クマ講座
2018-07-03 | 里山
昨日も八幡平と尾去沢で、クマが目撃されている。
走っていると、クマ出没注意やクマのために通行止め・入山禁止の立札も珍しくない。
そんな状況が十和田高原事件以来続いているなかで、クマ被害対策講演会が開かれた。
「ツキノワグマの生態と市民にもできる遭遇回避対策」
会場はコモッセの文化ホール、「そりゃ何でも広すぎるだろう」と思っていくと
けっこうの数の市民が聞きに来ていた、それだけ今の鹿角でクマは他人事ではないのだ。
資料のなかに、書かれていたこのことが気に少し気になった。
林縁~里山に日常的に入る効果が一番(森に弁当を食べに行くだけでも効果あるかも?)
人がどんどん山に入って活動すればいいんだ、いまとは逆に。
入山禁止の立札が多くある地域一帯が里山にあたるかはよくわからないが、
あれから3年、シーズンになっても市民の姿をあまり見かけなくなった、
煩わしい人間の姿に気を使わなくてもよくなったクマにとって、あの野山は・・・。