さて、

いよいよ、
明日の午前中が期日。

仕事かバイトか…

ふー。

やっぱスッキリが一番！

また財布を拾った…

俺はよく拾う。

最近また、夜に
ウォーキングと
ランニングを
始めたのだけれど、

とにかく寒いので
ケツが重い。

でも気合を入れ、
「よっしゃー！」と
外へ出て、
歩き始めたら
すぐ見つけた…

「うわ…、
　あれ絶対財布だ…」

とすぐ分かった。

正直、
「シカトしようか…」と
頭をよぎった。
理由は５つ。

１．とにかく寒い
２．せっかく頑張って
　　外に出たので
　　歩きたい。
３．近くに交番がなく
　　届けると時間が
　　かかる。
４．たまに届けた俺が
　　警官に怪しまれる
　　事があり、それが
　　嫌なのが頭をよぎる
５．車道に落ちていて
　　車に踏まれまくって
　　るので取りにくそう

正直5歩ほど通り過ぎた。

が、俺は昔
財布を落とした時に
拾ってもらい、
とても助かった時から、
「拾ったら必ず届ける！」
と誓った。

そして落とした人は
今、困ってるだろな～
と思って…

「えーい、くそ！」

と拾いに行った。

多分原チャリか何かに
乗っている時に
後ろポケからでも
落としたのだろう。

車道に落ちていて
車に踏まれてる
ようだった。

カードなどが
かなり広域に散乱してた
免許やクレジットなども

皆も、財布をケツポケに
入れてる人いたら
こういうミスに
気をつけてね。

んで車のいない時や
赤信号を使って
カードを全部拾い集め、

交番が浮かばないので
直接警察署へ行った。

んで警官が
「じゃ、中身を
　出しますので一緒に
　確認してください。」

と言って
カード類を出すと、
コンドームが
出てきた(笑)。

一瞬、変な間が流れる
俺と警官(笑)

「はは、まあ…」
といいながらそれを
財布に戻す警官。

「別に戻さんでも…」
と心の中で突っ込む俺。

免許証をみたら
平成生まれの
やんちゃそうな男の子

「まあ、持ってても
　変じゃない。
　むしろノリや快楽に
　負けやすい年なのに
　つけようという
　心がけがあるぶん
　大したもんだ。

　俺なんて使う予定も
　無いから、
　持ってさえもねー。
　へへへ。」

と心の中でつぶやく俺。

すると話は
「もし本人と連絡が
　取れれば、報酬として
　現金の何％を…」
という話になる。

その時に
「一切の権利を
　放棄します！！」と
言う事をお勧めする。

報酬をもらう申請を
するとめちゃめちゃ
手続き時間が延びる。
そして書かなきゃ
いけない書類も増える。

でも「放棄します」
と言った途端に、
手のひらを
返したかのように
「あっそ！？んじゃ
　ここにサインだけ
　お願い。
　じゃ、
　あとやっときます！」

と急に速攻で終わる。

何万か拾ったからって
何千円か貰ってもねぇ？
何かね(笑)。

寝てる時とかに
かかってきたら嫌なので
「お礼の電話もいらん」
と言って警察署を出た。

が、
せっかく外に出たんで
がんばってそこから
走ってきた。

お陰で夜更かしだ。

しかも、このネタが
出来たので、
書いておかねば…と
書きながら、
気付けばチョコパンを
頬張っていた。

おいおいおい！！

俺はアホか！！
ランニングがパーじゃ！

まあ、
コンドームの彼が
今度自分が拾った時に
「届けよう！」と
思ってくれる事を願う。

そして届け終ると
やっぱ届けて良かった、
とスッキリした。
シカトしなくて良かった

しかも、
後になって思えば
死ぬほど金の無い
俺のこの状況でも
「ネコババしよう」
なんて考えは
全く頭をよぎらない
人間でいれて良かった。

まあ、
19000円だったからね。
これが19万だったら…


いやいや、
ちゃんと届けますとも！


そんな金で食う飯が
美味いかよ！？（by盆暮れ）

皆も届けてね！