落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日
柳家三三の落語会に行ってきました。
【月例 三三独演】
6月12日(木)開演19時
@ 霞が関イイノホール
席について、
プログラムを開いたら…
やったー
金原亭馬治さんが出るぞー。
前々から金原亭馬生さんの鹿芝居で、
馬治さんの落語を聴く機会があり、
聴くたびに面白くなってて、
楽しみな存在でした。
2年ぶりくらいに観た馬治さん、
すっかり貫禄がついて、
オッサンぽくなっていた(失礼

)。
馬治さんの魅力は、
馬生師匠(当代)の影響を
みじんも感じさせないところかな。
師匠のまねっこじゃないところ。
もともと風貌も持ち味も
対極なイメージですけど。
今回の『棒鱈』の酔っぱらいも、
目が血走ってて(?)
良かったです


「いつ真打になってもおかしくない」
と、三三師匠も言ってましたが、
そろそろかな?
三三師匠のまくらは、
『アナ雪』の感想。
映像が浮かんで、
すっかり観た気分に。
(三三フィルターを通した、
爆笑『アナ雪』体験。
feat. 女子アナと雪之丞。笑)
観に行こうか迷ってたけど、
もう観なくていいや
そういえば、
うちの姪ちゃん(20代)も言ってた。
「あの映画、
エピソードを掘り下げないで、
話がどんどん進むんだよね」
話が脱線。すみません
いつもながら、
小かじさん書の番組表(画像)

和むなぁ♪
春風亭昇太独演会に行ってきました。
【オレスタイル】
4月29日(火)14時開演
@ 新宿・紀伊國屋サザンシアター
新作『空に願いを』、
はじめて聴きました。
主な登場人物は小学生と、
そのお祖父さん。
アワアワ言いながら
駄々をこねる子供を演じたら、
落語界ピカイチ!?
過激でボケてる、
ジイサンも可笑しかったけど
古典2席も昇太版を聴いたのは、
はじめて。
『火焔太鼓』の登場人物は、
抜けた亭主としっかり者のオカミさん。
昇太版の夫婦モノは、
オカミさんが亭主を叱りつけながらも、
合間に聴き取れないくらいの早口で、
こんなセリフが入る。
「アンタはホント、バカなんだから!
でも、そこが好きだよ!」
独身の昇太師匠の
理想の夫婦像なのかもね
今日は自宅から徒歩数分のホールで、
フジコ・ヘミングさんのリサイタル。
バスで10数分のホールでは、
柳家小三治独演会。
体が3つ欲しい日でしたが、、、、、
ひさびさのオレスタイルも
存分に楽しんできました


昨夜のドカ雪を踏み分けて、
大手町で開催される落語会へ。
自宅近辺の雪深さ(積雪50cm)に、
交通ダイヤの乱れに、
何度もめげそうに…
やっと乗った電車で爆睡し、
降りる駅を乗り越し、
心が折れかけたけど…
ひさびさに根性だしました。
仕事するときより、だしたかも。
否。
仕事するときと同じくらい、
根性だしました。
(仕事関係の方たちも、
お読みくださってるかも?なので、
あわてて訂正

)
おかげで開演時間には
フツーに間に合いましたが
(前置き長過ぎ)
【大手町落語会】
2月15日(土)開演14時
@ 日経ホール
柳家一門の4人衆。
三三、市馬、花緑、権太楼。
素晴らしい顔ぶれ。
オリンピックのおかげで寝不足だったけど、
まったく眠くならずに楽しめました
渦中のゴーストライター氏のこと、
「しゃれっ気の抜けたテリー伊藤さん」
と表現した花緑師匠に大笑い。たしかに!
雪景色にふさわしく、
三三師匠は『橋場の雪』。
(以前にも雪の日の三三落語会で聴いて、
和んだっけ)
終演後、
客席で会った落語友達Oさんと、
飯田橋の甘味処『紀の善』へ。
抹茶ババロアを堪能しながら、おしゃべり。
ああ、楽しかった♪
思いきって出かけて良かった~!
結果オーライな1日でした
金原亭世之介落語会に行ってきました。
『金原亭世之介の会』
1月22日(水)開演18時半
@ 池袋演芸場
昨年の晩秋、原田病なる大病を患い入院。
病み上がりでシュッと細身になった
世之介師匠の復活独演会。
まずは前座の
三遊亭ございます(すごい名前)さんの
『やかん』。
生きが良く、声もデカく、面白かった
その後、世之介師匠の
『宮戸川』と『宿屋の富』。
『宮戸川』は有名な前半だけじゃなく、
後半も。
コミカルな前半とは別物のような後半。
三味線がベンベン鳴り、
芝居仕立てになっている。
この不気味な後半、
はじめて聴いたので、
キョトン。。。
今や後半までやる噺家は少なく、
古今亭(金原亭)一門くらいだそうだ。
世之介師匠、大熱演!
(昔、先代の馬楽師匠にほめられて、
二つ目の頃から持ちネタにしていたとか。
すごい

)
『宿屋の富』は、
宿屋の一文無しの客が
あっけらかんに明るく、
(『居残り佐平次』イノさんを彷彿)
パァッと景気のいい一席。
個人的に『宿屋の富』感が変わった。
こんなに可笑しい噺だったっけ?


原田病のせいで、
一時は目も耳も不自由だったという
世之介師匠。
まくらでは、
「盲目の噺家として話題になるチャンス」
「盲導犬は黒いラブラドールかな」
などと笑わせていたけど、
順調に快復されているようで良かった。
(黒ラブ盲導犬は飼いそこねたけど?)
よし、今年はもっと
世之介独演会に足を運ぶぞ。
上野鈴本演芸場の
お正月初席(寄席)に行ってきました。
【吉例落語協会初顔見世特別公演
新春爆笑特別興行】
1月5日(日)夜の部
開演17時20分
鈴本初席・夜の部といえば、
長年、柳家小三治師匠の大トリがお約束。
(で、年々チケットが大争奪戦になり、
ついに去年は行けなかった)
その大トリを
今年はお弟子の三三さんに譲り、
小三治師匠は途中出演。
演目は『小言念仏』。
えっ…また小言念仏ぅ?
と、最初は思ったけど、
聴きはじめると、やっぱり可笑しい。
目線がちょっと動くだけで、
いちいち可笑しい。
名人芸


三三師匠は『三味線栗毛』。
演題は聞いたことあったけど、
はじめて聴いたネタ。
最後に馬が出てきて、なるほど

まくらで三味線の話をしていたのも
つながった。
三三師匠は珍しいネタをかけることが多い。
レパートリー、いくつくらいあるんだろう。
番組前半。
後半。

権太楼師匠の『代書屋』に笑いっぱなし


三三師匠のお弟子、
前座の小かじさん、終始大活躍。
仲入りのアナウンスで拍手が起きていた。
思えば去年1年、
1度も鈴本に行かなかったかも…
今年はもっと寄席に行きたい