故郷は遠きにありて

降って湧いた問題にゆれる故郷を思う日々

あなたの本当の名前は?

2014-04-21 21:08:27 | Weblog
去年の秋、園芸店の西日の当たる片隅でひっそりと花をつけていたバラ。付いている札にはマーガレットメリルと書いてあった。白の八重で中心がほんのりとピンクの花の写真が付いていた。咲いていた花は写真と違ってサーモンピンクの一重で花びらの枚数は8枚。

バラは季節によって色や花びらの枚数が変わることもあるから、その時は疑うこともなくマーガレットメリルだと思って買った。

大きな鉢に植え替えて春を待った。やがて元気に新芽を出し、蕾をつけはじめた頃、もう一度バラ図鑑で確かめてみると、どう見てもマーガレットメリルではないように思う。

新芽も枝も棘も透明感のあるとてもきれいな赤。枝は細くよく分枝する。一枝に一つの蕾。直立してこんもりとまとまった姿。葉にも香りがある。このところ曇って小雨が降るので蕾のままだけれど、花びらはやっぱり8枚で色はサーモンピンクまたはアプリコットイエロー。マーガレットメリルとは言えないのではなかろうか。

あの園芸店は名無しのバラは扱っていないので、札を付け間違った状態で入荷したか、外れた札を付け間違ったと思われる。

私の好きなサフラノに似ているのでお気に入りなんだけれど、ちゃんとした名前があるはずなので知りたいと思う。サフラノは八重だからサフラノでもない。ああ、あなたは誰?

写真はマーガレットメリルではないマーガレットメリル。

花の中の花

2014-04-20 15:07:40 | Weblog
この時期になるとバラの様子が気になる。

元気に新芽が伸びているか、蕾は付いているか、うどんこ病は、黒点病はとか毎朝、期待と心配の入り混じった思いで一つ一つ見て回る。

遅咲きのバラたちはまだ蕾が見えない。四季咲きのミニバラも黄色のコルデスローズと白の名無しのバラがまだ出そうにない。だめかと思うほど枝も貧弱である。

センパーフローレンスが今年最初に咲いた。
いつも早いソフィーズパーペチュアルもたくさん蕾を付けているのだが、花びらの中から蕾が出てきていて、その蕾はまだ咲いていないけれど、花びらの中から出ているのだから、咲いたと言ったらいいのだろうか?それならやはり一番乗りはソフィーズパーペチュアルである。

写真は花の中から蕾の出たソフィーズパーペチュアル。

花見

2014-04-16 17:00:31 | Weblog
子供の頃、我が村では旧暦の桃の節句の頃に花見をする習慣があった。村人全員ではないけれど、大人も子供もお弁当を持ち寄って神社の裏山に集まってワイワイと楽しいひとときを過ごした。裏山には桜も桃も花の咲く木はなかった。あるのは松ばかり。それでもうららかな春の光のなかでご馳走を食べ、お父さんたちはお酒を飲んでうれしそうに、にこにことしていた。

子供たちは親と一緒に楽しむなんてことはなかったから、その日はみんなはしゃいでいた。春の晴れた日にはいつもその時の光景が思い出される。

戦争が終わって数年経ち世の中が少しづつ落ち着きを取り戻してきたころだったのではないかと思う。

もう、今はそんな習慣はなくなってしまったらしい。






自分で治さなきゃ

2014-04-11 16:31:12 | Weblog
胃腸科に診てもらってからお薬が合ったのか胃痛も治まり、下痢もしなくなった。コーヒーを飲むとまだ胃が緊張するけれど。

前の先生はコーヒーや冷たいものは取らないようにと言われたけれど、今度の先生は食べ物の注意などはおっしゃらない。薬を飲んでいたら食べ物に気を付けなくてもいいということなのだろうか。それとももう知っているだろうと思われたのだろうか。

両方の先生を足したようなお医者さんなら、いい先生のように思う。

とにかく病気を治すのは自分だと思う。