二階は・・・
"のような"
というより、
まさしくそれ...宮殿...
ヨーロピアン調の華やかな宮殿なのでした。
バロック様式というようよ。
王侯貴人の住まいな再現だけあって、
ふらふら歩くだけでも気分は姫もどき. .・
世俗離れした空間です. .。+ °
天井の
シャンデリアと...
ガラス細工を照らすライト。
再びのボヘミアングラス
模様も色映えも
豊かなエナメル金彩の
コンポート・カップ・花瓶などなど...
もう みなまで 言いますまい・°
すでに三階で、
お目たっぷり技法の応用や
独特の文様を観てきたんですもの。
あとは・・・
この空間に
感覚を泳がせる
心地で眺めてゆくとしましょ...
絵画的なペイントがステキ・°
花文・おんなのこ・金彩とピンク
もれなくロマンチックテイスト芬々。
下段コンポートのフォルムがまた、
現実に有るやらか無いやらか...
しだれ花びらな風情して。
ここよりオパールグラス
オパルセントと同種かと。
ラリック作品のガラスとの違いは、
こちらは色被せしてあるところかな...
地ガラスの乳白と重なってクリーミーな彩り。
持ち手も線も太ましく
しっかりぽってり安定感...なんだろ?
蓋付きマグカップだとかジョッキそっくり・°
かわいらしさが詰まったコンポート・°
器の内側ちょっぴり覗きこむ。
なめらかな緑色の瓶・°
星か太陽の図案を
嵌めたような彫りが、
魔法円みたいよ水色ゴブレット。
&お足元も。
以上、
ふんわり柔和な質感の
オパールグラス4点でした・°
そうして此処は鏡の間・°
説明板アップ。
※なお、天井画を撮り忘れた模様・★.
全面150枚の鏡と・・・
ヴェネツィアングラスで囲まれた・・・
お城のなかの応接間。
年代物のシリンダーオルゴールも、
そこかしこに置かれてあって。
ガラスはもちろんのこと、
最上等尽くしの空間
なのでしょう。
工芸品の展示台も
一様に鏡張りされているため、
回りこんで観ることができない
背面まで映って見越せるのがいいですね・°
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