Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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PTSD

2011年04月08日 17時24分19秒 | Weblog
非常に繊細な話なので、さらっと・・

PTSD。震災直後からケアーの重要性が話されていたけれど、そろそろ色んな所で問題は起きているようだ。避難所生活を送る被災者は勿論、救援活動を行う自衛隊員まで・・・。既に、精神科医の方々がケアーに当たっている模様。想像を絶する経験をしたのだから、心の修復は容易なものではないだろう。

わかっていますとも。そういう方々に、「頑張れ!」って言っちゃいけない事くらい。

震災と関係ないけど、僕の周りには、鬱病で悩んでる人が何故か多くて(まぁ、僕も予備軍みたいなもんだけど。苦笑)、そういう人達の気持ちも分かるし、その方々の性格などから客観的な分析もなんとなく出来る。そういう人達には、確かに「頑張れ」は禁句ですよ。

でも、だからといって、被災者の方々を十把一絡げに鬱病患者と同じ様に扱おうとするのは、全然違うと思う。頑張ってという言葉に勇気付けられる人達だって居る筈だし、それを完全に否定するなんて、どうなんだろ。そういう、一方向に偏る考え方って好きじゃない。TVやラジオなんて所詮はマス・メディアで、大多数に向けてしか発信できないわけで、一様に「頑張ろうニッポン」としか言えない。でも、それで実際頑張れる人も居れば、それに腹が立つ人も居る。我々が個人的に声を掛けるとしたら、勿論気を付けなくてはならないだろうけど、多分、僕の心から滲み出る言葉って「頑張って下さい。」だと思う。嫌がられるのが分かっているなら敢て言わないけど、そんな事を言うくらいしか出来ないのだ。

僕に出来る事は限られてる(まぁ、あえてここで発表するような事はしてないし、したとしても発表しない。)。少なくとも無関心で居ないと言う事だ。

一般のボランティアの人達も、たくさん現地入りして頑張ってるみたいだし、ようやくそういう時期に来たんだと思う。とっても素晴らしい事だと思うし、是非頑張って頂きたい。これから行く方々には、決して感謝を望まず、突き動かされた心に正直に現地に向かい、望まれた事をして来て欲しいと思います。
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