臍曲がりの独り言

行動記録と私見

コラムばか一代

2005年08月20日 | 書籍紹介・評
私は個々15年くらい産経新聞を購読してますが、毎日先ず最初に見るのが一面の右下に掲載されている「産経抄」です。
先般この欄の起草者である石井英夫氏が、35年にわたる執筆を昨年末に筆を擱きました。
その同氏が35年間に書かれたものの中から、思い出になる掲載文についての感想を書かれたものの一部ですが、もともとこの「産経抄」は、朝日の「天声人語」や毎日の「余録」に比べ意義投合することが、私には多かったので早速図書館から借り出したものです。
世論に阿ねず、戦後民主主義に対する態度、司馬遼太郎が産経の新聞記者だったことからの影響などからの石井さんの主張は本当に心打つものが、私には多かった。
良い本でした。