臍曲がりの独り言

行動記録と私見

矢沢永一著「自虐史観もうやめたい」

2005年08月14日 | 書籍紹介・評
図書館から予て申し込んでおいた 矢沢永一著「自虐史観もうやめたい!(反日的日本人への告発状)」が用意出来たとメールがありましたので、借りてきました。
内容を見て驚いたことにはこの本は平成8年に購入してあった、別掲した 同じ矢沢氏の著書「悪魔の思想(「進歩的文化人」という名の国賊12人」と同じ内容の本で題名を変え、出版社がクレスト社からワック出版に変わっただけのモノでした。
前著の「悪魔の思想」というのは、著者によると「日本という国家を、つまりその本体である日本国民を、限りなく、卑しめ、蔑み、そして劣れるものととみなして罵り、見下し、国益を外国に売り渡す思考方法を言う」となっており、国賊として列挙された12人は次の通りです。
1)大内兵衛・戦後の学界、言論界の大ボスで「日本は第二次大戦の主犯」と言う歴史の偽造家
2)鶴見俊輔・日本罪悪論の海外宣伝マンで「ソ連はすべて善、日本はすべて悪」のデマゴーグ
3)丸山真男・戦後民主主義の理論的リーダーで国民を冷酷に二分する差別意識の権化
4)横田喜三郎・反日的日本人の第一号で栄達のため、法の精神を蹂躙した男
5)安江良介・進歩的文化人の差配人で金日成に無条件降伏の似非出版人
6)久野収・「進歩的インテリ」を自称する道化で恫喝が得意な権力意識の化身
7)加藤周一・進歩的文化人の麻酔担当医で祖国をソ連に売り渡す”A級戦犯”
8)竹内好・日本の伝統の徹底的な否定論者でその正体は、北京政府の忠実なエージェント
9)向坂逸郎・マスコミを左傾化させた方言家で最も無責任な左翼・教条主義者
10)坂本義和・現代の魔女狩り裁判人で日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家
11)大江健三郎・ユスリ、タカリの共犯者で国家間の原理を弁えない謝罪補償論者
12)大塚久雄・進歩的文化人の原型で近代日本を全否定した国賊
上記の方々がいかなる事を述べたり書いたりしたかは、この本をお読みになれば良いでしょう。
著者は最近又日本罪悪論を言い始めた人が出始めたことを憂い、旧版を題名を変えて出版されたようです。