Windowsではモニタの大きさに関わらず一律96dpiで決め打ちの様子。
Linuxでは、画面の実寸によって設定したりするから85dpiとか72dpiとか
環境によって色々と変わっていたりする。
そうすると、フォントの大きさをWindowsのと同じにしたはずなのに何か違和感が…という事があるかもしれない。
というわけで、今回はWindowsと同じくXの解像度を96dpiにしてみよう!
1.現在の画面の解像度を確認する
端末に $ xdpyinfo と入力してみる。
すると色々と表示されるはず。その中で、
resolution :
と書かれている所を確認する。
ここが 96x96 dots per inch となっている人は既に96dpiとなっているので設定は不要だ
ここが 86x86 dots per inch とか違う数字になっている人はフォントのサイズ指定がWindowsと少し違っていたりするはずだ。
せっかくだからここで96dpiにする方法を試してみよう
2.計算する
自分のディスプレイの表示したいサイズ(1024x768とか1280x1024とかそういうやつ)
を確認しておいてほしい。
次に、目的の解像度を確認しよう。(今回は96dpi)
これで準備完了だ。実際に計算してみよう。
今回は、1024x768 , 96dpi ということでやっていく。
いきなり計算にいきましょう。
1024 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 27.0933333333(cm) ≒ 270(mm)…α
768 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 20.32(cm) ≒ 203(mm)…β
出てきた数字を(αとβ)覚えておいて欲しい。ミリメートルに直した数字で。
3.xorg.confに記述
/etc/X11/xorg.conf テキストエディタで編集する。(root権限が必要)
場合によってはXが起動しなくなってしまうという危険性があるので、
その当たりは注意というか、覚悟してやってほしい。普通は大丈夫だけど。
記述するのは
Section "Monitor"~ EndSection 間 の DisplaySize という所。
ここに、2.で計算したαとβを空白を開けて指定する。(α=270 , β=203)
具体的には、
Section "Monitor"
DisplaySize 270 203 # mm , 96dpi
…
…
…
EndSection
と書き換える(無ければ追加するとか。)
ちなみに、ここでは表示の都合上全角スペースを使っていますが、必ず半角スペースかTabで指定して下さい。
それと、…の所は Identifier "Monitor[0]" とかの他の項目という意味ですが、このような他の項目は"絶対に"いじらないでください。
4.Xの再起動
コンピューターを再起動するなり
Ctrl+Alt+BackSpaceで強制的に再起動をするなり
とにかくXを再起動すれば少し文字の表示が変わっているはずです。
$ xdpyinfo | grep resolution とか打って96x96となっていれば成功です。
※ここに書いてある内容を実行する場合は、くれぐれも自己責任でお願いします。
enjoy!
Linuxでは、画面の実寸によって設定したりするから85dpiとか72dpiとか
環境によって色々と変わっていたりする。
そうすると、フォントの大きさをWindowsのと同じにしたはずなのに何か違和感が…という事があるかもしれない。
というわけで、今回はWindowsと同じくXの解像度を96dpiにしてみよう!
1.現在の画面の解像度を確認する
端末に $ xdpyinfo と入力してみる。
すると色々と表示されるはず。その中で、
resolution :
と書かれている所を確認する。
ここが 96x96 dots per inch となっている人は既に96dpiとなっているので設定は不要だ
ここが 86x86 dots per inch とか違う数字になっている人はフォントのサイズ指定がWindowsと少し違っていたりするはずだ。
せっかくだからここで96dpiにする方法を試してみよう
2.計算する
自分のディスプレイの表示したいサイズ(1024x768とか1280x1024とかそういうやつ)
を確認しておいてほしい。
次に、目的の解像度を確認しよう。(今回は96dpi)
これで準備完了だ。実際に計算してみよう。
今回は、1024x768 , 96dpi ということでやっていく。
いきなり計算にいきましょう。
1024 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 27.0933333333(cm) ≒ 270(mm)…α
768 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 20.32(cm) ≒ 203(mm)…β
出てきた数字を(αとβ)覚えておいて欲しい。ミリメートルに直した数字で。
3.xorg.confに記述
/etc/X11/xorg.conf テキストエディタで編集する。(root権限が必要)
場合によってはXが起動しなくなってしまうという危険性があるので、
その当たりは注意というか、覚悟してやってほしい。普通は大丈夫だけど。
記述するのは
Section "Monitor"~ EndSection 間 の DisplaySize という所。
ここに、2.で計算したαとβを空白を開けて指定する。(α=270 , β=203)
具体的には、
Section "Monitor"
DisplaySize 270 203 # mm , 96dpi
…
…
…
EndSection
と書き換える(無ければ追加するとか。)
ちなみに、ここでは表示の都合上全角スペースを使っていますが、必ず半角スペースかTabで指定して下さい。
それと、…の所は Identifier "Monitor[0]" とかの他の項目という意味ですが、このような他の項目は"絶対に"いじらないでください。
4.Xの再起動
コンピューターを再起動するなり
Ctrl+Alt+BackSpaceで強制的に再起動をするなり
とにかくXを再起動すれば少し文字の表示が変わっているはずです。
$ xdpyinfo | grep resolution とか打って96x96となっていれば成功です。
※ここに書いてある内容を実行する場合は、くれぐれも自己責任でお願いします。
enjoy!
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