ふわふわな記憶

日々精進。

あの日の想いをカタチにしよう。――ラブライブ!サンシャイン!! 2期6話 感想

2017-11-13 11:35:00 | ラブライブ!サンシャ...

#6 Aqours WAVE


「過去」という時間はどうあがいても変えることが出来ない。よくもわるくもこれは真実でしょう。力いっぱいに逆上がりをしても、バク転をしても、たとえどんな「キセキ」を以ってしても、「過去」に起こったことそれ自体は決して変わらない。あくまでも変えられるのは「いま」、そして「未来」なんです。


それは、彼女たちが限られた時間の中で精一杯輝こうとする存在、「いまが最高」をまさに体現するスクールアイドルであればこそ、なお意識させられる事実でもあります。時は巻き戻らない、ゆえに「いま」やれることを全力でやる。



でも、だからと言って、「過去」は無視していいものではないんですよね。「過去」と「いま」と「未来」はいつだって地続き。「過去」があるから「いま」があって、「未来」がある。その道はつながっていて、決して切り離していいものではありません。



それは、そもそもAqoursというグループ名が2つの時間を結ぶことによって生まれたものであることからもわかります。ダイヤが命名した「いま」のAqoursというグループの名前は、3年生組3人が立ち上げた「過去」のAqoursがなければ決して成立しえなかったもの。


ゆえに、「過去」と「いま」には明確なつながりがある。きっとそう思えた、小原鞠莉と黒澤ダイヤだから、自分たちが積み上げた「過去」を象徴するあのノートの中に「いま」の状況を打破するチカラがあると信じることが出来た。「過去」に向き合う姿勢としてはどこまでも肯定的ですよね。



一方で、まだ完全には肯定出来ていない「過去」を持っていた人たちがいました。ひとりは「失敗」という重荷を背負い、もうひとりはずっと「普通」と闘ってきた少女。今回は、その少女たちが「過去」を乗り越えるお話です。






手の届かない光



地区大会が近付き、リベンジに燃える千歌たち。が、いくつかの問題を抱えていました。


ひとつは、入学希望者の問題。鞠莉の父と約束した期日まで1ヶ月を切っていながらも、現時点での入学希望者は57人とまだまだ道のりは近くありません。学校存続の行方が委ねられた地区大会のステージは彼女たちにとって今まで以上に重みのあるものになりました。


もうひとつは、地区大会の結果が会場とネットの投票によって決まるというルール。下馬評でこそ、全国大会進出を有力視されているものの、ダイヤの言うとおり、このルールでは生徒数の少ない浦の星女学院は圧倒的に不利な立場で挑まなくてはなりません。







そこで、鞠莉とダイヤは「いま」のこの状況を打破することが出来るのは、果南が持っていた自分たちの「過去」が詰まったノート、それしかないよねと結論付けます。どこまでも確信を持った表情で果南を説得する鞠莉ですが、果南はそれを「出来ることじゃない」と否定。自分が考えた振り付けのせいで、鞠莉の足に怪我をさせてしまったと考える彼女は、その「過去」を「失敗」と認識しているんですよね。だから、「過去」の象徴であるそのノートを肯定することが出来ない。


"届かないものに手を伸ばそうとして そのせいで誰かを傷つけて

それを千歌たちに押し付けるだなんて"


そう語る果南は「過去」から逃げるように、そのノートを海に放り投げます。





"否定しないで あの頃のことを わたしにとっては とても大切な思い出

だからこそ やり遂げたい あのとき夢見た わたしたちのAqoursを完成させたい"



が、小原鞠莉はそれを良しとしない。冬の海に飛び込むという無茶をしてまで、彼女はそのノートに手を伸ばします。すなわち、「過去」ときちんと向き合っているんですよね。


鞠莉もダイヤもあの頃と気持ちは変わってない。自分たちにやれることをやる。そして、なによりもあの日出来なかったことを、「いま」、Aqoursのみんなで完成させたい。「過去」は変えられない、だから「いま」を変えよう。それが彼女のこころからやりたいことです。


ゆえに、「過去」と向き合って欲しいというメッセージを込めて、もう一度鞠莉はそのノートを果南に託す。



今回の物語における果南は「出来ない」という言葉を繰り返していました。そもそも大前提として、果南だってあのフォーメーションをもう一度挑戦してみたいという想いはあるはずなんです。そうでなければ、2年もの間、ノートを持ち続けたりしない。ほんとは「やり切ったって思いたい」んですよね。だから、諦めたくないし、リベンジしたいんです。


