能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3654 投票率アップを!

しんいちさん、通りすがりの薩摩人さん、コメントありがとうございます。
投票所でもらえる投票済み証「投票所来場者カード」。これまで私はあまり意識していませんでしたが、自治体によってさまざまな形があったり、特典があったりするんですね。投票率アップにつながるのであれば、これに限らず、あらゆる方策を自治体に考えてほしいものです。

選挙と言えば、4月14日に投票が行われた鹿児島市議選。これに合わせて4月初め南日本新聞に投稿した原稿が、3ケ月近くたった今日30日付同紙「ひろば」に掲載されました。もうとっくにボツになったかと考えていました。
以下、投稿当時のままの原稿を紹介します。掲載された原稿は、もう鹿児島市議選も終わったので、いくらか手が加えられていました。

 鹿児島市交通局がこのほど、路線バスに1台6200万円するEVバスを2台導入しました。赤字というのに、貴重な税金はもっと他に使い道がありそうなのにと考えていたら、隣県のニュースが目に入りました。
 熊本市が市内のバス停へのベンチ設置を本格的に始めたとのこと。この3月の33カ所を皮切りに、2026年度までに600カ所に設置を終えるそうです。うち2023~2024年度の整備費は4320万円。「高齢者が外出しやすい環境を整え、公共交通の利用促進につなげるのがねらい」とか。うらやましいと思いました。
 必要でなさそうな所にまで「よかベンチプロジェクト」と称してベンチを造りたがる一方で、本当に必要なバス停などには造らない鹿児島市。熊本市と大違いです。
 今回、熊本市には「移動円滑推進課」という課があることも知りました。告示間近の鹿児島市議選に出馬予定の人たちにぜひ知ってほしいもの。そして考えてほしいものです。市民に本当に必要なものは何か、と。
センテラス天文館前のバス乗り場デジタル案内板の土台に腰掛ける男性。デジタルとアナログが対照的。
大門口交差点に市が設置した「よかベンチ」。人通りが少ないこんな所にまで必要か?
熊本市の鶴屋百貨店前の通町筋バス停。立派なベンチがいくつも並ぶ。







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コメント一覧

もう73歳
話題の記事を拝読しました、その通りです。限られた財源をいかに有効に使うのかにビンタを使ってほしいですね。話は変わりますが磯の異人館バス停に置いてあるベンチは、桜島や異人館を眺めるためと思っていましたら違うのですね、すべてが10号線の方に向いてあります。バス利用者のためでしょうか? でもバスを待っている人を見かけたことがありません。6脚も置いてあります。1脚だけ残して5脚を天文館に持っていきたいです。
ocochan
ひろば読みました。内容はブログで読んでいましたが、3ヶ月前に投稿されたのですね。知人は4ヶ月経ってから掲載されたことがあると言っていました。
鹿児島が好きですが、思い遣りと優しさのある熊本の行政が羨ましいです。
しんいち
ひろばへの投稿、誌面で読みました。
そうでしたか、4月に投稿したものが今になって掲載されたのですね。
誌面での縦書き、ブログでの横書き、印象が異なりますね。

電気自動車バスですが、知名町では九州電力とリース契約し運行しているようです。
鹿児島市には、リースで運用するという発想がなかったのでしょうか。
12月に行われる鹿児島市長選挙では、市民の意見に耳を傾け市民目線に立つ候補者を選びたいと思います。
通りすがりの鹿児島市内人
いつもブログを楽しみにみています。
先日、鹿児島市交通局のホームページを見たら、EVバスが1台走行不能で修理中のようで、修理完了が未定とのお知らせがありました。
運行開始直後から、走行不能状態なのは鹿児島市交通局の見通しの甘さを感じてなりません。
また、貴重な税金の無駄遣いにもなっているとも強く思いました。
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