ピンネの風に揺られて

気ままな日帰り山行

2014年夏山の総括

2014年12月22日 04時52分21秒 | 山行


今年はこれに尽きると思う。



ここから頂上までは誰もいないはず。でも50m下には警察のパトロール隊。
頂上では後続のご夫婦一組と単独男性一名の計自分も含めて4人(パトロール隊は神社で休憩)。
頃合いをみて腰を上げる。が誰も続こうとしない?単独で下山開始。
この時点で自分の中でしっかりと、熊に対する対処法が出来ていなく、
ただ闇雲に下山をしただけ。出会わなかったのは只運が良かっただけ。
この時下山時にとる対策は「他の人達に声をかけて一緒に下山するべきだったのではないか。」
この声かけが出来なかった。
何処かで仲間を求めているような気がする。


トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

2014年12月21日 05時10分07秒 | 



2009年7月の8名の方が亡くなる遭難について検証。
2002年の同じく7月に2名の方が亡くなられたが、この教訓が生かされなかった。

「登山を始めようとしたときには、まず山岳部や山岳会に所属し、登山のノウハウを基礎をから学び、
・・・かつてのごく一般的な流れだった。・・・1990年前後から始まる登山ブームの中核を成した
中高年登山者は、体育会的な人間関係を嫌って、山岳会などの組織に所属することを敬遠した。
しかし、登山の技術や知識を学ぶ機会をほとんど持たないまま・・・」

まさに自分がそうでした。知識や技術を少しずつ自分なりに形成したと錯覚をしていた。
改めて自分に問いかけてみたい。

「低体温症:
36℃・・寒さを感じる。寒気がする。
35℃・・手の細かい動きができない。しだいに震え始まってくる。歩行が遅れがちになる。
35~34℃・・歩行は遅く、よろめくようになる。震えが激しくなる。口ごもるような会話・・・
山ではここまで、これ以前に回復処置取らなければ死に至ることがある。」

体温がおよそ3℃ほど下がっただけで死に至るケースもあるのですね。

出版:山と渓谷社