でも、彼女が背負っている「失敗」という重荷はあまりにも重い。また誰かを傷付けてしまうんじゃないかというトラウマが彼女にストッパーをかけてしまう。だから、自分の「やりたい!」を解放出来ないでいるのです。







"それは上手さだけではないと思います

むしろいまの出演者の多くは先輩たちに引けを取らない

歌とダンスのレベルにある ですが肩を並べたとは誰も思ってはいません

ラブライブ!が始まって その人気を形作った 先駆者たちの輝き

決して手の届かない光"



そんな折、千歌は「Saint Snow」の聖良に相談を持ち掛けていますが、聖良が語っていた内容は本質的な部分において鞠莉がその身を以って示したことと同じでした。



「いま」の出演者は技術的に見れば、ラブライブ!の人気を形作ってきた先駆者たちと遜色はない、しかし誰もその先駆者たちと肩を並べることが出来たと思っていないと聖良は言います。全国大会決勝で8位入賞した「Saint Snow」の目利きであれば、その評価は本物でしょう。もちろん、パフォーマンスの上手さは大切ですが、それを突き詰めるだけでは、μ'sをはじめとする先駆者たちの輝きには到達できないのだと聖良は気付いたんですね。


技術的なパフォーマンスだけではない魅力、輝きとも呼ばれるそれは、あの日μ'sがA-RISEに勝てた理由からも明らかで、スクールアイドルにとってとても大切なものです。


ゆえに、Aqoursに求められているものは「手の届かない光」に手を伸ばすこと。しかも、それは誰かのものではなく自分たちだけの「光」にこそ価値があります。では、今回の物語における「光」を象徴するものはなにか。それは、松浦果南が一度海に投げたものであり、小原鞠莉がこころからやりたいと想って手を伸ばしたもの、そして2年前に松浦果南が手を伸ばし、もう少しのところで届かなかったものです。






やりたいことは




聖良の助言を受けた千歌は、「わたしたちだけの道を歩くってどういうことだろう」「わたしたちの輝きってなんだろう」と言います。これまでの経験から、それを見つけることが大切だとわかったのに、それがなんなのかまだ言葉に出来ない。形になっていない。


だから、彼女はそれを形にしたいと思った。技術的なものだけでは決して届かない光。先駆者たちが自分たちなりの「輝き」を形にしてそこへ辿り着いたように、Aqoursもまた自分たちなりの「輝き」を形にして、自分たちだけにしか辿り着けない「光」を見つけたい。そう思ったんですよね。


千歌の語ったことは、突き詰めれば、自分たちの「やりたいことは」なんなのか...?ということです。だって、「輝き」はやりたいことにまっすぐに向き合って、夢中になって、がむしゃらに楽しめたとき、自然とこころから溢れ出してくるものだから。ゆえに、今回の千歌の表明は自分たちがやりたい!と思うことをそのままステージの上で形にしたいということなんです。



そして、それは3年生組があの日出来なかったことであり、いまなお、出来ないままでいるものにつながる。やりたい想いはあるのに「出来ない」。だから、千歌の表明を聞いたダイヤは、特別な運命を感じて、ダンスフォーメーションノートの存在を千歌に打ち明けます。










"千歌にそれが出来るの...?"



この千歌と果南のやり取りは、1期9話において描かれた、桟橋から海に飛び込むことを怖がる千歌を「ここで辞めたら後悔するよ 絶対出来るから」と果南が勇気付ける彼女たちの幼少期のシーンと対照的。


そして、「いま、そこまでしてやる意味があるの...?」と否定をする果南ですが、千歌にはその理屈は通用しない。だって、「やる意味」なんてやりたい!と思うことだけで十分だから。その覚悟もある。「キセキ」を叫んだあの日、それを確認しあったはず。「できるかどうかじゃない やりたいかどうかだよ」を信条とする高海千歌は、無茶だってやってみたいし、どこまでだって足掻きたいんです。






そんな「やりたい!」ことにまっすぐに向き合う千歌だから、鞠莉は「ちかっちなら出来るって信じてるから」と語る。技術的に言えば、センターを担うのは果南の方がいいと思うのが普通かもしれません。でも、今回の文脈において、Aqoursに必要なものは技術的なものだけでは決して届かない「光」でした。


