能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2395 好きなバス停②

台風10号は去っていきました。皆さん、ご無事だったでしょうか。

6日昼の金生町付近。強い風雨で煙っていた。

あいうえおさん、いつもバス情報を教えていただきありがとうございます。

「好きなバス停」2回目は、上町、吉野方面です。歴史ある土地柄か、味のある名前が多くて、バス停ファンにはたまりません。記者時代、夕刊で市営バス路線のルポ・シリーズを企画し、長距離路線の3番線、6番線、11番線をそれぞれ踏破したことがあります。今回取り上げるのは、その6番線(今は南国交通がN36番線として引き継いでいる)沿線の停留所。プラスアルファも少々あります。

たてばば。吉野、坂元、冷水方面のバス路線が交差する。近くにスーパーや病院や銀行があるのも手伝って、高齢者を中心に客が多い停留所だ。名前は昔の通りの名前に由来する。

やなぎまち。シンプルだが、ムードのある名前。昔、柳が多かったのだろうか。

つづみがわ。吉野へ向かう坂道の上り口にある。「鼓」ではなく「皷」だよ、と新人時代に先輩から教わった。つまり、右側が「支」ではなく「皮」だよ、と。

沿線には、水にまつわるバス停名が多い。先の皷川といい。このへんは、みずみずしい所なのだろう。

水がしたたり落ちる音が、この名前の由来という。

だばらく。西郷さんが引いた荷馬車が転倒した故事にちなむ。

おおいしさまかわ。大石様と呼ばれる神社の下を流れる川のこと。

まつじゅうもんじ。まるで宮本武蔵が決闘をした場所のような名前だ。

こめがみ、と読むのか。どなたか教えてください。

いしごう、と読むのか。これも、どなたか教えてください。

かみのはら。バスの終点だ。さらに進めば寺山公園がある。西坂元町の上之原は「うえのはら」。

上之原バス停近くから。

以下、南国交通36番線を離れます。

なかのちょう。似たような名前に、西田に「西田中ノ丁」がある。

ふけだに。昔話に出てくるような。

おとし。何が落ちるか、落とすのか。海岸部の仙巖園へ流れる磯川がこのあたりから急落下しているため、この名がついたという。

磯川。仙巖園へ流れ下る。

すずめがみや。これも昔話を連想させる名前だ。

はやま。最初知らずに「はやうま」と思っていた。

上竜尾町にある。漢字で書けば「催馬楽」。古典芸能に由来する。


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コメント一覧

あいうえお
バス停の読み方ですが
米神→こめかみ
石郷→いしごう
です。

因みに現在N36になっている、旧市バス6番は私が最初に乗った(確か20年くらい前)からすると追加されたバス停がいくつかあります。
米神・駄馬楽・お茶の水
が該当します。
その中でもお茶の水バス停は道路事情の関係で、開設当初は中央駅方面行きのみの設置でした。
後に道路改良工事で、反対側も整備されました。

更にN42にも市バス時代に追加停留所
せばる団地入口(N36-2も通る)・東坂元四丁目
があります。
尚、以前通っていた鹿児島交通の葛山線は東坂元四丁目バス停の設定がありませんでした。
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