晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

根っから単純

2007年01月30日 15時47分37秒 | 日記
昨日の夜「くりぃむなんとか」でくりいむしちゅーの上田さんが優しいと言っていました。
私はいい人に弱い。
早速夢に上田さんが出てきました。
転びそうになったら抱きとめてくれて、とても優しくて、私がぽーっとなっている。

こういう事がよくあります。別にファンってわけでもないのに。
いくらいい人だって知っててもカンニングの竹山さんが夢に出てきたことはないけど・・・。そのへん無意識にチョイスしてるのかしら。

次男に話すと「いくらなんでも単純すぎ!」と笑われました。
で、「いやらしぃ~~!」と。
だから抱きとめてくれただけだって
上田さんが着ていた煉瓦色のセーター(そんな服着てたの見たことないけど。)の柔らかさはまだこの頬に残って・・・。ポッ。

自慢じゃないけど艶っぽい夢はとんと見たことがない。
大体はこの程度で私がになってる。
大好きな岩沢さんと一番仲良くしていた夢は一個のアイスをカワリバンコに食べていた夢。これは幸せだったなあ。

しかしいい年をして。夢は中学生レベルじゃん。
私は女性としてどこかに欠陥があるんじゃなかろうか・・・。
それともフロイトとかに言わせれば十分な説明がつくのだろうか。

「ナイフ」 辛いな。

2007年01月29日 16時07分23秒 | 趣味
一昨日の夕方から急に具合が悪くなりました。
昨日、幸いに日曜だったので家事は夫に任せて一日寝ておりました。
寝て、は眠って、で、人間ってこんなに眠れるものなのかとビックリするくらい。

おかげで今日はすっかり良くなりました。
風邪だったのかしら。

今日は読みかけだった重松清著「ナイフ」読了。
5篇からなっていて坪田譲冶文学賞受賞作品。

これは・・・辛いね。
「いじめ」と「家族」について書いてあるのですが、その闘いぶりが辛い。

先の見えないいじめに毅然と耐える少女や、潰瘍を患う少年。
その親や幼友達。

特に「ナイフ」のいじめられている少年の父親の心境を思うと辛すぎる。
人よりずっと小さく生まれたために臆病な少年時代を送りコンプレックスを持っている父親が、やはり小さく生まれた息子のいじめを知る。
オモチャのようなナイフを買い求め、何度も使い方を練習し、ポケットに忍ばせ子供を守ろうと決意する。

そして、親に知られまいとする子供の心のプライド・いじらしさ。
それは元子供の私にもよく分かる。
私も学校で嫌な事があったとき程、家では明るくいい子だった覚えがあるから。

なにか救いのないようでいて、何も解決はしていないような気もして、でもなんとなく爽やかな読後感があるのは、不思議。
それは主人公が出来る事を頑張っていたり、いじめを通して親と子が向き合えたり、歩み寄ったり。
解決、ではなくても良い方向への変化が起きているから、かな。


おばちゃん笑顔

2007年01月27日 21時11分00秒 | 日記
にっこり笑うと目の下の涙袋というかタルミというか・・・それがビニョとなって、とてもおばさんっぽくなることに気づいた。
昨日のことです。
夫に言うと「今気づいたの?だいぶ前からだよ。」だって。
「俺なんか笑いじわとかすごいし。」って男と女は違うんだよ!!
ちょっとショック。

今日、長男がお友達のセカ○ンさんに用があって、それも大荷物を持っていかなくてはならなくて、仕方なく私が車で連れて行きました。
この二人組、本当にとてもいい子達で私も応援しています。
頑張って大きくな~れ

いつもにこやかな二人に会って「久しぶり~♪」ニコニコ。
はっとして笑うのをやめた。
だっておばちゃん笑顔なんだもん。
目の下がビニョっと・・・。

帰りの車の中で長男に「おばちゃん笑顔のおばちゃんと、笑わないおばちゃんと、どっちがいいかなあ・・・。」と聞くと「俺も笑いじわ、結構あるんだよね。」
おい!質問に答えてないよ!