だから、ずっとその「光」に手を伸ばし続けてきた高海千歌がセンターを担うことに意味がある。その「過去」を肯定できていなかった果南は、それを「押し付ける」と捉えてしまいますが、その「過去」を大切なものだとどこまでも肯定する鞠莉にとって、それは信じて託すもの。「あれ やりたかったね わたしたちで」と変えることが出来ない「過去」を懐かしみながらも、千歌の姿を見て、2年前のAqoursに出来なかったことが「いま」のAqoursには出来ると鞠莉は確信していました。




そして、鞠莉は果南に言います。「果南だって信じてるんでしょ...?」と。果たして、ほんとうに果南は千歌が「出来る」と信じていたのでしょうか。



松浦果南が見た輝き







千歌の練習風景を見ていた果南。梨子が語ったことで千歌の想いを知ったからでしょうか、ただまっすぐに「輝き」に手を伸ばす千歌の姿を真剣な眼差しで捉えていました。


梨子は、千歌が抱えている想いを「自分のチカラでなんとかしたいって思ってる ただ見ているんじゃなくて 自分の手で」と表現していますが、まさにそれは浜辺で練習をしている「いま」の千歌の姿そのものですよね。現状をなんとかしたい。だから、彼女は他でもない自分の手で精一杯あがいてる。自分のチカラでなにかが出来たら、なにものでもない「普通」からなにかになれるはずだと、そう彼女は思っているからです。


その反面、果南はどうでしょう。背負い込んだ「過去」の重さに身動きが取れない、その「輝き」を届かないものとして諦めて、ただ自分のチカラでなんとかしようとしている千歌の姿を見ているだけになってしまっている。



1期9話で鞠莉は果南のことを「どんな失敗をしても 笑顔で次に走り出していた 成功するまで諦めなかった」人だと言いました。子供の頃からずっと果南のそばにいた最も近しい間柄である鞠莉がそう語っているのですから、本来の果南はそういう人なのでしょう。ゆえに、2年前に3人でAqoursを結成したばかりの頃は、きっと「失敗」を恐れず、がむしゃらに「光」に手を伸ばしていたはずなんです。まさに、「いま」の千歌のように。



千歌の姿を見て、「過去」の自分を重ねたのかもしれません。もう、傍観者ではいられないから、果南は立ち上がって、その場を立ち去っていく。去り際の「約束して 明日の朝までに出来なかったら 諦めるって よくやったよ千歌 もう限界でしょ」という言葉は千歌を鼓舞するためのもの。



果南はあえて、千歌の前に立ちはだかる壁になってあげるんです。「自分のチカラでなんとかしたいって思ってる」千歌に自分のチカラでその壁を乗り越えたって思ってもらいたくて。



それは、約束の朝に向かいあったとき、彼女の笑顔に練習をした痕があることがなによりもその証。千歌が「出来る」と思っていないなら、そのフォーメーションをわざわざ練習する必要はありません。ゆえに、松浦果南は高海千歌の諦めない気持ちを信じていたのです。






Aqoursが信じた高海千歌







そして、千歌を信じているのはもちろん、鞠莉や果南だけではありません。何度も何度も失敗して、転んで、ボロボロになって、それでも届かない光に手を伸ばし続ける千歌。それは、今回に限ったことではないのです。「いま」のAqoursが発足してから、ずっと高海千歌のそんな姿をみんなが見てきました。


だからみんなが彼女を応援する。千歌ならきっと「出来る」とホンキで思えるから。


一方で、己の無力さに打ちひしがれた、千歌は言います。「なにもしてないのに なにも出来てないのに」と。あくまでも彼女は、自分の「これまで」をなにもないと評するんですよね。


彼女は、学校のみんなであったり、町の人達であったり、Aqoursのみんなであったり、自分の周囲で自分を支えてくれる「みんな」のことを肯定しています。「みんな」のおかげでここまで来れたのだと。どこまでも「みんな」の存在を大切に思ってる。それは、「みんなで叶える物語」を体現したμ’sにこころから憧れた千歌だからでしょう。


でも、その「みんな」の中に自分を含めていない。ずっと、自分のことを、なにものでもない「普通」だと評してきた彼女は、まだ本当の意味で自分自身を肯定できないでいました。









