(マジ長いよ)
本物だ。
あの四人だ。
復活したのは奇跡だ
でもあの四人が巡り合ったのは
もっと奇跡だ。
何から書こう…
今ライブを見終わった俺は
腰が抜けたようにヘロヘロになっている
何から書こう…
一曲目。
ドラムを囲むように四人が固まり
「Daddy、Brother、Lover、Littleboy」の
イントロを演奏する姿を見て
俺はいきなり泣いてしまった。
次の「TAKE COVER」で感慨に浸り
次の「60's Mind」の
ポールの完璧すぎるイントロを聴いて
号泣してしまった。
前回見たポールのソロのライブの
300倍ぐらい良かった。
やはり俺にとってポールは
MR.BIGなのだ。
そして俺はやはりポールが
大好きだということを確信した。
全然早弾きはついていけないが
ポールの音、メロディー
それは俺の求めるものなのだ。
構成はほぼ15年前の
HEY、MAN!Tourと
同じだった。
だからこそステージの四人を見ていると、
高校生の当時 死ぬほど見ていた
ライブの映像がダブった。
老けた…みんな老けた。
四人を見ている俺は完全に
高校生の俺に戻っていた。
でもおれも老けたんだろう。
ポールは化け物だった。
完全に当時の音源を再生していた。
「Daddy~」も「Colorado Bulldog」も
「Addicted To That Rush」も完璧だった。
恐ろしいリックを
いとも簡単そうに弾いていた。
難しいんです!
あれはどれも難しいんです!
でも一般の人はそれに慣れてしまって
「プロってあれぐらい弾くんでしょ」
って思うからアマチュアを見て
「えっ…」って思うんです。
違うんです!
あれは超絶なんです!
「Colorado~」を一曲通して
立って簡単に弾けるというやつがいれば
そいつはギターのテクニックだけは
結構有名なレベルの人でしょう。
でもポールはそれを作るんです!
普通の人は並大抵じゃ弾けないような、
でもかっこいい曲を作っちゃうんです。
だから世界的に有名なんです。
「Colorado~」を弾けるぜって言う
テクニック自慢は世の中に結構いるでしょう
でもその人が書くオリジナルはどうかというと
そうは上手くはいかんもんなんです!
ベースのビリーもベーシストから見れば
そんな存在でしょう。
エリックも、パットも凄いんです!
あんな4人が集まるなんて奇跡です!
どんな気持ちなんでしょう?
お互いどんな気持ちで弾いてるんでしょう?
天才は天才とジャムる時
どんな気持ちなんでしょう?
布袋さんとCharさんが対談したときに
言ってました。
「テクニック合戦ていうのが
一番つまらないよね」って
僕は布袋さんより、ましてやCharさんより
ギターは下手ですがはっきり言います。
「お前ら弾けるもんなら
弾いてみろ!」
あそこまで磨かれたテクニックは
もはや芸術以外の何物でもありません。
15年前
僕はギターを始めたばかりの少年でした。
そのころすでにポールはまったく
次元の違うテクニックの世界にいました。
それから15年、僕はギターに片思いをし続け、
少しは弾けるようになりましたが
15年前にポールが弾いていた曲も
いまだに弾けません。
今のポールは「そんな昔のことにかまっていられない」
とばかりに今なおガンガン走り続けてます。
もう背中も見えません。
僕はこの前の初オリジナルライブを終えて
不思議な感覚でした。
やはりやらかした、でも思ったより良かったような、
最後の二曲は少し気持ちよくなれたし。
でも最初の二曲のソロがなー…ぐらいな感じでしたが
それから何日も自分の心に
なにか引っ掛かる物を
感じていました。
それは紛れも無く「悔しさ」でした。
いくら人前でやるのが何年ぶりでも、
オリジナルをやるのが初めてでも、
俺のキャリアと年を考えると
やらかしてちゃ駄目なんです。
歌を間違えたり、ピッチがずれても
たいして気にならないんです。
「まあ、次は決めれるでしょ」ていう
なんとなく自負があるんです。
でもギターをミスると
ほんとに悔しいんです。
まだ駄目か!と
これだけ弾いてもまだ駄目か!と
愛するものに愛してもらえない事ほど
辛いものはありません。
僕はギターの才能は無いんです。
それはかなり昔に気づいていました。
今日のポールのギターを聴いていたら尚更です。
だってポールは19歳の時には
ほぼ今のようなレベルで弾いていたのですから。
でも今日聴いてて思いました
「ああ、俺も弾けるようになりたい!」と
ほんとは諦めないといけないんです。
親父が言ってました。
「自分の才能を見極めるのも才能だ」と
その通りだと思います。
だからほんとはもう諦めて他をあたらないと
いけないところに来ているんです。
人前でやるならギターを弾かずに
歌だけで勝負すべきなんです。
でもどうしても諦めたくありません。
15年かけて少しだけ弾けるようになりました。
じゃああと15年かければ今よりもう少しだけ
弾けるようになるでしょう。
だったら15年後を見たいんです。
それを諦めるのは嫌なんです!
