工手前の坑道は繋がっている様です。

上への坑道も行ってみました。

四角い坑道です。

数メートル進んだら行き止まりでした。


更に、前回気付かなかったのですが、支保工の一部に、上部の天井が高くなっている箇所があり、その間にも無数の支保工が施されています。

天井が高く広いので、もしかしたら他の道も有るのかもしれませんね。

今回は下穴の坑道以外は全て行きました。
試験堀の様な坑道でも無さそうですし、あちこち道が繋がっていたりと、不思議な坑道でした。

辺りにも坑口がないか探索してみます。

赤い鉱床が出てきました!
坑水の様な気もしますが、沢水っぽいです。

かなり古めの缶とチューブパイプが落ちてました。

更に、沢には長いチューブホースが。

小滝がありました。
そこからホースが延びています。
辺りは開けていますので、もしかしたら住居が有ってそこに水を引いていたのかもしれませんね。

カルルス鉱山の小滝に似た感じがします。

雨が強くなってきましたので、今回の探索は終了です。
この小滝の先にも何か有りそうですので、また行く機会があれば再度探索したいと思います。