だから、今度は「みんな」が彼女を肯定する。「いま」のAqoursが確かにここにいることは、他の誰でもない千歌のおかげだと曜と梨子は言います。梨子のピアノも、高飛び込みが得意な曜だからこそのリズミカルなステップも、千歌は肯定してくれた。彼女たちがこれまでに積み上げてきた「特別」に寄り添って、誰よりも肯定してくれたのは千歌でした。だから、今度は「みんな」が千歌の「これまで」と「いま」に寄り添うのです。


梨子の言うとおり、自分のことを「普通」だって思ったまま頑張り続けること、それは誰にでも真似できることじゃない。諦めずに届かない光に手を伸ばし続ける、その想いの強さは彼女のスペシャリティなんですよね。


その想いに、みんなが引き寄せられた。彼女の姿に影響されて、みんなが頑張ろうって思える、Aqoursをやってみようと思った。だから、「いま」のAqoursは高海千歌にしか作れない。彼女にしか作れないもの、ならそれは高海千歌だけの「特別」です。そう、曜も梨子もみんなも千歌が「普通」であることに「特別」な意味を見出しました。


みんなが千歌を信じていた一方で、千歌だけは完全に自分を信じきれていなかった。でも、自分にしかない「特別」がある。そう言ってくれる人がいるなら、もしかしたら自分は、なにものでもない「普通」な存在じゃないのかもしれない。どんなことにも意味があると思うことですべての出来事が「運命」になるように、人の想いは世界の見え方を変える。

だから、「いま」の千歌なら向き合える。「これまで」の自分、「過去」の自分に。そう、高海千歌はやっと、本当の意味で「みんなで叶える物語」の中に自分を含めることが出来たのです。





"千歌 時間だよ 準備はいい?"


さぁ、「2年前」にAqoursを作った松浦果南という壁(=過去)を、「いま」のAqoursを作った高海千歌が越える時がやってきました。



「過去」は変わらない。でも、その「過去」にどんな意味を与えるかはその人次第です。「過去」をただ失敗と捉えてしまえばそれまででしかない。でも、そこに「特別」な意味を見出せば世界は変わる。


だって、あの日の「失敗」があったから、「いま」、9人でもう一度あの日置いてきたものを取り戻すことが出来る、そう思えたなら、きっとそれは素敵なことだから。それを教えてくれた、千歌へ贈る果南からの「ありがとう」。千歌と面と向き合う果南の顔は一点の曇りもない笑顔でした。



「過去」は背負うものではないのです。背負っていてはちゃんと向き合うことが出来ないから。それに気づいた、果南にも千歌にも、もう重くのしかかる重荷はありません。だから、跳べる。どんな高い壁だって跳び越えられる。「いま」なら2年前、届かなかった光だって掴めるんです。



松浦果南が背負ってきた「失敗」と高海千歌が生み出した「いま」。それは、確かにあの日あのステージで9人の「輝き」へと変わったのです。





9 コメント

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Aqoursの過去といま (はまの)
2017-11-16 09:36:22
6話の感想も楽しく読ませていただきました!
果南のセリフの真意に関しては、わたしも千歌のやる気を更に起こさせるためと思っていたんですが、その理由についての解釈は物凄く頷きました。その視点はなかったなぁと。

2期がスタートしてから毎話毎話濃い密度のストーリーばかりでしたが個人的に今回は特に好きな回でした。
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みんなで叶える物語 (レノ)
2017-11-16 15:10:13
6話の感想拝読しました。いつもながらの凄まじい熱量のこもった記事で松浦果南推しの私としては涙がドバドバ溢れてきましたよ。いつもの記事以上に私としては熱かったです。

もうひとつ。主人公ゆえですが細かく見れば千歌にスポットライトが当たる回は少なくない、どころか極めて多くて、1期から私たちは千歌の頑張りを見てきたわけですけれど、千歌はなにもできてないと自己への評価を低く見積もっているところが切なかったんです。だから今回の話はその部分を包み込んでくれたのが嬉しかった。

「みんなで叶える物語」の中に千歌がやっと本当の意味で合流できたという考え方は非常に好きですね。書き手の高海千歌愛を感じる素晴らしい感想でした。
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輝きをカタチに (のーむ)
2017-11-16 20:42:48
最新話を観てこちらのブログ感想を読むのが1週間の楽しみになってる曜ちゃん好きの、のーむです。素敵な考え方を豊かな表現で書かれていて毎週泣きながら読んでます.....(笑)2期6話は千歌ちゃんの頑張りとか果南ちゃんのありがとうとかMIRACLE WAVEとか見どころたくさんで、とても熱かったですね。Aqoursの頑張りが廃校問題にどう決着をつけるのか来週も楽しみにしています!
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嬉しさで流れた涙の美しさ (たくみ)
2017-11-19 00:49:45
どうも。大遅刻というか第7話視聴後だったりしますがw
第6話が本当に胸熱でした。

