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nonokoのその日暮らし

長崎旅行〜軍艦島

長崎旅行記PART2。


初めての長崎旅行。

ハウステンボスになる前の
オランダ村や
グラバー園には
昔から行ってみたかったけど
遠いからなかなか行けずで
やっと長崎に行くことに。

でももしかしたら
最初で最後にもなりかねない。

そうなると
軍艦島も行っておかなくちゃ!


宿泊ホテルから
歩いてすぐ近くの桟橋へ。

右手の赤白の鉄塔が建ってるお山は
稲佐山。

ふりかえって宿泊ホテル方面と
右がこれから船に乗る桟橋。


船は左手の大きな橋方面へ進むようです。


私達の乗る船。

小さい船だから
念のため酔い止めを飲みました。

ネット予約はしてあるけど
席は当日早いもの順。

受付開始時刻に間に合うようホテルを出発。

受付で誓約書に署名し
事前調べでもだけど
船のスタッフの方も
「右側がおすすめ」とのことで
右端の席をゲット。

当日まだ空席有りになってましたが
出発の頃にはほぼ満席。


乗船し出発。


長崎駅方面です。


三菱重工業長崎造船所。

桟橋からも見えたグレーの船。

自衛隊のステルス船だそうです。


ここから世界遺産が見えます。

右手の方に見える
ハンマーのような形のクレーンがそれ。

1909年から今なお現役な
ジャイアント・カンチレバークレーン。



これまた世界遺産のNo.3DOCK。

“No.3DOCK”の文字が
blogにupすると画質が落ちて読めない


昔は造船所を隠すように
桟橋側には倉庫が並んでいたそうです。



戦艦“武蔵”もここで造られたのですね。



こちらは左手の風景。

ガイドさんが色々説明してくれるのですが
船のエンジン音であまり聞こえなーい


桟橋から見えた女神大橋。

橋脚間480mは
軍艦島の南北幅と同じだそうです。



白い教会が見えてきました。


“神ノ島教会”と
右手には世界平和と航海安全を祈って
マリア像が建っています。

マリア様が建ってる岩の下には
鳥居もあるそうです。


ガイドさんの説明が終わり
船のスピードが上がりました。

チラッと右手に
軍艦島らしき島が見えた後
「では今から上のデッキに移動しても良いです」
とアナウンスがあり
デッキに上がると

おーーーーーーー


段々近づくよーー。


空も海もグレーなのが残念過ぎる

島の右方面へぐるっと船が移動。

白い建物は7階建ての学校。

1〜4階が小学校
5、7階は中学校
6階に講堂、図書室、音楽室
7階に理科室など。

その右手は10階建ての社宅。

エレベーターはない。

ヒィーーーーーッ
上層階は大変だー

屋上には幼稚園(保育園?)があった
と言うから
ちびっ子も足腰強い子になるわね



社宅の手前は病院。



荒廃した様子が分かりますが
最盛期には東京の
9倍もの人口密度だったとか

真ん中上部の三角屋根は
神社の祠。



高層の建物は
防波堤の役割もあったとか。


「軍艦に見える場所へ移動します」
のアナウンス。

そうなの?
最初に見えた
島の東側も
充分軍艦チックだったけど…。




ホントだ
比べてみるとよく分かる!



「写真撮りますよー」って
スタッフの方が撮ってくれました。



ここまで波は凄く穏やか。

まだ上陸できるか分かりません。

波高、風速、視界のどれかひとつでも
上陸の条件値を超えると
上陸不可。

島には5台の監視カメラがあって
長崎市が監視しているらしい。


ドルフィン桟橋に着き
しばし待機。

そして上陸の許可がおりました


桟橋から右手をパチリ。
海の色がキレイ!


桟橋から左手をパチリ。

トンネルの中を行くようですね。


第一見学広場から見る右手。

右寄りの並んでる柱は
貯炭ベルトコンベアーの支柱。


元々は水成岩の瀬だったのを
6回埋め立てて
元の約3倍になった端島。





島になかったものは
お墓・葬儀屋・植物
この三つだそうです。


今はこんなに緑があって
百合らしき白い花も咲いていたし
左手は野薔薇が沢山咲いています。









第二見学広場。

総合事務所跡。

このレンガの壁が
本日三つ目の世界遺産です。




鉱員は右手に見える階段
その先にあるエレベーターで
東京スカイツリーの高さより深く(640mだったかな)
海底へ降り
そこから更に数百メートル
実に1000mもの海底で
気温30℃ 湿度95%という中
過酷な仕事に従事。

無事にこの階段を降りられること。

この階段は
“命の階段”
そう呼ばれたそうです。


ちなみに
エレベーターの速度は
「東京スカイツリーのそれよりも早かった」
って
どんだけーーー

しかもエレベーターの壁がなく
枠組みだけ
って

フリーホール的な

私 絶叫もんだわ


本日四つ目の世界遺産
石積みの壁。




チラリと見える海の色のキレイさよ。


第三見学広場へ移動します。


閉山後の昭和50年に建設された灯台。


レンガの壁と石積み以外の
『明治日本の産業革命遺産』ではない建物は
修繕されないので
崩壊が進み
今この姿は今だけの姿。


いつかみんな崩れてしまうのでしょうか。



第三見学広場から
正面に見えるのは
日本最古の鉄筋コンクリート造り
7階建ての30号アパート。

1916年の建設。

ロの字型で
地下に売店があったようです。


見学できるのはここまで。



第一見学広場で
集合写真を撮りました。


一周約1.2kmの小さな島。

役目を終えて50年。

かつて多くの人が生活を営んでいたと
実感することはできないほど
廃墟となってしまってはいても
頭の中には
当時の人々の様子が思い浮かぶ。

ここが故郷
って人は現在
どれくらいいらっしゃるのか。

そんなことを思い
帰りの船に乗ったのでした。
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