分からないんです!理解できないんです!
皆さんは涙が出るほど
憧れたものがありますか?
よく聞くのは、
「そういうものに出会えただけでも幸せだ」
という言葉です。
でもそれは負け犬の遠吠えだと思います。
憧れは捕まえなければ価値がありません。
憧れに届かず涙を流すことに価値があるとは
思いません。
というか捕まえることを諦めるというのが
よく分かりません。死んだわけでもないのに。
死ぬまで追いかければいいじゃないですか
たとえ年とともに追いかけにくい環境になっても、
他人に「いい年こいて…」と陰口をたたかれても、
追いかけたいものに出会えたのは幸せ…
…だと思います。
こう言ってる僕も
全然弾いてないんです。
もっと弾いてれば
もっと上手くなってるはずなんです。
俺より上手いやつは
多分俺より練習しているんです。
そんなもんです。
だから帰ってギター弾いて寝ます。
あっ、最後に一つだけ!
「Nothing but Love」を
やんなかったんだよねー!
何でだろ?
それだけが心残り。
でもライブは138点でした!
本物だ。
あの四人だ。
復活したのは奇跡だ
でもあの四人が巡り合ったのは
もっと奇跡だ。
何から書こう…
今ライブを見終わった俺は
腰が抜けたようにヘロヘロになっている
何から書こう…
一曲目。
ドラムを囲むように四人が固まり
「Daddy、Brother、Lover、Littleboy」の
イントロを演奏する姿を見て
俺はいきなり泣いてしまった。
次の「TAKE COVER」で感慨に浸り
次の「60's Mind」の
ポールの完璧すぎるイントロを聴いて
号泣してしまった。
前回見たポールのソロのライブの
300倍ぐらい良かった。
やはり俺にとってポールは
MR.BIGなのだ。
そして俺はやはりポールが
大好きだということを確信した。
全然早弾きはついていけないが
ポールの音、メロディー
それは俺の求めるものなのだ。
構成はほぼ15年前の
HEY、MAN!Tourと
同じだった。
だからこそステージの四人を見ていると、
高校生の当時 死ぬほど見ていた
ライブの映像がダブった。
老けた…みんな老けた。
四人を見ている俺は完全に
高校生の俺に戻っていた。
でもおれも老けたんだろう。
ポールは化け物だった。
完全に当時の音源を再生していた。
「Daddy~」も「Colorado Bulldog」も
「Addicted To That Rush」も完璧だった。
恐ろしいリックを
いとも簡単そうに弾いていた。
難しいんです!
あれはどれも難しいんです!
でも一般の人はそれに慣れてしまって
「プロってあれぐらい弾くんでしょ」
って思うからアマチュアを見て
「えっ…」って思うんです。
違うんです!
あれは超絶なんです!
「Colorado~」を一曲通して
立って簡単に弾けるというやつがいれば
そいつはギターのテクニックだけは
結構有名なレベルの人でしょう。
でもポールはそれを作るんです!
