noriba-ba's garden

吹屋ふるさと村紀行その3

笹畝坑道を出てしばらく車で行くと、ベンガラ館という
明治時代のベンガラ工場の姿を復元した建物がある。

のどかな山あいにサーモンピンク色の壁土の建物が
数棟、ひっそりと片寄せあうように建っていた。

建物の中には、昔ながらのベンガラ製法の工程に
沿って、実際に使っていた設備が復元されていた。

設備だけでなく、建物内はすべて褐色のベンガラ色に
染まっていて、どこか別世界に迷い込んだみたいだ。

外に出てみると、閑散として人気のない敷地内に
コスモスが人待ち顔で、物寂しげに咲き乱れていた。
過ぎ去った栄光の日々を懐かしむかのように…。


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