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ノエルのひとり言(不登校を乗り越えて)

娘の不登校を乗り越えられたからこそ見えてきたこと、感じたこと。
笑顔の毎日を過ごせますように!

ブログ1周年

2007-11-25 08:24:27 | 不登校
ご報告。このブログを始めて、1年になりました。

娘が不登校になり、復学支援をお願いして、
再登校させていただいてから、無事に半年が過ぎ、
支援を卒業させていただくことになったとき、
先生から離れる心細さを紛らわすために、始めたようなものでした。

ブログのことも、よく分からず、
先のことなんて、全く考えもしないで、
(私の悪いクセ。これで、自分の首を絞めることも・・)
とりあえず、って感じで、スタートさせていました。

けど、今は、思い切ってやってみて、良かったと思っています。

ここで出会った方たちに、支えられ、たくさんの勇気をもらったおかげで、
自分自身を冷静に見つめることができ、
娘とも、ちゃんと向き合うことができた気がします。

でなければ、私の心は、もっと、あちこち彷徨っていたと思いますね。

いつも励ましのコメントをありがとうございます。
そして、これからも、温かく見守っていただけたら嬉しいです。

行きたいという気持ち

2007-10-15 09:51:07 | 不登校
昨夜から娘は、
「明日、持久走があって、嫌だな~。」
と言いながら、鼻水が出たりして、
「風邪薬、飲んどこう。」と言っていました。
(実際、飲んだのかは、確認してないけど。)

今朝も、起きてくるなり、
「喉、痛い~。」って、言っていました。
けれど、「寒いし、上にベスト着ていこう。」と。
「だいぶ、あったかいわ。」と言って、出かけました。

昨日は、現在、週に2日ほど、放課後登校をしている友達と、
遊びにいきました。
少し遠くのほうのスーパーまで行ってみると、出かけたので、
ゆっくりお話できるかと思い、
あちらのお母さんに電話してみました。

すると、お友達は、本当は、朝からしんどいと言っていて、
お母さんは心配していたのに、
大丈夫だと言って、出かけたのだそう。
それだけ、娘のこと、大切に思っていると感じたって、
おっしゃいました。
これが、学校の場合は、「大丈夫?」と聞いて、
「もう、だめ!」って、返事ばかりだったそうで。

「本人の気持ち次第で、
 これだけ行動が違ってくるってことなんだよね。」

「行きたい。」「行かなきゃ。」と思えば、
少しくらいのことだったら、頑張れるのですね。

大人へと・・・

2007-09-29 00:12:10 | 不登校
メリーベルさんからのコメントを読んで、
思い出したこと。

娘が不登校中、まだ支援をお願いしてなかった頃、
(というか、そういうところがあるってことも知らなかった)
スクールカウンセラーの先生と、
何度かお話させてもらっていました。

先生は、娘のことを、
「まだ幼くて幼稚な子どもの部分と、
 とってもしっかりした大人の部分の両方を、
 極端に持っている子」
だと、表現されました。
「少しずつ大人になろうとしていて、
 どうすればいいのか、もがいているのでは?」と。

その時は、まだ、私には理解できなくて、
「だったら、どうしたらいいの?!」
って思って聞いていました。

今なら、なんとなく分かるんですよね~。
きっと、娘は、自立すべき時期を迎えていたのに、
私があれこれ手出ししすぎて、世話を焼きすぎ、
もう、立ち止まることしか、できなかったのでしょう。
不登校は、「お母さん、私は、本当は、
もっと大人になりたいんだよ!」
というメッセージだったのかもしれません。

支援をお願いし、最初に先生から、
不登校の子どもを持ったお母さんは、
自分の子を、実際の年齢よりも、下に思っている。
本来の歳か、或いは少し上に考えて、
接することが大切と教えていただきました。

そのことを、ちょっと前に再確認したはずだったのに。
(確か、ブログにも書いたと思う。)
私は、すっかり忘れて、
いや、頭の中は、そこで止まってしまっていて、
あれから更に、娘が成長していることに、
気付いていなかったのですね。

