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六弦研究所

ギターと歌と絵とお笑いと飯。たまに運動。

本物のかっこよさ

2009-04-08 20:41:00 | ウザい音楽話

thee michelle gun elephant
(ジ・ミッシェルガン・エレファント)

とてもかっこいいバンドでした
解散してしまいましたね。

G.W.D、スモーキン・ビリー、バードメン
世界の終わり、リリィ、Danny go、暴かれた世界
そしてelectric circus…
名曲は数知れず。

一度福岡でライブも行きましたが
あまりの爆音で3日ぐらい耳が
聞こえませんでした。

10年前に大学の友人たちと
クラブを貸しきってパーティーをしたとき
先輩と組んだバンドで確か俺は
リリィを歌った…と記憶しているが…。
もうボケたかね?

先日のMステ見た人いますかね?
ミッシェルの話がありました。

2003年、人気がすごかった
ロシアの女二人のデュオ「t.A.T.u」が
Mステに出た時の話。俺も知らなかった。
タトゥーはオープングトークのあと
一旦控え室に戻ったら出てこなくなったそう。
急遽番組側は説得を試みながら
その日出ていたミッシェルにも
順番を早めて演奏してもらったりしながら繋ぐが、
最後一曲分の時間を残したところでも
結局出てこなかったらしい。

そこで急遽、ミッシェルに
「もう一曲何かやってくれませんか?」の依頼が。
ミッシェルは想定外のパフォーマンスをする事になった訳だが
その演奏を聴いたとき、
久々鳥肌の立つような感動を覚えた

番組を救う男気、いつ何時でも演奏できる本物のミュージシャン、
そのパフォーマンスのかっこよさ、完璧です。

カッコよかった。

ただの歌い手やアイドルにはなかなか出来ません
「別の曲は歌詞を覚えてるか不安です」や
「音(カラオケ)を用意してません」てのがいいとこでしょう。
自分で自分の曲を演奏するミュージシャンならではです。

やっぱアーティストはこうじゃなきゃ!

見習いたいものです。



いい曲発見!!

2009-04-05 20:16:00 | ウザい音楽話
またもYou tubeでダウンタウンを
見ていたら、素敵な曲に出会いました。
どこに出会いが転がっているか分かりませんね。

みなさん「パーマン」知ってますよね?
藤子不二雄先生の漫画です。
あの漫画のテレビ版の初期のオープニングテーマ
「ぼくらのパーマン」です。
僕と同年代の人は多分知りません。
ぼくらの年代が知ってる
「パーマン、パーマン、パーマーンsymbol7」って
やつは第二期です。

僕も初めて聴いたんですが、いい曲です。
今ではポップスといえば3ピースや4ピースに
鍵盤や木管、金管を加えたものが一般的ですが、
当時の曲というのは、オーケストラアンサンブルの
曲が多いんです。作り込みがすごいんです。
ドリフの曲もそうですけど編曲がすごくいいんです。
それに今ほどポップやロックの要素がないので
ア二メのわりにすごくJazzっぽい曲なども多いんです。
そこも深く聴くと結構驚かされます。ナメれない音だったりします。

今では逆に斬新といえる進行や構成、要所要所に入るセリフも面白いし
特に漫画の主題歌は謎の擬音語なんかがよく入ります。
これもクセになる。

そういう意味ではアニソン愛好家が
現代のアニメの主題歌に(そのアニメのために作られた曲でなく)
普通のアーティストの曲が使われる事に寂しさを感じている
というのも分かる気がします。
やっぱりアニメのタイトルや、主人公の名前、必殺技の名前などが
入っている方が愛着が湧くってモンですよね。

昔の曲は作りが複雑なのでいい曲があっても
コピーしたりするのは至難の技です。
現代の曲の様に小編成ではないので
かなりのセンス(特にアンサンブルに関する)がないと
作れません。それもまた魅力です。
ある意味レベルが高いです。
ポッと出の新人アーティストには作れません。

でもそう考えると音楽でなく芸術って
ホントに面白いなって思います。
弟が絵(漫画)をやっているのでよく
こんな話をするんですが、
みなさん長谷川町子先生の「サザエさん」や「いじわるばあさん」の
原作って見たことあります?

これが上手いんです!おもしろいんです!

