nonokoのその日暮らし

母の認知症検査結果

仕事から帰ったある日
電子レンジを使おうと
レンジの扉を開けると
プラ容器に入ったご飯が鎮座。

なんで?

母が食べようと思って
冷凍ご飯をチンしたけど
忘れてる??
常温状態でした


私が仕事の日は
先に母は夕飯を食べるのです。


その時は母に言わず。



それから数日して
また同じことがあった


今度は母に言いました。

「お腹が空いたから食べようと思ったんだよね?」

「お腹が空いたこと忘れたの?」

「それとも他のものを食べたの?」

笑うだけの母。



それから今度は
カップに入ったコーヒーが鎮座。

作ったコーヒーが冷めたから
温めたけれど
そのまま飲むのも忘れているのでしょう。



これらは
先月末の定期検査(頭蓋骨の腫瘍の)時に
物忘れ外来を紹介してもらい
そこを受診する数日前の出来事。

頭蓋骨の腫瘍の記事はこちら↓

母の頭の中の腫瘍 - nonokoのその日暮らし

母の頭の中には腫瘍がある。2011年の母の日。姉妹三人でお祝いしようと名古屋駅で食事会をした。初めて見る色付きの眼鏡をしている母。すると「目が見えなくなって眼科へ行...

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母の病気(腫瘍)が分かる前は
盆正月くらいしか
母のところに行ってなかったのが
腫瘍摘出手術前は
頻繁に母のところに行っていて
その頃に
ん?
と思ったことがあった。

それは
同じ話を繰り返すこと。


既に話したのに
まだ話してないと思って
後日また同じ話をしたり
誰に話したのか覚えてなくて
同じ人にまた既に話した話をしたり
っていうのは
私も
私の友達や彼もある。


母の場合は
話したその日に
また同じ話をするので
え??
と思ったのだ。


しばらくはその程度で
まあ老化かな
ぐらいに思って時は過ぎ。



三年前から母と同居するようになり
同じ話を何度もする以外に
自分で物を買ってきた翌日に
「これあんたが買ったの?」
と言ったり
母の友達が母に物をくれた翌日
「これどうしたの?あんたが買ってきたの?」
と言ったり
同じものを日が開かないうちに買って来たり
私も ない と思って買ったらあった
ってことはあるが、母は頻度が多い。
物以外にも
友達との約束など
記憶忘れも気になって
妹たちにその都度話していた。


一度 主治医に話してみようと
半年前の定期検査時に話したが
「脳の萎縮も然程ないし、年相応の物忘れじゃないですか?」
だけで終わり



もし認知症なら
放置して
どんどん物忘れも酷くなってからでは遅いから
先月の定期検査時に再度主治医に話し
物忘れ外来を紹介してもらい
その後直ぐに受診日の予約をした。

その日夕飯を食べながら
「(腫瘍の)治療どうする?」
と聞くと
「放射線治療だわねー、今度それ行くんでしょ」
って…
主治医と私&妹の話を全然理解していない

私「今度行くのは認知症かどうか検査する病院だよ」

母「そうなの?」


母は自分では認知症と思ってないから
これまでも「検査してもらう?」
と聞いても拒んでいたので
物忘れ外来の受診を渋ると予想していた。

でも「そうなの?」だけで終わった。



物忘れ外来受診当日。

うちには車がなく
不便なところにある病院なので
上の妹が車で一緒に行ってくれた。


まず先生による問診。

MRIやCTは腫瘍の方で撮っているので
血液検査だけし
その後
認知機能検査。


認知機能検査は
「一時間くらいかかる」そうで
母は検査室に入り
私達は隣室で待っていた。


「今日は何月何日ですか?」

耳も遠い母。

検査員の方が大声で話してくれている。

ん?何日だっけ?と
心の中で思う私w


「今日は何曜日ですか?」

母の声はボソボソとしか聞こえてこない。

何曜日だ?と
またまた思う私w

おい 大丈夫か私!www



それから計算問題など聞こえてきて
受付の方が
「あ、終わったみたい。お母さん早い!」
と言うので
時計を見ると
検査が始まってから40分ほど経過していた。

検査員の方も
「早かったですね」と。


母は酷く疲れた様子。

帰宅して
どうだった?
など話していると
認知症の検査だったと思っておらず
まだ放射線治療の病院を紹介してもらった
と思っていたようで
「放射線はやらなかったね」
と言う


このあたりも
私達姉妹が認知症を疑うわけですが
結果を聞きに行く日。

今度は下の妹が来てくれた。

妹に
「この前は放射線しなかったけど今日はするの?」
と聞いている。

あーーーもぅ
また説明したこと忘れてる



結果は
アルツハイマー型認知症の軽度。


検査時間が早かっただけで
内容が良くなかった

やはり記憶面が悪い。


錠剤を飲むことになった。



趣味もない。

私と同居後
カーブスに通い始めたが
膝が痛いと言って
1年くらいでやめ
運動もしていない。

家事もろくにしない。
これは私と同居する前から。

先生が「生活の中で“これは私がする”ってことを決めてやって下さい。あと習い事をするとか。薬よりもそういうのが大事。でもやめちゃう人多いんだよねー。だから週一回 デイサービスに行くといい。迎えにくるから強制的に行くから」と。


脳に刺激を与えるのが大事ってことだ。



病院から帰る途中
喫茶店に寄った。

まだモーニングの時間だった。

ドリンクを頼むと
パン+ゆで卵+バナナが付いてくる。


それに200円プラスでコレになる↓

久しぶりのモーニング。



帰宅後
上の妹にも報告。

「なんて薬?」と聞くので
「〇〇の3mm」と返すと
薬剤師の旦那さんが
「3mmは効かない」と。

先ずは軽いもので体に慣らして
その後5mmに
と先生が言ってた旨を伝えると
「5mmじゃないと効かないからね」
と言うので
私もウィ〇ペディア先生に聞いてみた。

同じようなことが書いてあった。



その後
母自身も危機感を感じたのか
ちょこちょこ出かけるようになった。

一番仲の良い友達に話したようで
その方がよく誘いに来てくれる。

昨日もちょっとオシャレをして
ランチ→カラオケ喫茶→スーパー銭湯
とフルコースだったようだ。


私はその間 役所へ行って
要介護(支援)認定の申請をした。

後日、調査員が訪問調査に来るわけだ。


先生は「絶対(審査は)通るからね、デイサービス 週一回 行ってくださいね」と言っていたけれど
まだ物忘れ外来へ行く少し前
「私はまだそういうとこ(デイサービス)は行きたくない」
と言っていたから
果たして行ってくれるだろうか


両親共 認知症になって
特にお父さんは寝たきりであっても
自宅介護を数年してた友達からの
「一番不安なのはお母さん本人だと分かってあげてね」
の言葉に
涙が出た。



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