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のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

イイノホールで花緑『宮戸川』

2014-11-29 12:21:06 | 落語会に行ってきた
柳家花緑独演会に行ってきました。

【花緑ごのみ Vol.31】
11月28日(金)開演19時
@ 霞が関イイノホール

年1の、この会、
ここ数年、楽しみにしています。

画像は、
開場時に配られた番組表。

あらかじめ決められていた大ネタ2席が、
田舎者の噺ということで、
箸休め(?)の「気分で一席」は、
都会の噺『宮戸川』。

見るからに都会っ子で、
年齢より若く見える花緑師匠には、
これがいちばん似合っていて、
面白かった

若い男女、
半七とお花の噺。

行きがかり上、ひとつの部屋で
夜を過ごすことになったふたりに
雷鳴が響き、
お花が半七に抱きつく…

はずが、
そこは花緑版、
半ちゃんがお花ちゃんに抱きついて、
「のちに、このふたりは、
 大助花子になりました」

って、
『宮戸川』じゃなくて、
『宮川』か!?笑。

花緑師匠、
年齢を重ねて枯れてきたら、
田舎者やお爺さんも
似合ってくることでしょう。

落語界は、
50代でも若手と呼ばれる、
(それはそれで大変そうだけど)
うらやましい世界

手ぬぐい、今回は、、、


若草色を購入。



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サザンシアターで昇太『富久』(追記あり)

2014-11-28 00:09:04 | 落語会に行ってきた
春風亭昇太の独演会に行ってきました。

【オレスタイル】
11月27日(木)開演14時
@ 紀伊國屋サザンシアター

昇太師匠の『富久』を
聴いたのは、初。
(4年ぶりに演じたとか)

最初、何のネタがはじまったのか、
さっぱりわからず、
聴いてるうちに、
あれ?これって富久??

でも、富久って、
こんな噺だったっけ?

あ、やっぱり富久だ!

はじめて富久を聴いたような、
新鮮さだった。

大河ドラマ『軍師勘兵衛』第49回に、
赤い甲冑姿で徳川家康役の寺尾聡と
共演するという昇太師匠。

今年は10年以上ぶりに
大河の視聴をやめた年だったけど、
その回(次々回?)だけはチェックしよっと。



【2日後の追記】

昨日の当ブログ内
アクセスランキングを見ていたら、
4年前の『富久』も聴いてることが判明。

しかも昨日、
柳家花緑独演会で『宿屋の富』を聴いて、
自分、『富久』と『宿屋の富』を
ごっちゃに記憶してることも判明。

全然違う噺なのに。。。

いっそ、どなたか、
コラボ『宿屋の富久』を
演じていただけませんか~



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練馬で小三治『禁酒番屋』

2014-11-05 01:05:20 | 落語会に行ってきた
柳家小三治の落語会に行ってきました。

【柳家小三治 一門会】
11月4日(火)開演19時半
@ 練馬文化センター 大ホール

はじめて観た前座の小はぜさん、
上手だった

奇術の花島世津子さん、
今回は白いコスチュームで揃えた
お姉さまトリオで登場。

客席のオジサマをステージに迎え、
あっと目を見張る大ワザを披露

花島トリオ(?)、
今後も注目したいです。

小三治師匠いわく、
ノンアルコール梅酒で
いちばん美味しいのは、
サ○トリーだそうだ。

今度、飲んでみよう♪

でも、ノンアル梅酒って、
梅シロップとどう違うんだろう?

師匠はお酒が苦手らしいけど、
(苦手だからこそ?)
酒ネタの酔っぱらい演技は、
いつ観ても最高に可笑しい


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浪曲で爆笑

2014-09-14 20:06:44 | 落語会に行ってきた
落語の春風亭昇太と
浪曲の国本武春が、
落語と浪曲の垣根を超えて
うなりあう。

というコピーに惹かれ、
闇雲にチケットを取ってしまった会に
行ってきました。

【うなりあいましょう】
9月14日(日)開演13時
@ 座・高円寺2

ナマ浪曲会に行ったのは、
もちろん初。

浪曲…と聞くと、
しゃがれ声のオジサンやオジイサンが
「うなる」もの?
というイメージだが、、、

日本の伝統芸能のなかでは、
いちばん「若い」芸なんだそうだ。

言われてみれば、
そうだよね。
歌謡曲の前身?的な。

まずは浪曲のイロハと
うなり方を学んでから、
本題へ。

国本武春が昇太の『愛犬チャッピー』をうなり、
昇太は自作の新作浪曲をうなり、、、
(これが立川志の輔をテーマにした爆笑モノ)

いや、その前に、
ゲストの三遊亭白鳥まで、
落語の合間にムリヤリうなっていた

で、この新作落語、
愛子という名の女子中学生が主人公。

ということは、、、
愛子、、、さま、、、??

爽やかな人情噺(?)ではありましたが、
白鳥師匠、勇気あるなぁ。。。

と、ほとんどの観客が思ったに違いない。

最後に国本武春が正統浪曲をうなり、
会はお開きに。

すっかり浪曲の魅力に目覚め
…たりはしなかったけど、
珍しくも楽しいイベントでした。

会場の座・高円寺。


なかなか素敵なホール。
ロビーには元気いっぱいの児童画


螺旋階段を照らす丸いライトが、
あったかくて、いいムード


阿波おどりホールなんてのもあって。


高円寺の阿波おどりの歴史もわかる。

記念すべき第1回は、
のり屋が生まれる前かぁ

この時代は、よく見物に行った。

高円寺の商店に嫁いだ(今は亡き)友人が、
当時、隣町に住んでたのり屋を
誘ってくれたのだ。


落語会も頻繁に開催されてるようだし、
また何かイベントがあったら、
訪れたいスポットです。

コメント (4)
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四人四色の落語会

2014-07-19 09:15:14 | 落語会に行ってきた
面白い顔ぶれの落語会に行ってきました。

【華の共演! 
 よったり寄ったり競演会】
7月18日(金)開演19時
@ 所沢ミューズ・マーキーホール

前半は新作落語の
笑福亭たま、
三遊亭白鳥。

後半は古典落語の
柳家三三、
柳家花緑。

それぞれが際立った個性の、
四人四色の落語会。

とはいえ、
共通点がひとつ。

4名とも、
噺で絵を見せてくれるというか…

聴く側の頭のなかに、
映像を浮かばせてくれるところ。

聴いてるうちに、
噺の登場人物のひとりになったような、
錯覚に陥らせてくれるところ。

うまい落語家の証し、
とも言えますが

とりわけ、
はじめて聴いた白鳥師匠の噺は、
細部の細部まで絵づらが浮かんで、
マキシム・ド・飲兵衛の
トイレ臭まで匂ってくるようだった

新作と古典、
バランスよく聴ける会って、
ありそうで意外と少ない。
(落語好きに古典至上主義が多いせい?)

個人的には、
お得な気分にひたれて、
大満足の四人会でした


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