とうとう松浦果南にスポットを当てた回。
前回映った「Aqoursダンスフォーメーションアイディアノート」がまさか旧Aqoursのことだったとか、完全にミスリードでした。
自分たちの想いを今のAqoursに持ち込むことを躊躇う果南の心を、がむしゃらに今を輝こうとする千歌の姿勢が溶かす展開がたまらなかったです。
千歌自身が託されることをどう思っていたのか明確には描かれませんでしたが、託した果南の気持ちはあの涙で語っていました。嬉しさで流れた涙はとても美しいですね!

そして続く7話がもう完全に涙腺崩壊回になるとはw
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Re: (ふわふわ)
2017-11-23 14:58:18
返信遅くなりましたが、はまのさんコメントありがとうございます!

わたしも6話は大好きなお話でした。変わらないものである「過去」とどう向き合うのかというテーマを、新旧Aqoursを作った千歌と果南の物語に絡めていたところは綺麗な構成だったなぁと思いました。
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Re: (ふわふわ)
2017-11-23 15:08:27
レノさんいつもコメントありがとうございます!
千歌へのアプローチになるとどうしても文字数が増えてしまうのですが、それもまたご愛嬌ということで...笑。


おっしゃる通り、視聴者目線で言えば、主人公ゆえ千歌に焦点が当たる話は多く、だからこそ、様々な面の彼女を見ることが出来てうれしいのですが、反面、自分を信じられない部分をずっと持ち続けていたことがいままでの話でも描かれていて、それを代表するのが「普通」という言葉なんですよね。

でも、彼女がやってきたことは確かになにかを生み出していて、なにかを成し遂げていて、それを象徴するのが、「いま」のAqoursがここにいることなんだと。「みんな」からの「肯定」によって、「過去」から前に踏み出す展開は熱かったですね。
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Re: (ふわふわ)
2017-11-23 15:14:00
のーむさんコメントありがとうございます!
毎週読んで頂いていたようで、本当に嬉しいです。

6話は「いま」のAqoursと「過去」のAqoursの想いが絡み合う回でもあって、みどころが満載でしたね。地区大会という2度越えられなかった大きな壁を突破するために、「過去」と「いま」を繋いで、「過去」をチカラにして乗り越えるという展開はほんとうに熱かったですね。
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Re: (ふわふわ)
2017-11-23 15:23:04
たくみさん、いつもコメントありがとうございます!
わたしも盛大にお返事が遅くなってしまいましたが、6話大変熱い回でしたね。

ステージの上で流れる果南たち3年生の涙は破壊力高かったですね。おっしゃる通り、あの涙が果南の気持ちの全てを物語っていましたよね。

7話も凄まじかったですね...。人が流す「涙」。同じ「涙」でも、なぜここまで違うのか...。それを感じさせられる内容でもありました。
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Unknown (カリスマ声優白書)
2021-02-25 17:23:06
めちゃ2イケてるスクールアイドル、ラブライブ!サンシャイン!!アクアリウムな展開を毎週のようにファンの心をわしづかみしています。さて、メンバーの元に本戦予想の記事が。Aqoursがダークホースだという情報が入ってきました。競馬で言うと波乱を起こす伏兵扱い。千歌は家の前で練習。まだ体力が残っている余裕があるぞ!という気持ちはわかりますが、あのμ'sのアニメ第1期11話の「悪夢の雨の文化祭ライブ」にならないかちょっと心配であります。それでもやめないリーダー。千歌は女版ゴジラ松井"ふつうかいじゅう"化しようとしています。凄い!人間技ではありません!1年生3人も加わり、みんなで道を作ります。そこにはもう普通の高海千歌はいません!心を決めた千歌。よっ、はっ、えいっ!千歌は難しいバク宙を成功させました。命名しよう!新技・タカミチカ!地区予選当日。曲は「MIRACLE WAVE」奇跡の波をみんなで起こしましょう!難しダンスも大成功し、歓喜のハイタッチを交わしました。
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