でも、笑わないおばちゃんは嫌に決まってる。
しょうがない。年なんだから。目の下ビニョでも笑ってるおばちゃんでいよう。うん。



おバカな子ほど可愛い

2007年01月26日 11時16分16秒 | ペット
寒いのにドアの所でワンコが寝ていて閉められない。
お風呂のドアにワンコが鼻先を覗かせて閉められない。
新聞が読みたいのにワンコが上に乗っかって寝ていて読めない。

そんな時ワンコに「○○、どこかな?どこにいるのかな?」(○○は次男の名前)と言うと、はっと立ち上がりとりあえず回りをきょろきょろ探します。
その間にドアを閉めたり新聞を取ったり。
その場に次男がいると喜んで飛んでいって顔をペロペロ。

次男と私がワンコのお散歩に。
一時間ほど歩き、あと家まで10メートル位だというのに まだお家に帰りたくないワンコはぺたんと座り込んでしまいます。
そうなるとなかなか動かない。

そこで「○○どこかな~?」と言ってみました。
するときょろきょろして歩き出した。一度立ったならこっちのものです。
そのままリードを引いて家まで直行!

しかし・・・・。次男がリードを引いて散々歩いてきたんだよ?
○○はわんこ、あんたのすぐ横で笑ってるよ。
あんたはもしかして正真正銘のおバカさんなの?

そこがとっても可愛いワンコなのでした~

洗濯機4回まわしたよ!

2007年01月25日 12時27分03秒 | 日記
Tシャツ2枚、長袖Tシャツ、お気に入りストライプシャツ、トレーナー、セーター、バイト用黒ズボン・白ワイシャツ、・エプロン・バンダナ。
それに下着一式とパジャマ、靴下。
今日、洗濯した長男の衣類です。
これを全部昨日着ていたという事です。
どうやって?何度か着替えたの?それとも重ね着重ね着?

長男が家に戻ってきてから、まあ~洗濯物が増えた
洗剤があっと言う間になくなります。
今日も、長男のものにプラス、他の家族のもの(これは普通の枚数ですが)、バスタオルいつもどおり4枚、タオル7枚・・・・。

ベランダがすごくニギヤカなことになっています。
手すりまで使って干しているのでお布団がなかなか干せない。
シーツなどもチャンスを捉えて洗わないとなかなか難しい。

「お母さんって洗濯はマメにするよね。」by長男
あんたね~・・・マメに洗濯しなかったら、あんたの汚れ物で洗面所が埋め尽くされるわ

「高円寺」「阿佐ヶ谷」散策

2007年01月23日 18時02分09秒 | 日記
夕べ急に夫が「明日休みなんだけど(なんで??)、どっか行かない? 行った事ない街に行ってみない?」と言い出しました。
この間から、東京に住んでいながら(端っこのほうですが) 行ったことのない場所がいっぱいあるね。なんて話をしていたせいです。

候補としては近場で「三軒茶屋」「下北沢」「高円寺」。(なにしろ遠くだと私が拒否!するもんで・・・)
私は30年近く前に「三茶」は行ったことがあります。「高円寺」も行ったことがありますがいつも飲み屋さん直行なので町並みはわからない。

ではでは、「高円寺」に行ってみましょうか。

京王線っ子の夫は新宿から下りの中央線に疎い。
偉そうに「私について来な!」
そして商店街の街高円寺北口へ。
ねじめさんの本で名高い「純情商店街」を歩き「庚申通り商店街」へ抜けます。
地図ではこの辺なのになあ・・・・。結局「庚申塔」は見つけられませんでした。
カレーハウス「コロンボ」も。
「中通り商店街」の先のガード下の商店街はほとんどシャッターが閉まってる。
どうして?と思ったら飲み屋さん街でした。
南口のパル商店街はアーケードで道幅の広い商店街。
まっすぐ抜けると途中から「ルック商店街」と名前が変わります。このあたりから賑わいは翳りを見せてきます。

