
今日はインド旅行の最終日だ。長年憧れてたインドにやっと来れて、初日のムンバイから駆け足のような旅。色んな事が有ったなぁ。一瞬思い出に浸ったのも束の間、今日もスケジュールはしっかり詰まっている。まずは、いつも僕のライブに来て下さる常連さんの方々(女性限定!笑)にお土産を買わなきゃ!

探してた女性用アクセサリー屋さんがホテルの近くにたくさん有った。インドの女性は必ずブレスレットをはめているので、お土産には持って来いだ。この「マッチモア」はチェーン店の様で、あちこちにいっぱい有る。店員はオッチャンやイケメンのお兄さんなので、僕の様なオッサンが一人でふらっと入って行くのも恥ずかしくない。綺麗なブルー系のブレスレットを購入。喜んでもらえるだろうか・・。

ホテルは街中に有り、一歩外に出れば普通の商店が立ち並ぶ大きな通りにすぐ出る事が出来る。ガイドも伴っていないのに、誰からも声をかけられない。敢て言えば、トゥクトゥクのドライバーが「乗ってけよ!」ってしつこく言って来るくらい。観光地でなければ、インドだって、意外とノーマルだ。
そして、午前のツアー開始。ディリップさんと一緒に、まずは「クトゥブ・ミナール」(冒頭の写真)の見学に出発。

とにかくデカイ!このミナレットは1200年ごろに建てられた、イスラム建造物である。5層から成り立っているが、様々な時代に増築されたもので、その時代によって資材が異なる。この周りにもたくさんの遺跡が有り、タイムスリップしたような感覚になれる。ガイドしてくれたディリップさんは歴史オタクらしく、それぞれの建造物が建立された正確な年と時代背景を捲し立てるように説明する。(笑)

バベルの塔といい、エンパイアステイト・ビルといい、人間は天に向って聳え立つものが作りたくなるのかなぁ。ちなみに、ディリップさんの日本語解説によると、「昔はこのミナレットに階段で登れましたが、上から中学生が転がってきたので今はダメです。」その時は、ちょっと吹きだしてしまったが、後で調べると死傷者が出る大惨事だったみたい。

お次は、通称レッド・フォート(赤い砦)と呼ばれている「ラール・キラー」へ。ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンによって1639~48年に建設された。

一般謁見の間。僕も王様に「ミュージシャンにもっと仕事を!」と直訴したかった。中には大理石の玉座も有る。

貴賓謁見の間「ディーワーネ・カース」。タージなどに比べると、あまり保存状態が良くない。どちらかと言うと、市民の公園と言う感じ。

城壁の前で、恒例のガイドさんと2ショット。顔ちっちゃ!ディリップさん、ちょっと若い頃のデンゼル・ワシントンに似たとこがある。でも、声は高い。(笑)

ラール・キラーの前に有る、ジャイナ寺院。少し陽が傾いてきた。ジャイナ教はインドでは少数派だが、厳しい戒律のため、信頼も高く、社会で成功している人が多いとか。

イスラム教の巨大モスク「ジャマー・マスジット」(1658年完成)。ヒンドゥー教徒のディリップさんは外で待機。カメラやビデオは有料だったので持って入らなかったが、ケイタイが有ったのでそれでパチリ。こちらも、普段から礼拝で使われているのと老朽化で保存状態はあまり良くなかった。

シャクティ・スタル。インドと言えば、あの方・・。ここにそのお墓が有る。

マハトマ・ガンディーの墓。レンタルで映画「ガンジー」観ましたが、冒頭のシーンでいきなり寝てしまいました。次の日、もう一度チャレンジしましたが、また同じ所で寝てしまいました。スイマセン・・と、心の中で手を合わせる。いつか、もう一度リベンジします。

そして最後は、インド門「India Gate」。インドの旅はムンバイのインド門「Gateway of India」から始まり、このデリーのインド門で終わった。「入り口」と「出口」のような気がする。この2週間、色んな経験をし、色んなものを食い、色んな景色を見たなぁ・・。今日は、こんなに駆け足だったのに、結局、もう一つ有名な世界遺産「フマユーン廟」は見れなかった。まぁ、毎日がこんな感じの旅だったけど。

これで本場インドカレーもラストか。寂しい・・様な気もするが、阿佐ヶ谷のインドカレーの方が美味かったような気もする。(笑)
この後、直接、車で空港までスタッフに送ってもらい、すぐに搭乗手続き。しかし、出国カウンターで最後の洗礼を受ける。係員が全く仕事の出来ん奴らなのだ。刻々と搭乗時刻が迫る。しかし、ただハンコ押して国から追いだしゃ良いものを、チンタラポンタラして中々ハンコを押さない。僕の前の方に並んでた人は、長時間待たされた上に、「このカウンターでは受け付けられない。」とはねつけられ、激怒してチケットを置いたまま何処かに消えてしまった。日本人の2人組の若い女の子は、搭乗時刻があと5分に迫っている事に気付き、慌てて、早く乗せてくれと訴えている。僕はというと、旅慣れた感じの日本人の若者に「このカウンターの人、唯一仕事出来るみたいですよ!こっちに並んだ方が良いですよ!」と呼ばれ、ラッキーにも早く通過する事が出来た。こういうトラブルも海外旅行にはつき物だ。ちょっと最後に後味は悪かったが、ともかく、インドよさらばぢゃ。