普通の人は並大抵じゃ弾けないような、
でもかっこいい曲を作っちゃうんです。
だから世界的に有名なんです。
「Colorado~」を弾けるぜって言う
テクニック自慢は世の中に結構いるでしょう
でもその人が書くオリジナルはどうかというと
そうは上手くはいかんもんなんです!
ベースのビリーもベーシストから見れば
そんな存在でしょう。
エリックも、パットも凄いんです!
あんな4人が集まるなんて奇跡です!
どんな気持ちなんでしょう?
お互いどんな気持ちで弾いてるんでしょう?
天才は天才とジャムる時
どんな気持ちなんでしょう?
布袋さんとCharさんが対談したときに
言ってました。
「テクニック合戦ていうのが
一番つまらないよね」って
僕は布袋さんより、ましてやCharさんより
ギターは下手ですがはっきり言います。
「お前ら弾けるもんなら
弾いてみろ!」
あそこまで磨かれたテクニックは
もはや芸術以外の何物でもありません。
15年前
僕はギターを始めたばかりの少年でした。
そのころすでにポールはまったく
次元の違うテクニックの世界にいました。
それから15年、僕はギターに片思いをし続け、
少しは弾けるようになりましたが
15年前にポールが弾いていた曲も
いまだに弾けません。
今のポールは「そんな昔のことにかまっていられない」
とばかりに今なおガンガン走り続けてます。
もう背中も見えません。
僕はこの前の初オリジナルライブを終えて
不思議な感覚でした。
やはりやらかした、でも思ったより良かったような、
最後の二曲は少し気持ちよくなれたし。
でも最初の二曲のソロがなー…ぐらいな感じでしたが
それから何日も自分の心に
なにか引っ掛かる物を
感じていました。
それは紛れも無く「悔しさ」でした。
いくら人前でやるのが何年ぶりでも、
オリジナルをやるのが初めてでも、
俺のキャリアと年を考えると
やらかしてちゃ駄目なんです。
歌を間違えたり、ピッチがずれても
たいして気にならないんです。
「まあ、次は決めれるでしょ」ていう
なんとなく自負があるんです。
でもギターをミスると
ほんとに悔しいんです。
まだ駄目か!と
これだけ弾いてもまだ駄目か!と
愛するものに愛してもらえない事ほど
辛いものはありません。
僕はギターの才能は無いんです。
それはかなり昔に気づいていました。
今日のポールのギターを聴いていたら尚更です。
だってポールは19歳の時には
ほぼ今のようなレベルで弾いていたのですから。
でも今日聴いてて思いました
「ああ、俺も弾けるようになりたい!」と
ほんとは諦めないといけないんです。
親父が言ってました。
「自分の才能を見極めるのも才能だ」と
その通りだと思います。
だからほんとはもう諦めて他をあたらないと
いけないところに来ているんです。
人前でやるならギターを弾かずに
歌だけで勝負すべきなんです。
でもどうしても諦めたくありません。
15年かけて少しだけ弾けるようになりました。
じゃああと15年かければ今よりもう少しだけ
弾けるようになるでしょう。
だったら15年後を見たいんです。
それを諦めるのは嫌なんです!
分からないんです!理解できないんです!
皆さんは涙が出るほど
憧れたものがありますか?
よく聞くのは、
「そういうものに出会えただけでも幸せだ」
という言葉です。
でもそれは負け犬の遠吠えだと思います。
憧れは捕まえなければ価値がありません。
憧れに届かず涙を流すことに価値があるとは
思いません。
というか捕まえることを諦めるというのが
よく分かりません。死んだわけでもないのに。
死ぬまで追いかければいいじゃないですか
たとえ年とともに追いかけにくい環境になっても、
他人に「いい年こいて…」と陰口をたたかれても、
追いかけたいものに出会えたのは幸せ…
…だと思います。
こう言ってる僕も
全然弾いてないんです。
もっと弾いてれば
もっと上手くなってるはずなんです。
俺より上手いやつは
多分俺より練習しているんです。
そんなもんです。
だから帰ってギター弾いて寝ます。
あっ、最後に一つだけ!
「Nothing but Love」を
やんなかったんだよねー!
何でだろ?
それだけが心残り。
でもライブは138点でした!