ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

昭和55年……

2019年03月16日 | 日記
近場の散策をしていたら獣魂碑を見付けました。


そしてその獣魂碑の近くに日誌っぽいものが落ちていました。
写真だと読み取りづらいので簡略して内容を記します。


『昭和55年4月29日 火曜日 晴れ

サル:客がなげるゴミがいっぱいオリの中に入っていた

ライオン:一番小柄な一匹がかぜでゼイゼイと苦しそうであった

気付き点:カゼ気味のライオンにペニシリンG2mlを筋肉注射する
その時最初まちがえて別の子ライオンに注射してしまった

トラ ライオンのオリはあまり日光があたらないので寒そうです』




昭和55年。
私が生まれる前の出来事。

昭和後期に閉業したこの場所は、数多くの動物が飼育されていた動物公園だったみたいです。
杜撰な管理下で全ての動物が亡くなったみたいですね。
知らなかった時代とはいえ、悲しいですね。

この場所の全てが昭和で時間が止まっている様な感覚です。
落ちている新聞紙も雑誌も全て昭和発行でした。



後日、この獣魂碑に花を手向けに行きました。

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2 コメント

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Unknown (のん)
2019-03-21 15:19:38
これは、あの動物公園ですね…。

日誌の文は酷すぎる
間違えて注射って、こんなに軽く書けるほど、よくあることだったんでしょうね。
55年の冬には、12頭のライオンが肺炎で死亡したそうです…。
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Unknown (ミッチー)
2019-03-21 20:18:07
のんさんへ

コメントありがとうございます!
その通り、のんさんが調べて頂いた動物公園になります!
それにしても、この日誌の年に12頭も……かなり杜撰な管理だったのでしょうね。
この日誌以外にも「飯ぬき」とか「ライオンに左手かまれて大ケガ(骨折)」とかとんでもない事が普通にサラッと書いてありますよ(汗)
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