思春期という、大きく大人へと成長する時期。
娘に置いていかれないよう、
しっかり、後をついていかなくちゃな~。




不登校の友達(2)

2007-09-28 07:57:15 | 不登校
きのうは、用事で留守にしていて、
夕方帰宅すると、見慣れない自転車が・・・

ん?と思っていると、娘と一緒に、
先日の不登校中のお友達。
「公園でも行ってくるわ~。」
と、一緒に出かけていきました。

この前も思ったことだけど、
ふだん外へ出ることが少ないからか、
確かに、色は白いけれど、
でも、それ以外は、全然普通の様子なんですよね。
なんで、この子が、学校行けないんだろう?
と思ってしまう。
自分の娘のときにも思ったことなんですが。

暗くなって帰ってきた娘に、つい、
「○○ちゃん、学校、来はったの?」
と、聞いてしまった。
「ううん。そう簡単に、行けるようになるわけないやん。」
「あっ、そうだよね~。」

って、私は、なんて馬鹿なこと質問したんだろう。
そんなに簡単ではないと、十分わかっていることなのに・・・
どうやら、娘がまた、声をかけたようです。

あの後、お母さんと学校へ行くことになっていると、
娘が聞いてきました。

週に何度か、放課後に学校へ行ってるとのことでしたが、
仕事を終えてから、学校へ行けない娘と、
先生に会いに行く・・・

お母さんの苦しい気持ちが、容易に想像できるだけに、
なんとも言えない気分です。

娘も、どういう想いで、その友達と会っているのだろうか?
こちらは、私には、全く量りかねますね。

不登校のお友達と

2007-09-24 17:07:15 | 不登校
娘の友達に、不登校気味の子がいることを、
以前、書いたことがあります。

1学期の終わりには、完全不登校となってしまい。
夏休みが終わって、どうしてるのかと、気になりつつも、
娘の話からは、学校行けてない様子でした。

娘は、2学期が始まってから、何度か、
そのお友達の家へ、学校帰りに寄ったことがあると、
土曜日に、初めて聞かされました。
留守のようで、誰も出てこなかったということでしたが。

この前の金曜日の帰りにも、寄ってみたのだそうです。
やはり、返事はなくて、諦めて帰ってきたそう。
で、帰宅してから、電話をかけたとか。
留守番電話だったので、メッセージを入れておこうと、
名前を言ったところで、
そのお友達が、電話に出てくれて、
久しぶりに、話すことができたようです。

そして、昨日の日曜日。
娘は、そのお友達の家へ迎えに行き、
一緒に遊びに出かけました。
家にも連れてきて、遅くまで仲良く過ごしていました。

あとで娘に聞いたのですが、迎えに行った時、
お友達がいなかったところで、お母さんが、
「誘ってくれて、ありがとう。」
と、言ってくれたそうです。
お母さんの気持ちが、とってもよくわかります。

お礼の電話をくださり、少しお話しました。
うちの娘も、不登校だった時期があること。
もしよければ、ゆっくりお話できたらと思っていること。
何か、お力になれれば。
そうお伝えし、携帯番号を交換しました。

なぜ学校に行けないのか?
それがわからない。
本人に聞いても、よくわからないと言う。

娘の時と同じです。

1日も早く、暗いトンネルから抜け出せるようにと、
願っています。


不調の原因

2007-09-22 13:28:17 | 不登校
昨日の朝は、正直、焦りました。
不登校の頃を思わせる娘の顔つき。
そんな顔で、傍に立っていたのですから。
ビクッとしながらも、何も気付かないフリをして、
その場を離れました。
娘は諦めたのか、
(きっと私から何か声をかけると思っていたのでしょう。)
そのまま登校していきました。
たった5分ほどのことでしたが、心臓ドキドキ・・・