途中川沿いの遊歩道を左折し、今度はお寺巡り。
高円寺はお寺も多いそうです。
少し迷いながら「西照寺」「松應寺」「宋泰院」「長龍院」。これ全部並んで建ってるんですよ。そして全部曹洞宗。なんででしょ?
少し歩いて「風林寺」「長善寺」「福寿院」。
「長善寺」だけが日蓮宗。石彫りのいろいろなものが(仏様みたいのもあるけどシンデレラの小人みたいなのやきのこ・・・。)ニギヤカに置いてあり門扉が真っ赤でした。

純情商店街にもどり昼食。
そして歩いて「阿佐ヶ谷」へ。方向音痴の私だけど線路伝いに行けば着けたよ。
南口のアーケードのかかった「パールセンター」を歩きます。
まあ、行けども行けども商店街。いったいどのくらいの長さがあるのでしょう・・・。
刀やさんがありました。ちょっと覗くと280万円!の刀が売っていました!
それから日本人形に混ざってチマチョゴリを着た人形が飾ってあるお店は「琴・三味線」の楽器屋さんでした。
看板は電気屋さんなのにワカメやちりめんじゃこを売ってる店も発見。楽しい
アーケードの尽きるところまで歩いて引き返します。

それにしても私の住んでいるところには商店街どころか個人商店がもうほとんどありません。
今回の「高円寺」「阿佐ヶ谷」の商店街の元気の良さとても羨ましい。
この街に住む人は暮らしやすいだろうなあ。

「流星ワゴン」一気読み。

2007年01月21日 15時44分13秒 | 趣味
「最近、冷蔵庫を開けて、あれ?何を取り出そうとしてたか忘れちゃうことがよくあるんだよねえ。」というHさん(だったけかな?)に「私なんてこの間冷蔵庫を開けようとして横にある襖開けちゃったよ。」と自慢げに返すSさん。「ヤカンを火にかけっぱなしだ!って焦ったら火をつけ忘れてた事があったよ。」と私。
どうだ!この呆け勝負は私の勝ち!
なんて下らない話で盛り上がった金曜。友達たちと新年会でした。
例によって「そんなに飲まんでも・・・。」というほど飲んで、昨日は一日グダグダ。二日酔いってほどじゃないけど、飲み疲れというやつです。

そして今日は「流星ワゴン」重松清著を読みました。
面白かった。
スッキリとした後味です。

リストラ、妻の浮気、一人息子のいじめ・家庭内暴力・・・。
ぼろぼろになった永田一雄が「このまま死んでもいいかなあ・・・」とボンヤリと駅前のベンチで考えていると目のまえにオデッセイが音もなく止まり・・・。

5年前に死んでいる父子と一緒にドライブをしながら、一雄にとって大切な日に連れ戻される。
自分と同い年の父親に出会い、目の前に現れる「大切な日」。
そこで何ができるわけでも変えられるわけでもないが、知っている未来のために苦しんだり未来を変えようと頑張ったり。

幽霊の橋本さんと健太くんが軽口を叩きながらもお互いをとても愛していて後悔をしていて・・・悲しい。
私は子供が辛い思いをするのに弱いので、涙が出たのは健太君がらみの箇所ですね。
公園で母親に気づかれず走る方向を変えて公園から走り出してしまった健太君。
成仏するために歩き出す健太君を止めようとする「チュウさん」に「止めるな!」と叫ぶ橋本さん。
このあたりはいけませんな。お手元用メガネに水滴がついて文字がよく見えなくなりました。

私が「大切な日」に戻されたとしたら・・・と考えてみて思いました。
私にとっての「大切な日」は現実の今につながる日じゃなくちゃ困るわけで。
そして岐路に戻されたら、やはりその時と同じ選択をしないと今が変わるわけで。
だったら戻る必要はないわけで。いや、かえって戻されて選択を誤って現実が変わると困るわけで。あ、でも何をしても現実は変えられないんだ。
なんて考えてたら、今の現実に失望して死んでもいいと思う人しかドライブには出れないんだから、私が考えても仕方ないということに気づきました。

結局一雄は現実から逃げず精一杯生きることを選ぶけれど、私は妻の美代子が得体が知れなくて気持ちが悪い。私だったらこういう人と一緒に暮らすのは辛いなあ。
そのへん、どう?

