NoureaのLinux日記

Linux関連の事でもぼちぼちと。Windowsの話題のほうが多いかも。

yum-versionlock

2006-08-25 16:54:03 | Fedora
yum-versionlock

waoooのOpenOffice.orgをインストールすると、Yumでの更新時に古いバージョンなのにリストに上がってしまう。
毎回除外しながらアップデートするのは面倒なので、yum-versionlockを使ってみた。

やったこと
0.waoooのSRC680-m179版をインストール
0.yum-versionlockをインストール
1./etc/yum/pluginconf.d/ に、空のファイル versionlock.list を作成
2.versionlock.listに、

openoffice.org-base-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core01-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core02-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core03-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core03u-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core04-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core04u-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core05-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core05u-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core06-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core07-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core08-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core09-2.0.4-179.i586
openoffice.org-core10-2.0.4-179.i586
openoffice.org-calc-2.0.4-179.i586
openoffice.org-draw-2.0.4-179.i586
openoffice.org-impress-2.0.4-179.i586
openoffice.org-math-2.0.4-179.i586
openoffice.org-writer-2.0.4-179.i586
openoffice.org-emailmerge-2.0.4-179.i586
openoffice.org-pyuno-2.0.4-179.i586
openoffice.org-testtool-2.0.4-179.i586
openoffice.org-javafilter-2.0.4-179.i586
openoffice.org-xsltfilter-2.0.4-179.i586
openoffice.org-graphicfilter-2.0.4-179.i586
openoffice.org-gnome-integration-2.0.4-179.i586
openoffice.org-kde-integration-2.0.4-179.i586
openoffice.org-freedesktop-menus-2.0.4-179.i586

と記述
ちなみに、$ rpm -qa | grep openoffice とやると、.i586の部分は出なかったのだけれど、
インストールしたrpmと同じものを追加しないとうまく動作しないみたい。

3./etc/yum/pluginconf.d/versionlock.conf の『enabled=0』を『enabled = 1』に変更

これで次回のアップデートからはリストに上がらなくなるはず。

アイコンリストにアイコンを追加する

2006-08-18 01:13:43 | Linux
Portland
http://portland.freedesktop.org/wiki/

Portlandプロジェクトのxdg-utilsを使ってアイコンをKDEやGNOMEのアイコンのリストに追加してみる。

まずは、xdg-utilsをダウンロードして、展開してconfigureしてmakeしてmake installして使える状態にする。
うまくいってると/usr/local/binとかにxdg-何たらってのが追加されてるはず。
確認した時のバージョンは1.0beta1
※1.0beta3は追記まで飛んでね

ちなみにここ読めば使いかたは大体書いてあるよ。
http://portland.freedesktop.org/xdg-utils-1.0beta1/

次に、アイコンを用意する。
サイズは 16x16/22x22/32x32/48x48/64x64/128x128
種類は xpm/png/svg
のどれかでないと駄目みたい。
違ってる時はGIMPとか使ってリサイズしたので試してみてね。

インストールするアイコンを64x64の piyo.png とすると、
システム全体にインストールするには
# xdg-icon-resource install --size 64 --system ./piyo.png
ユーザーだけでインストールするには
$ xdg-icon-resource install --size 64 --user ./piyo.png
これでCache file created successfully.とか表示されれば完了。
アイコンがアイコンのリストに追加されてるはず。

追記
1.0beta3では少し仕様が変わっているようです。

64x64pxのpiyo.pngを追加したいときは、

 $ xdg-icon-resource install --size 64 ./piyo.png

のようにする。

もし、
 xdg-icon-resource: filename 'piyo.png' does not have a proper vendor prefix
 A vendor prefix consists of alpha characters ([a-zA-Z]) and is terminated
 with a dash ("-"). An example filename is 'example-piyo.png'
 Use --novendor to override or 'xdg-icon-resource --manual' for additional info.
のようなエラーが出た場合は、

 $ xdg-icon-resource install --novendor --size 64 ./piyo.png

のようにやるといいかも

一般ユーザーかrootかでインストールする場所が変わるみたいです。

ちなみに、一般ユーザーで上のをやると、 ~/.local/share/icons/hicolor/64x64/apps にインストールして、~/.kde/share/icons/hicolor/64x64/apps にpiyo.pngへのリンク という感じみたいです。見落としがあるかもしれませんけど。

