NoureaのLinux日記

Linux関連の事でもぼちぼちと。Windowsの話題のほうが多いかも。

swapfileを作る

2006-05-20 01:03:06 | Linux
Linuxでは、swapにはswapパーティションを使うのが普通ですが、
swapfileをswapに割り当てる事ができます。
ファイルなのでサイズを調節できます。
というわけで、swapfileを作って次回起動時からswapとして使えるようにしてみましょう。
今回は、/home/.swap/以下に2GBのswapfileというファイルを作ることにします。
512MBを割り当てたい時には countの所をcount=512に修正してください。
bs=1048576 となっているのは、 1024バイト x 1024 = 1048576 (つまり1MBってことね)だからです。

swapfileをswapに割り当てる方法
1.コマンド入力。
# dd if=/dev/zero of=/home/.swap/swapfile bs=1048576 count=2048
(2GBのファイルを生成するので2分間くらい動きが重くなるかも。)
2.コマンド入力。
# mkswap /home/.swap/swapfile
(swapfileをswapにします。)
3.コマンド入力。
# swapon /home/.swap/swapfile
(swapfileをswapとしてswapします(笑))

これでOK。
swapされているか確かめたい時は、# swapon -s で。
(見付からないと言われた時は /sbin/swapon と入力するといいかも)

起動時にswapさせる方法
/etc/fstab をエディタで開いて
/home/.swap/swapfile swap swap defaults 0 0
を追加。
これでOK。

今回は/home/.swap/swapfile として作ったんだけど、
/swap/swapfile とか /etc/swap/sWapFile とか /root/suwappu とかでも大丈夫なはず。
でもなるべくわかりやすい所に置いたほうがいいかも。

GrubからWindowsを起動する方法

2006-05-20 00:32:33 | Linux
1つめのHDDにLinux、2つめのHDDにWindowsが入っていたりするような環境だと、
Linuxの起動選択画面(カーネルを選べたりする所)でWindowsを選択しても起動しない事がある。

そういう場合、/boot/grub.conf (Fedoraとか)とか /boot/menu.lst (SUSE)の、
『title Windows』って所(名前は違うかもしれないけど、要するにWindowsを起動させるセクションの所)に、

map (hd0) (hd1)
map (hd1) (hd0)
chainloader (hd1)+1

と書くといいかも。

ちなみに、元の設定は
chainloader (hd1,0)+1
だけだったと思う。起動はしないけど戻したい時とかは参考にどうぞ。

最終更新:2006/05/26

SUSEに乗り換えた

2006-05-13 13:31:09 | SUSE
SUSEに乗り換えました。
気分的な理由でですが。
現在、10.1がリリースされたようですが、
インストールしたのが数日前だったので10.0です。
投稿した時には10.1をインストールしてしまった後ですが。
インストールやインストール後の管理はFedoraより少し難しいかもしれません。
でも、その分色々と選べます。
ファイルシステムもXFSやReiserFSなどがGUIで選択できました。
あと、KDEの開発に携わってきたようで、KDEの初期的な見栄えとかはこっちのほうが美しいと思えると思います。最近はGNOMEにも力を入れているらしく、どちらも使えるようにはなっているようですが。
あと、KDE上で動かすGTKアプリケーションですがFedora5の時より見た目の不具合が少ない気がします。

Yum Extender

2006-05-05 09:24:19 | Fedora
Yum Extender (/usr/bin/yumex)
使っていると初期化に止まったまま動かなくなることがある。
そういう時は
/var/cache/yum 以下のディレクトリをごっそりと削除してみるといいかもしれない。

コマンドラインのyumは全然使っていないので
これが使えるのかどうかは不明

役立つコマンドライン

2006-05-02 21:41:18 | Fedora
アプリケーションって、メニューに表示されている名前と
実際のアプリケーション名とで違っていることがほとんど。
というわけで、使いやすそうなリスト。

GNOME系

 rpmインストーラー  system-install-packages

 書庫マネージャー  file-roller

 GNOMEのパネル  gnome-panel

 ダウンロード管理 gwget

 セッション gnome-session-properties

KDE系

 KDEシステムガード  ksysguard

SUSE (※未確認)

 YaST2コントロールセンター /usr/lib/YaST2/bin/y2controlcenter

気が向いたらちょくちょく追加の予定。

evdev driver

2006-05-01 12:14:51 | Linux
最終更新 2006.08.13

注意)XOrg6.9以上+X11-driver-evdevが入ってる人のみ動作

ロジクールのMX1000マウスを使っているんだけど
デフォルトの設定だと水平スクロールボタンは認識されてなかったりする。
しかし、evdevというドライバを使うと、水平スクロールボタンが認識されるようだ。

というわけで、evdevを使うべく
/etc/X11/xorg.conf の Section "InputDevice" ~ EndSection間の
Driver "mouse" って所を Driver "evdev" に置き換えて
それに合わせてその辺りをいじくって保存してXを再起動しようとした所…

画面が真っ暗なまま反応が無くなりました。
エラーメッセージも出ません。
コンソール画面すら出ません。

何とか原因判明。
/dev/input/ 以下に event0 event1 event2 とかevent系のデバイスが複数あった時、
間違った所を指定すると(event2がマウスのイベントなのにキーボードのevent0とかを指定してしまった場合)Xが無反応になるみたいです。