再びトランジットのマレーシア・クアラルンプール。空港のラーメン屋が美味い!カレーカレーで突き通して、弱った胃を優しく包んでくれるような爽やかな薄口。これや!これを身体は求めていた!僕のインド大好き人間ぶりは、あっという間に影を潜めてしまったのだった。(笑)
おわり
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インド旅行初日に飛びます。

探してた女性用アクセサリー屋さんがホテルの近くにたくさん有った。インドの女性は必ずブレスレットをはめているので、お土産には持って来いだ。この「マッチモア」はチェーン店の様で、あちこちにいっぱい有る。店員はオッチャンやイケメンのお兄さんなので、僕の様なオッサンが一人でふらっと入って行くのも恥ずかしくない。綺麗なブルー系のブレスレットを購入。喜んでもらえるだろうか・・。

ホテルは街中に有り、一歩外に出れば普通の商店が立ち並ぶ大きな通りにすぐ出る事が出来る。ガイドも伴っていないのに、誰からも声をかけられない。敢て言えば、トゥクトゥクのドライバーが「乗ってけよ!」ってしつこく言って来るくらい。観光地でなければ、インドだって、意外とノーマルだ。
そして、午前のツアー開始。ディリップさんと一緒に、まずは「クトゥブ・ミナール」(冒頭の写真)の見学に出発。

とにかくデカイ!このミナレットは1200年ごろに建てられた、イスラム建造物である。5層から成り立っているが、様々な時代に増築されたもので、その時代によって資材が異なる。この周りにもたくさんの遺跡が有り、タイムスリップしたような感覚になれる。ガイドしてくれたディリップさんは歴史オタクらしく、それぞれの建造物が建立された正確な年と時代背景を捲し立てるように説明する。(笑)

バベルの塔といい、エンパイアステイト・ビルといい、人間は天に向って聳え立つものが作りたくなるのかなぁ。ちなみに、ディリップさんの日本語解説によると、「昔はこのミナレットに階段で登れましたが、上から中学生が転がってきたので今はダメです。」その時は、ちょっと吹きだしてしまったが、後で調べると死傷者が出る大惨事だったみたい。

お次は、通称レッド・フォート(赤い砦)と呼ばれている「ラール・キラー」へ。ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンによって1639~48年に建設された。

一般謁見の間。僕も王様に「ミュージシャンにもっと仕事を!」と直訴したかった。中には大理石の玉座も有る。

貴賓謁見の間「ディーワーネ・カース」。タージなどに比べると、あまり保存状態が良くない。どちらかと言うと、市民の公園と言う感じ。

城壁の前で、恒例のガイドさんと2ショット。顔ちっちゃ!ディリップさん、ちょっと若い頃のデンゼル・ワシントンに似たとこがある。でも、声は高い。(笑)

ラール・キラーの前に有る、ジャイナ寺院。少し陽が傾いてきた。ジャイナ教はインドでは少数派だが、厳しい戒律のため、信頼も高く、社会で成功している人が多いとか。

イスラム教の巨大モスク「ジャマー・マスジット」(1658年完成)。ヒンドゥー教徒のディリップさんは外で待機。カメラやビデオは有料だったので持って入らなかったが、ケイタイが有ったのでそれでパチリ。こちらも、普段から礼拝で使われているのと老朽化で保存状態はあまり良くなかった。

シャクティ・スタル。インドと言えば、あの方・・。ここにそのお墓が有る。

マハトマ・ガンディーの墓。レンタルで映画「ガンジー」観ましたが、冒頭のシーンでいきなり寝てしまいました。次の日、もう一度チャレンジしましたが、また同じ所で寝てしまいました。スイマセン・・と、心の中で手を合わせる。いつか、もう一度リベンジします。

そして最後は、インド門「India Gate」。インドの旅はムンバイのインド門「Gateway of India」から始まり、このデリーのインド門で終わった。「入り口」と「出口」のような気がする。この2週間、色んな経験をし、色んなものを食い、色んな景色を見たなぁ・・。今日は、こんなに駆け足だったのに、結局、もう一つ有名な世界遺産「フマユーン廟」は見れなかった。まぁ、毎日がこんな感じの旅だったけど。

これで本場インドカレーもラストか。寂しい・・様な気もするが、阿佐ヶ谷のインドカレーの方が美味かったような気もする。(笑)
この後、直接、車で空港までスタッフに送ってもらい、すぐに搭乗手続き。しかし、出国カウンターで最後の洗礼を受ける。係員が全く仕事の出来ん奴らなのだ。刻々と搭乗時刻が迫る。しかし、ただハンコ押して国から追いだしゃ良いものを、チンタラポンタラして中々ハンコを押さない。僕の前の方に並んでた人は、長時間待たされた上に、「このカウンターでは受け付けられない。」とはねつけられ、激怒してチケットを置いたまま何処かに消えてしまった。日本人の2人組の若い女の子は、搭乗時刻があと5分に迫っている事に気付き、慌てて、早く乗せてくれと訴えている。僕はというと、旅慣れた感じの日本人の若者に「このカウンターの人、唯一仕事出来るみたいですよ!こっちに並んだ方が良いですよ!」と呼ばれ、ラッキーにも早く通過する事が出来た。こういうトラブルも海外旅行にはつき物だ。ちょっと最後に後味は悪かったが、ともかく、インドよさらばぢゃ。

再びトランジットのマレーシア・クアラルンプール。空港のラーメン屋が美味い!カレーカレーで突き通して、弱った胃を優しく包んでくれるような爽やかな薄口。これや!これを身体は求めていた!僕のインド大好き人間ぶりは、あっという間に影を潜めてしまったのだった。(笑)
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