スリランカ津波災害への支援

津波によるスリランカへの災害に関する情報を記載し、支援の輪を広げる事が目的。

1月8日

2005-01-16 12:58:05 | Weblog
地元の新聞は連日津波被害の関係のことばかりだが、
インターネットで日本の新聞をのぞいて見ると、だんだん津波の報道は少なくなってきている。

新しい事件が次々起こるから、当然、ふるい情報は少なくなるのが普通かもしれない。

ただ、被災地の状況は『よい』とは言えないようだ。

今日、NGOの各サブオフィスの代表者が集まり会議がひらかれた。
それぞれの報告と今後必要となるものの確認がされた。
南部の方では、比較的状況がよくなっているとの事。街の清掃も順次進んでいるらしい。
ただ、人々の精神的な面は悪化しているようだ。ある街では、お化けが出るとみんなが思い込み、
家が壊れていない人までもが街を出て行くという状況が起こっている。

東部の方では、医療がちゃんと行き届いていないようだ。
LTTEの認めた医者はぜんぜん知識もなく、
全ての患者にパナドール(バファリンのような薬)を処方しているらしい。
LTTEが自分達で援助物資を横取りしたいため、
「東部では援助物資が不足している」と、ウソの発表をしていると、
BBCのニュースに載っていた。

だんだん何が本当で、何がウソなのか見極めるのが難しくなってくる。

夜は、トラックに援助物資を積み込むのを手伝った。
アンパーラ、ハンバントタ、マータラ等に送る物資を3台のトラックに積んだ。
結局、積み込みが終わり、トラックがスタッフを乗せ被災地へと出発したのは夜中の1時になった頃だった。


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