ふわふわな記憶

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シノハユ the dawn of age 第7話「閑無④」 感想

2014-03-26 01:13:02 | 咲-Saki- スピンオフ関連


本編 第7話 「閑無④」

前回の続きからになります。

松江こども麻雀大会決勝戦。
1年越しのリベンジに燃える閑無ちゃんの親番東4局からスタート。




閑無ちゃんがタンヤオ三暗刻で2600オールを和了りトップに立ちます。
閑無ちゃんが対抗心を燃やす一方で、はやりんは口癖(?)の「はや~」、「はやや~」って言ってるのがおもしろい。
全部同じ反応だから閑無ちゃんの和了りに対してはやりんが
感心してるのか驚いてるのかわからなくて笑える。


そして慕ちゃんの親番を迎える南3局へ。



慕ちゃんは逆転をするためにを見逃し、をツモり8000オールでラスからトップに浮上。

慕③でもはやりんが慕ちゃんの和了りを予知しているような描写がありましたけど、
今回は慕ちゃんの和了りを予知しているはやりんと慕ちゃんの和了りに驚く閑無ちゃんの対比
わかりやすく描写されていたように思います。
そういう意味でもはやりんはやはりこの頃から特別な力を持った子だったということなんでしょうかね。




慕ちゃんに逆転されてしまった閑無ちゃんですが、この慕ちゃんの和了りを見て
気持ちの高まりを見せる閑無ちゃん。


南3局1本場は閑無ちゃんが700・1300の1本場は800・1400の和了りで大!逆!転!



慕ちゃんが逆転されてしまったのを見て頭を抱えるリチャードソンが微笑ましい。
慕③では試合を見に来ていないと言っていた杏果ちゃんでしたがやっぱり閑無ちゃんのことが気になって
見に来ていたんですね~。




最後は閑無ちゃんがはやりんのタンヤオドラ1に放銃をして逆転を許してしまう。
手牌にあるけど、松江こども麻雀大会のルールだと赤ドラ裏ドラなしのルールでしたよね...。
単行本で修正されそうですね。



この見えてる牌から考えると、

or  ロンまたは

このあたりでしょうか。

閑無ちゃんとはやりんの点差が4400点であったのにはやりんがリーチかけないというのも不思議ですね。
やっぱりはやりんの和了りが全てダマなのは偶然ではないんですかね。





「おさらばできなかった また1年やることになるか 麻雀――――・・・ 」
再びはやりんに敗北した閑無ちゃん。
悔しさを友達にぶつけ泣きながら自宅に走り出してしまった去年とは違い、
その表情には笑顔がありました。





閑無ちゃんは慕ちゃんを誘い、打倒はやりん、そして全国の頂を目指すことを決意します。




勝つことに捉われ麻雀を純粋に楽しむことを知らなかった閑無ちゃんが慕ちゃんに出会い、
杏果ちゃんや湯町小のみんなとの1年間の麻雀特訓を通じて麻雀を楽しむことを知っていく。
閑無ちゃんの成長が見られるこのシーンは本当にいいですね。




「うん・・・ 前より無敵感あがってる 今の日々――
 食い足りなくはないかな――・・・」


自分のことを無敵だと思っていた閑無ちゃんの前に自分を上回る
瑞原はやりという存在がいることを知った。
初めての敗北に戸惑い、悔しさを友達にぶつけてしまうこともあった。
でも自分が友達に取ってしまった振る舞いを後悔し、友達という存在の大切さを知った。
そしてひたむきに麻雀を楽しむ慕ちゃんの姿を見て勝ち負けを超えた麻雀の楽しさを知った。
1年の間でたくさんの事を知り、ひとつ大人へと成長した閑無ちゃん。
1年前に友達に言うことが出来なかった、「ゴメン」を言うシーンは閑無ちゃんの成長の証ですね。


今回もすごく良かった。
少女たちが悩みながらも成長していく過程が本当に美しく描かれていてとてもすばらしいお話でした。
今回で閑無ちゃん視点のお話は終わりのようですけど、次回はどんな話になるんでしょうか。
立先生の話ではまだまだ小学生編が続きそうな感じでしたが、どんな話になるのか楽しみですね~。


2 コメント

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Unknown (ゆー)
2014-03-26 18:27:35
慕編もそうだけど閑無編も終わり方がきれいですよねぇ
シノハユももう連載から半年経つとは早いものですね
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Unknown (ふわふわ)
2014-03-28 00:51:17
>ゆーさんへ

本当にいい終わり方でしたね~。
シノハユの連載は半年前ですけど、
第0話からだともう8か月経つんですよね。
本当に早く感じました。
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