娘の不調は、いつまでも続く暑さや、
夏の疲れのせいではありますが、
精神的なものも影響していたようです。

近所のお友達との間で、行き違いがあって、
最初に娘から歩み寄ったものの、
その時の友達の言葉や態度に、今回ばかりは、
どうしても我慢できなかったようで、
「あんな人、もう放っておこう。」と言いながらも、
胸を痛めていたのでしょうね。

娘曰く、「今までは、こっちから謝ったり、
何もなかったように話しかけたりしてたけど、
今度は、どうしても許せないから、
謝るつもりはないし、こっちから話しかけることもない。
そう思っていたら、○○のほうから、
”この前は言いすぎた。ごめん。”
って、謝ってきたんだよ。」

帰ってきたときの表情が、全然違うのは、
そういうわけね、と納得。

それで、お弁当も平らげられるなんて、
ほっとする反面、ストレスが体に影響しやすいという
娘のもろさを、感じます。

それでも、母には、黙って見守り、
話を聞いてあげることしかできませんが・・・

過去のこととして

2007-09-18 08:06:53 | 不登校
3連休で、実家へ行っておりました。
その時、ちょうど2年前、娘が体調を崩し始め、
まだ私も、不登校を受け入れられなかったころに、
行った場所を、訪れてみました。

「ここって、前に来たことあるよね~。」
と、娘は、あっけらかんとしたもので、
それがいつだったかなんて、考えてもみない様子。

あの頃、私は、体調も最悪で、
楽しむとか、気分転換とか、
とてもそんな気分になれなかったことを、
思い出します。

だから、同じ場所を訪れると、
あの時の辛い気持ちが、蘇ってくるんじゃないか、
そう思っていました。

けれど、意外にも大丈夫だったのです。
あの頃と今では、全然違うんだという自信?
不思議と、「あ~幸せだな~。」「これからも頑張ろう~。」
と、前向きな気持ちでした。
少しずつ、今の子育てに自信を持てるようになったのでしょうか。

といって、気を抜いてはいけませんね。
ますます、努力を重ねていこうと思います。

さて、ゆっくり休養したところで、
この後1週間は、大忙しになりそうです。
張り切ってまいりましょう!

不登校のきっかけ

2007-09-13 17:43:26 | 不登校
娘の中学校では、今月下旬に、
体育大会・文化祭・合唱コンクールがあり、
今週に入ってからは、合唱コンクールの練習が、
毎日あるようです。

そんな中、「中学の体育大会は、小学校の運動会と違って、
練習、あんまり無いから、楽チンだ~。」って。

実は、娘の不登校のきっかけとなったのは、
運動会の練習でした。

小学校の運動会は、毎年9月の20日過ぎにあって、
2学期が始まるとすぐに、この暑さの中での練習が、
毎日続くんですよね。

2年前、娘が5年生の時、2学期早々に熱を出し、
1週間近く、学校を休みました。
欠席している間、担任の先生は、何度もお電話をくださり、
娘のこと、心配してくださいました。
「すぐにみんなに追いつけるから、大丈夫。」と・・・

先生の頭の中は、運動会をキッチリ成功させることに、
一生懸命なのが伝わってきました。
でも、その頃の私は、まだ何にも分かっていなくて、
さらに娘に、プレッシャーをかけてしまったのです。

熱は下がったはずなのに、学校へ行きたがらない。
無理して行くと、また熱が出る。
微熱が続いた状態となり、
さらに、お腹の調子まで悪くなりました。

病院で検査をしても、異常なし。
最終的に、心療内科で、自律神経失調と診断され、
運動会は、欠席することを決めました。

それで、どうにか体調は戻ったものの、
学校へは行けなくなってしまったのでした。

だから、この季節と、
「運動会」という言葉を聞くと、
今でも、胸がチクッとします。

けれど、それは結局、単なるきっかけであり、
引き金になっただけのこと。
あのまま間違った子育てを続けていれば、
あの時、もし、不登校になっていなくても、
きっとどこかで、問題は出ていたはず。
中学生になった難しい年頃の娘を、
アタフタしないで見守ることなんて、
できなかったでしょう。

関わってくださったすべての方に感謝しながら、
毎日を丁寧に生きていこうと思います。



不安解消?

