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子どもへの虐待を許さない社会へ

2007年02月09日 | 活動
2月8日(木)メセナひらかたで、(社)子ども情報センター所長 田中文子さんの話が「子どもへの虐待を許さない社会へ~子どもの権利・親の権利~」というテーマでありました。
田中さんの話には、本当にいつも納得してうなずくばかりです。
特に虐待の問題は、その個人や家庭の問題ばかりではなく、社会のあり様が大きく関わっていることを述べられました。
固定した価値観に縛られてしまって、その枠内に入れない時に自分を認めることができなかったりしてしまう…
「子育て力」というのは、人と人との関係性の中から育っていくものである、ということです。
また、今の社会の中では、男性が正規の仕事をしながら子育てをする会社の環境にないこと、女性は子育て中は正規の仕事につく機会が少ないこと、も問題であることも述べられていました。
TVドラマでも、父子家庭の場合はお父さん仕事失っているよね…
柳澤厚生労働大臣の発言ではないけれど、女性の役割は子どもを産み育てることに限定されてしまう危険性を「母性」という言葉は持つこともはっきりしました。
「子どもを慈しみ、育てる性」は、誰にでも存在するのであって、女性特有のものではないということです。
田中さんは子ども情報センターでのお仕事を30年前からされていますが、
その間いつも思うことは、自分の知識は限られていて、世の中には本当に様々な人生があるということにであうことによって、知り拡がることができる。
また自分の立つ位置からだけで物事を判断してはならないことにも気づかされる、ということを話されていました。
違いを認めあうこと、まずはであい、知ることからすべてが始まるわけですね。


ミニ懇談会
4月統一自治体選挙を前に、私はいろいろな方と会う機会をつくっています。
7日夜は、退職された先輩先生方との懇談会。
8日お昼は、パッチワーク教室を開いておられる方に呼んでいただき、我が家の近くでもありますので、ごみの話や、信号機設置の話や、民主党のことなど
おしゃべりさせていただきました。
このようなミニ懇談会は、身近な事柄をお話できるので、楽しく時間をすごすことができます。
またこのような懇談会をたくさんできたらいいなあ、と思っています。

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