現在色んな漫画家が活躍しています。
大友克洋さんのような圧倒的画力を持った人、
鳥山明さんのようなぶっ飛んだ想像力を表現できるような人
井上雄彦さんのような迫力の画力で読者を虜にしてしまう人
それに道具もテクニックも進化して、恐ろしいような画力を
持った素人もごろごろいるしCGなどもとても進んでいます。

でも長谷川先生の漫画は何にもない4コマです。
背景という背景もなく、CGなんて勿論、スクリーントーンすら
ありません。

でもすごく伝わるんです!!面白いんです!!!
登場人物がリアルに生きてる気がするんです!!!
伝いたい事を伝えれる画力、根本的な笑いのセンス、
それがいいからでしょう。全然面白いんです。

不思議ですよね、「うまい」っていう定義は何なんでしょう?
これが一番芸術の難しくて楽しいところなんです。

音楽だってそうです。このパーマンが作られた頃より
今では、機材、理論、テクニック、音響、環境すべてが
段違いにいいはずです。

でも今聴いてもいいんです!いいもんはいいんです!
琴線に触れるんです!僕の!

そうすると僕も今「もっといい機材が欲しい!」
「もっと色々取り込みたい」と考えていますが、
いい曲はそれがなくても作れるのでは?というとこに話が行くわけです。

結論から言うとそうでしょう。

いい曲はアカペラでもいいでしょう。
とはいえジャンルや世界観と言うものがあります。
だからいろんな機材も増えてきたし、
構成も変わってきたのでしょうし
それが色んなアーティストが存在する理由な訳です。

当時に今の機材があれば、また違った「ぼくらのパーマン」が
出来ていたんでしょうね。

芸術は何がいいか本当に分かりません。
結局僕が出す答えはいつもこれです。

「どんな事でも、一つの事を極めた人の作品は絶対すばらしい」

ということです。

話は戻りますが、この「ぼくらのパーマン」、
編曲が大変素晴らしいし、おそらくパーマン一号の
声優さんと思われる高いパートの人の声が
とても個性的で面白いです。いいですね。

まあ、聴いてみてちょ
 ↓ ↓ ↓
テレビ版:http://www.youtube.com/watch?v=pco1yrIgiJc&feature=related

曲フル版:http://www.youtube.com/watch?v=ScKXW0tBQwo&feature=related

ちなみに僕がこれに出会った
ダウンタウンのYOU TUBEはこれです(後半部分)
パーマンの後の藤井隆さんのツッコミは最高!
 ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=lj1GI8bXz4w

昨日の続き

2009-03-30 20:41:00 | ウザい音楽話

二つ目はねOASIS!

見た?Mステ。
俺ね-、CM見たんだ、
んで「絶対見よう!」って
思ったんだ。
そんなにOASIS聴かないんだけど、
OASISがMステなんて事件でしょ?
でも、すっかり忘れてて、
何気にチャンネル変えてたら
途中から気づいて、ビックリ!

何がまずビックリって、
とにかくあのLiam(ボーカルね)の髪型!!
ビビったよ!最初Liamじゃないと思ったもん!
「え!メンバー変わったの?だれこのモサイおっさんは!」
と思った、でも歌う姿と、アップの時の目で
「え…Liamだ。」って分かって
すごかったでしょ?どう見ても
実写版ルパンでしょ?
あんなのイギリス人じゃなきゃ
許されない髪形だよ。

日本人がしたら
板前か三島由紀夫にしか見えないよ!

でもねー…ちょっとカッコよかった(笑)

しかもステージ組まれてるとこがスゴイもん!
俺、前にテレ朝にいたから分かったけど、
あそこ、いつもは一般の人が入れて
各番組の紹介とかカフェとかがあるスペースなんだけど
社員だったら結構いいとこから見えるのよ!
上の階から。
テレ朝の前の道を通れば外からも見えたはず。

初めてテレ朝辞めたのを少ーしだけ、
少ーーしだけ、後悔した。

ほんの少しよ!!ほんの!!

逆に辞める前に(辞めたの一年前だけど)
もし「一年後にOASISがあそこで歌うぞ」って
分かってたら辞めなかったか?って言われると…




370%辞めたけどね(笑)

んーでもあのOASISの新曲はカッコいい
ちなみに一番好きな曲は「Some might say」です。



またもウザい音楽話

2009-03-11 13:59:00 | ウザい音楽話
RADWINPSってすごい人気だね。
「神」と崇める人も多いらしい。

人気なのは数年前から知っていたけど
最初に聞いたときは
「バンプの2番煎じかな?」というとこだった。

でも先日アルバムが出るという事で
曲がかかったのだが、一曲目に収録されているという
曲を聴いた時「おもしろい音だな」と思った。
まあそんなとこ。
でも次にかかった「おしゃかしゃま」には
ばびったね。半端なかった。
音も詩もすごいね、あと編曲も。
たぶん音楽にはまり始めた中高生で
ガッツン衝撃を受けた人は多いんだろうね。
歌詞の世界も「神」って言われちゃう系だし。