せっかくなのでうまくいった環境を晒します。
ちなみに下の空白の所には全角スペースを使っていたりするので注意。

 Section "InputDevice"
  Driver "evdev"
  Identifier "Mouse[1]"
  Option "Device" "/dev/input/by-id/usb-Logitech_USB_RECEIVER-event-mouse"
 EndSection

SUSEにしたら、/dev/input以下にby-idというディレクトリが追加されていて、
マウスへのリンクが作られてました。
そういうのが無かった人は、/dev/input/にある
event0 とか event1 とかからマウスに該当するのを選んで指定してね。
※上にも書いたけど設定を間違えるとかなり危険だから注意
複数ある時はどれがマウスのイベントなのかがわかってから設定したほうが無難です。

  と言ってもどれがマウスのイベントかわからないかもしれません。
  確認するには、evtest.cというソースをダウンロードもしくは内容をevtest.cにコピペして、
  コンパイル($ gcc evtest.c -o evtest)して、
  # evtest /dev/input/event1 とかやるとどれがマウスのイベントかがわかるみたい。
  既にプロジェクト(aiptektablet)の最新のソースからは削除されているので注意。

あと、『Identifier』の行は上の"Mouse[1]"とかと違うかもしれないけど、絶対に変更しないように。

次に、Section "ServerLayout" ~ EndSection 間にある
InputDevice のマウスの Identifierを指している所の後ろに "CorePointer" を追加する。
つまり、

 Section "ServerLayout"
  Identifier "Mouse[1]" "CorePointer"
  ...
  ...
  ...
 EndSection

こんな感じ。
ここでは表示の都合上全角スペースをつかっていたりするので気を付けて。
これがないとマウスが動かなかったりするので注意。

※2個目のマウスだったりした場合には、"CorePointer"の代わりに "SendCoreEvents" と記述するらしい。

できたら保存してください。

次にXを再起動します。最悪の場合Xが起動しなくなるので要注意。
心配な人は復旧の為にKNOPPIXとかを準備しておくのもいいかもしれない。
心の準備ができた人は『Ctrl+Alt+BackSpace』を。Xが再起動します。
普通にログイン画面とかが表示されてて、マウスが動いてたら成功。
もう一度ログインしましょう。
で、ログインしたら何かマウスのクリックの動作が変かもしれません。
右クリックしたらホイールクリックの動作だとかそんな感じに。
その時はコンソールから『xev』を起動して、ボタンをチェックしながら
~/.Xmodmap に "pointer" 行を作成して調整して、Xを再起動しましょう。(こっちはまず安全。)
書き方の例としては、

 ! pointer config
 pointer = 1 3 2 4 5 6 7 8 9

こんな感じ。コメントは行頭に『!』マーク。
ここでは表示の都合上全角スペースをつかっていたりするので注意。

すぐ変更したい人は、$ xmodmap -e "pointer = 1 2 3 4 ...12" とかやればOK。
ただし、こっちは再起動したら元に戻ってしまいます。
確認しながらの調整はこっちのやり方のほうが普通かもしれない。

.Xmodmap / xmodmap -e "pointer =..." のどちらにしても
認識したボタンをすべて割り当てないとエラーとして無視されます。

 xmodmap: commandline:1: bad number of buttons, must have 20 instead of 2
 xmodmap: 1 error encountered, aborting.

このようなエラーが出た場合は、 ...must have...の数字(ここでは20)のぶん、すべて記述して下さい。
具体的に言うと、

 xmodmap -e "pointer = 1 2 3 4 5 7 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20"

こんな感じです。番号はこれと同じではなく自分の変更したいように記述してくださいね。

合わせる時の目安
1 : 左
2 : 中
3 : 右
4 : 中スクロール上
5 : 中スクロール下
6 : 戻る
7 : 進む
//ここまでできてればまずOK。後は自分の好きな順番に設定する
8 : 中スクロール左
9 : 中スクロール右
10 : サイド中
11 : 上スクロール
12 : 下スクロール

※KDEの場合は水平スクロールのボタンを6と7に設定すればそのように動くので
チルトな機能を使いたい人はそういう設定をするといいかも。
その代わり、GTKなFirefoxだと6,7ボタンに戻る/進むが割り振られているので
判断が難しい所。
もしかしたらどっちにも都合のいい設定があるのかもしれないけれど、
今の所は不明です。

付録
デフォルトのIdentifier(環境によって違うかも)
 SUSE Linux
  Identifier "Mouse[0]"
 Ubuntu Linux
  Identifier "Configured Mouse"
 Fedora Core
  忘れました。

Identifier の文字を変えたい人は、
"ServerLayout" の該当行と一緒に書き換えれば大丈夫だったと思うけど
非常に危険なので試さないほうがいいかも

ちなみに、ここに書いてあることは自己責任ってことでよろしく。

Numlock

2006-05-01 02:43:08 | Fedora
KDEだとコントロールセンターに起動時Numlockをonにする っていう項目がある。
でも、GNOMEにはそんな感じのは見当たらないよね。
デフォルトでonじゃないと使いづらいと思う人も結構居ると思うんだ。

というわけで、GNOMEでもNumlockを起動時に自動的にonにする方法を。
まず、numlockxっていうアプリケーションが必要になるんだけど、
FC5のリポジトリに入ってた。
# yum install numlockx すれば入ると思う。
んで、使いかた。
onにしたい時は $ numlockx on
offにする時は $ numlockx off
とりあえず端末で使ってみて、うまく動いたら自動起動の所に・・・
と思ったけど、gdmの起動時に勝手にonになるようになった気がする