どうなの?・・・「Cの福音」

2007年01月19日 11時31分33秒 | 趣味
ずいぶん前に話題になった本「Cの福音」やっと読み終わりました。
コカインを巡る完全犯罪。

前半は人物や組織の説明、どうやってコカイン中毒者を作り上げるかということに紙面を費やしています。
主人公・朝倉恭介(主人公はコカイン?)はどうして悪の道で生きると決心したのか。
どうやって税関の取り締まりの厳しい日本にコカインを持ち込むのか。

後半に入って事態は動きます。捌きやが気まぐれからコカインを分け与えたアイドルからほころびが生まれ台湾マフィアに狙われることになるコカイン。
しかし主人公は絶対的な強さ(知力・体力・加えて訓練された者が持つ冷静さ)でねじ伏せる・・・。

ってそれだけの話です。ハードボイルドです。

よくまあ調べたなあ・・・と思うくらい、情報が詰め込まれていますが、それに比べて内容は??
朝倉恭介が悪に生きる決心をさせた事柄どもにしても、ありがちだし。
ハードボイルドだから主観を排した文章で冷酷な登場人物達を描いていますが、そこから醸し出されるものが何もないとしたらそれは報告文だし。

私はハードボイルドの確立者と言われるハメットは好きでした。「マルタの鷹」や「血の収穫」。
彼の描く主人公には冷酷であるけれどそこに孤独感がそこはかとなく漂いとても魅力を感じました。

では朝倉恭介には?
魅力は微塵も感じない。この作品の登場人物の誰にも魅力を感じなかった。
それが感想の全てですね。
今更読むんじゃなかった。

ワンコ「お母さん大好き!」

2007年01月17日 13時15分25秒 | ペット
今日は長男が1人でワンコのお散歩に行きました。
出かけて20分ほどたった頃、「雨が降ってきた!HELP!」と電話があり、私 傘を持って駆けつけます。

緩やかな九十九折の坂の上から降りてくるワンコ発見!
大きな声で名前を呼ぶと私を認め、走りだします。
私も重い体に鞭打って走りよります。
途中、止まっては私を確認、また走るを繰り返すワンコ。
長男は振り回されているよう。
そして感動の再会! 抱き合うワンコと私。
まるで長年生き別れていた親子のよう。

その後も並んで歩きながら、なんども飛びついてくるワンコ。

んん~。幸せ~。
たった30分ほど離れていただけってのにこの喜びようはどうよ。

ワンコと暮らしている幸せを噛みしめたお散歩でした。

ビーズのリボン

2007年01月16日 11時34分58秒 | 趣味
昨日は一日趣味三昧。

私はどうも同じものを飽きるまで作るという癖があるようで・・・・。
それも単純な物に限る!

で、今は子供達に編んだマフラーの残り毛糸で私のマフラーを編んでいます。
だから、渋い色・・・。
コートの下にしてもモコモコにならないように幅を狭くしてメリヤス編み。
これを編み終わったら夫のも・・・と思っていたのに、「別にいらないよ。」と言われてしまった。

その合間の気分転換にビーズストラップ。
リボンを作ってみました。
画像では分かりづらいかな。
結び目が思ったように作れなくて、これは作り直した物です。
色が淡いので、先日作ったのと合わせると、ほんとにメリハリのない印象。
それもハンプテイ・ダンプティのようなメリハリのないボディの私にはぴったりでしょ。(最近痩せることを諦めた私は開き直っているのだ!)

夕方ギターのお稽古。
左腕が凝りました。

こうして過ごしていると読書をしている暇がないなあ。
一昨日も古本屋で数冊購入してきたというのに。
読みかけの「Cの福音」「照柿」。もう少し待っていてくだされ。