あわてて昔の曲をあせったら
やっぱりバンプの影がちらつくような
そこに流行のラップスタイルをミックスしたような
感じでやはりピンとこなかった。詩はいいけど。
でも音は今より素直な感じがした。

もしかしたらニューアルバムは意外と
違う路線に挑戦した作品なのかな?
そんな事ないのかな?
もしかしたら昔からのファンには
賛否両論あるのかも。

でも時代は進むね。
テクニックもガンガン上がっていくしさ。
大御所なんかより全然うまい新人が
わんさかいるよ。音もテクも。
でも今のバンド少年は大変だろうね
あんな作りこんだ音を再現するのは
大変でしょうね。
ていうか本人たちは再生出来んのかね?ライブで。
出来るならすごいね。

「有心論」のプロモを見たけど
すごいねあのプロモ。監督はかなりのセンスだよね
どうやったらあんなのが思いつくのだろう?
技術も進んでるからこそできるんだろうしね。

いろんなとこにすごい才能はころがってるね
それにめぐり会わずに終わる事はもったいない。
昔から「聴かず嫌いは絶対ダメだ!」って
頭では思ってんだけど、ついつい第一印象やイメージ、
固定観念や嫉妬、色んなものが原因で聴かずに終わる事がある。
でもたとえばアーティストはそんなに好きじゃなくても
その人の曲で、ある一曲だけはメチャ好き!みたいな事は
よくある。そういうのも逃すのは惜しいよね。

最近で言うと俺が聴くはずない
モー娘の新曲「泣いちゃうかも」とかいいと思うしねー、
やっぱ歌い手はどうあれ、曲はプロの作曲家が
人生賭けて書いてるような楽曲も多いわけだし。

でもバンプ系の音楽はほんとに信者が多いね。
何でだろう、世界観かな?
俺はそんなにはまらなかったけど。
あっ、嫌いじゃないよ、むしろ好き。
カバーしたい曲あるし、マリンメッセにライブ行ったし。
ただ周りの「神」と崇めるところはよく分からん。
どちらかというとアジカンのほうが衝撃はすごかった。
アジカン最近どうしたのかな?枯れた?才能。
「君繋ファイブエム」なんて名盤中の名盤でしょう
恐ろしいかっこよさでしたよ。最近じゃシングルすら
「君繋~」のどれほどのインパクトもないね。
まぁアーティストにはその時期その時期の音ってあるよね。
波はある。まああまり変わらない人もいるけどね、
ミスチルとかサザンみたいに。それはそれですごいけど。

アジカンになくてバンプ、RADWINPSにあるもの。
それはやはり「いい歌詞」でしょうね、
バンプ、RADには「うまいよねー」とか「いいよねー」とか
「あるある」っていう歌詞のセンスがある。
アジカンは歌詞なんて関係なく力でねじ伏せる感じだったけど。
詩が音と共に相手に伝わった時に「神」の要素が生まれるんだろうね
俺にとってのASKAもそうだね。

俺は音楽をやろうって決めて
ダイエットを始めて
目を手術したんだよね、
当時眼鏡がバンドのボーカルなんてのは
考えられなかった。
Number Girlが出てきた時ビックリしたけど
あれはわざと普通なというかむしろダサいルックスと
激しいロックのギャップが売りだったんだろうけど、
GOING UNDER GROUNDやサンボマスターが出てきた時も
「えっ!太ってて眼鏡なのに!?」ってビックリ
したもんです。まあGOINGはやさしめだし、サンボは
狙ってるから…とまだまだ抵抗してたけど
アジカンが出てきた時はビックリしたね、
眼鏡のひ弱なオタク風の男がめちゃくちゃ
かっこいいんだもの。
まぁ俺の理想のミュージシャン像は
やせてるし眼鏡かけてないから
現在の努力に問題はないんすけど

時代は変わるねって事が言いたかったの…

まあRADWINPSを「名前は聞いたことあるけど
ちゃんと聴いた事ない」って人は聴いてみて。

「おしゃかしゃま」
 ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jMOr5W6kdhI

「有心論」
 ↓ ↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Fjf0CaeozpE&annotation_id=annotation_405771&feature=iv