2007-09-01 08:18:25 | 不登校
前回、先生とお話させていただいた時に、
新学期を迎えるにあたり、
不安材料を、ひとつお伝えしていました。

しかし、うちの娘は、母が考えているより、
ずっと、たくましかったみたい。

前に、ちょっと書いたと思うけど、
娘の友達で、部活に一緒に入って、塾も一緒の子が、
夏休み前に、理由はよくわかんないけど、
部活を辞めてしまったこと。

そして、夏休みに入ってから、
塾で会っても、口を利かないって、言っていたのです。
(話しかけても、上の空だったり、適当に返されたりして、
 ちょっと怒ってました。)

学校へは、そのお友達と登校していたので、
このまま、気まずい状態が続けば、
学校へ行くことにも、引っかかるんじゃないかと、
不安に思っていました。

なのになのに、いつの間にか、塾の行き帰りも一緒だったようで。

全く、先読みしすぎて、いらない心配してるわけです。

聞いてみると、娘から、「一緒に帰ろう。」と誘ったり、
家へ電話をかけたりもしてたようです。

再登校の準備のとき、お姉さんが、
「お友達のこととか、心配?」と聞いたら、
娘は、「全然!」と答えたそうで、
訪問カウンセラーのお姉さん、
「今までに、そんな風に答えた子、初めてです。」
と、ビックリされてました。

実際、復学してからも、友達といろいろ問題が起きても、
私の心配をよそに、娘は、自分でどうにかしてきました。

今回のことも、先生は、
「○○(娘)なら、きっと大丈夫だと思いますよ。
 何とかやっていくでしょう。」
と、言っていただいたのですが・・・

お母様方が、夏休みに感じておられた、
子どもと一緒にいる時間が長くて、イライラする気持ち、
私は、夏休み最後の1週間、ここに来て、体験してるようです。
こういう時って、考え方が、ほんとマイナス思考ですね。

今日は9月1日と、本来なら新学期が始まる日。
新たな気持ちで行くことにしましょう。

夏休み後に注意

2007-08-23 16:14:50 | 不登校
ここの所の余裕の無さを、自分でもマズイと思い、
先日のブチ切れた件もあって、あの後、
先生と、お電話でお話させてもらいました。

「気持ちも、わかるけどね~。
 まぁ、そういうこと(キレたこと)は、今のうちにしておいてもらって。
 夏休みが終わって、学校が始まったら、
 ○○(娘)が、もし学校でしんどいことがあった時には、
 ちゃんと受け止めてあげられるように、しておいてくださいね。」
と言われてしまいました。

そうなんですよね~。
2年前まで、夏休みというと、こんな調子の上に、
娘には、”宿題、ちゃんとさせなくちゃ”
     ”ラジオ体操、行かせなきゃ”
     ”遊びにも、連れていかなければ” 
と、ひとりで、きりきり舞いしてました。
それが、親の務めだと思って。

2学期が始まった時には、心身ともに疲れ果て、自分のことで精一杯。
娘のいろんな変調に、気付いてあげられなかったのです。

復学後の去年も、やはり私は不調気味で、
娘も、学校が始まり、少し疲れが出てきた頃から、
イライラすることが多くなりました。

夏休みが終わって、しばらく経った頃が、
私にとっては、気をつけなければならない時期ですね。

当の娘は、夏休み中も、宿題は計画的にやってるようだし、
部活も、適当にサボったりしながらも、行ってるし、
塾にいたっては、私は全くノータッチ。

こうして書いてみても、娘はしっかり成長してるというのに、
母は、あまり進歩がないなぁ~。
とりあえず、ストレス溜めない方法でも、考えよう。