HDDを設定で静音化

2006-08-18 00:50:47 | Linux
HDDのシーク音(?)を静音化する設定

あるコマンドを打つだけでHDDが静かになっちゃうかもしれない設定。

(機能がHitachi Feature Toolsと同じなら日立IBMとSeagateのみで動作のはず。
 でも、もしかしたら違うメーカーのでも大丈夫かもしれないしその辺はよくわからない。)

/dev/hdaのシーク音を低減するには

 # /sbin/hdparm -M 128 /dev/hda

たぶんこれで静かになるはず。
hdbでやりたい人は /dev/hda を /dev/hdb に置き換えたり
数値を変えたい人は 128 を 128-254 の間で好きな数字に変えるといいかも
HDDによっては数段階シーク音(?)が変化したりするらしい。
ただし、静かになるだけ転送速度が少しだけど下がるみたい。


ここからはSUSEのみ

 どうやらSUSE Linuxでは、デフォルトで起動時に設定を書き換えるみたい。
 これだとうるさいという人は、

  YaST2 -> システム -> /etc/sysconfigエディタ
   System -> Powermanagement -> Powersave -> Disk -> HDPARM_ACOUSTIC_PERF

 ここの値が254とかになってると思うから、254から128にする。
 (注意.128-254の間で有効みたいだから、くれぐれも変な値を入れないで。)
 上にも書いたように、HDDによっては効果がないかもしれない。

ここまで

※多分変なことにはならないと思うけど、自己責任ということでよろしく。

Xの解像度の設定

2006-08-12 15:09:38 | Linux
Windowsではモニタの大きさに関わらず一律96dpiで決め打ちの様子。
Linuxでは、画面の実寸によって設定したりするから85dpiとか72dpiとか
環境によって色々と変わっていたりする。
そうすると、フォントの大きさをWindowsのと同じにしたはずなのに何か違和感が…という事があるかもしれない。

というわけで、今回はWindowsと同じくXの解像度を96dpiにしてみよう!

1.現在の画面の解像度を確認する
 端末に $ xdpyinfo と入力してみる。
 すると色々と表示されるはず。その中で、
 resolution :
 と書かれている所を確認する。
 ここが 96x96 dots per inch となっている人は既に96dpiとなっているので設定は不要だ
 ここが 86x86 dots per inch とか違う数字になっている人はフォントのサイズ指定がWindowsと少し違っていたりするはずだ。
 せっかくだからここで96dpiにする方法を試してみよう

2.計算する
 自分のディスプレイの表示したいサイズ(1024x768とか1280x1024とかそういうやつ)
 を確認しておいてほしい。
 次に、目的の解像度を確認しよう。(今回は96dpi)
 これで準備完了だ。実際に計算してみよう。
 今回は、1024x768 , 96dpi ということでやっていく。
 いきなり計算にいきましょう。
 1024 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 27.0933333333(cm) ≒ 270(mm)…α
 768 × 2.54 ÷ 96(dpi) = 20.32(cm) ≒ 203(mm)…β
 出てきた数字を(αとβ)覚えておいて欲しい。ミリメートルに直した数字で。

3.xorg.confに記述
 /etc/X11/xorg.conf テキストエディタで編集する。(root権限が必要)
 場合によってはXが起動しなくなってしまうという危険性があるので、
 その当たりは注意というか、覚悟してやってほしい。普通は大丈夫だけど。
 記述するのは
 Section "Monitor"~ EndSection 間 の DisplaySize という所。
 ここに、2.で計算したαとβを空白を開けて指定する。(α=270 , β=203)
 具体的には、

 Section "Monitor"
  DisplaySize 270 203 # mm , 96dpi
  …
  …
  …
 EndSection

 と書き換える(無ければ追加するとか。)
 ちなみに、ここでは表示の都合上全角スペースを使っていますが、必ず半角スペースかTabで指定して下さい。
 それと、…の所は Identifier "Monitor[0]" とかの他の項目という意味ですが、このような他の項目は"絶対に"いじらないでください。

4.Xの再起動
 コンピューターを再起動するなり
 Ctrl+Alt+BackSpaceで強制的に再起動をするなり
 とにかくXを再起動すれば少し文字の表示が変わっているはずです。
 $ xdpyinfo | grep resolution  とか打って96x96となっていれば成功です。

※ここに書いてある内容を実行する場合は、くれぐれも自己責任でお願いします。

enjoy!