ノエルのひとり言(不登校を乗り越えて)

娘の不登校を乗り越えられたからこそ見えてきたこと、感じたこと。
笑顔の毎日を過ごせますように!

映画「重力ピエロ」

2009-05-29 13:22:30 | 日記
映画『重力ピエロ』観ました。

以前、ぶにん先生が、本の紹介をしてくださって、
映画化されることを知り、公開を楽しみに待っていました。

岡田将生クンが出てるしね。

兄「泉水」と弟「春」という兄弟の名前。

どちらも英語にすると「スプリング」だなんて、オシャレだし、
胸にグッとくる言葉がたくさん出てきます。


☆病院の廊下で、春が泉水に言うセリフ

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」


☆父が、受け入れがたい事実を突きつけられた時の話を、
 息子たちに告白した場面

「とっさに、空を見上げ、神様に相談したんだ。
 はっきりと声が聞こえた。」

「神様は何て言ったの?」

「『自分で考えろ!』って。」

 そして、自分で考え、決断した父は、

「俺たちは、最強の家族だ。」と。


☆子どものころ、家族4人で行ったサーカス。

ピエロの空中ブランコをみながら、

「ふわりふわりと飛ぶピエロに、重力なんて関係ないんだから。」

「楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる。」

「そうね。わたしたち、そのうち宙に浮かぶかも。」



小日向文世さん演じるお父さんが、あったかくって、
ほんとスゴイと思ったし、
加瀬亮さんも、素晴らしい。

けど、私には、やっぱり岡田将生くんの春が、
カッコよくって(カワイイかな?)胸がキュンとし、
あまりにも切なくて、苦しくて・・・

正直、私には、ちょっと重すぎて、今もまだ引きずっています。

何も手に付かない感じで、参ったな~

買って、ペラペラとめくっただけだった本を、
読み始めています。



いつもどおりがうれしい

2009-05-28 10:29:21 | 中学生活 娘中3
新型インフルエンザの影響で、1週間の休校でしたが、
昨日から、学校が再開されました。

(娘の中学の学年通信より)

久々の学校、学級、どうですか?
いつもの時間に起きて、
いつものように学校に来て、
友達に会って、
授業を受けて、
部活して・・・という
いつもどおりのふつうの生活が
大切だということを感じた休校だったね。
学校生活が、私たちの毎日のリズムを作っていることを
発見した出来事でした。

普通に生活できるありがたさに感謝!

家庭訪問

2009-05-25 15:45:46 | 中学生活 娘中3
新型インフルエンザによる休校中、
先週金曜日に続き、今日も午前に、
中学校の先生が訪ねてきてくださいました。

娘の中学の3年生は、確か240人程度。

先日の校長先生のお話の中で、
学年ごとに家庭訪問ということでしたので、

3年生すべての家庭を、3年担当の先生方で、
手分けして訪問されているんでしょうね。

だから、うちに来てくださった先生も、
私は、全くの初対面でした。

後で娘に聞いたら、となりのクラスの担任で、
数学担当の先生ということでした。

まず体調を聞かれ、それから、「何してた?」と尋ねられたので、
娘は「勉強。」と答えたそうです。

テレビを観てた。ゲームをしてた。ゴロゴロしていた。

そういう答えが多かったのでしょう。

先生は、「模範解答やな~。」と言って、帰られたそうです。

信じてもらえなかった様子だったとも、言っていました。

修学旅行は、9月初めに延期と、正式に決まったそうです。

今朝は、塾の先生からも、お電話をいただき、
改めて、変更調整してくださるそうです。

予定されていた修学旅行に行けないことは、
とっても残念ではありますが、
はっきりとしたことで、
気分的には、落ち着いてくることと思います。

やれやれ・・・と言いたいところですが、
お寺の方は、お葬式ができ、しばらくバタバタしそうです。

修学旅行について

2009-05-22 11:03:33 | 中学生活 娘中3
新型インフルエンザの影響で、
娘の修学旅行がどうなるか・・・と書いたところ、
たくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。

うちの娘は、こんなにたくさんの方が、
見守っていてくださるのだと、大変心強く思いました。
どうもありがとうございます。

昨夜は、PTAの委員会があって、中学校へ出向きました。

子どもたちは休校中ですが、こちらは、予定通り行われました。

この会の初めに、校長先生から、
この場をお借りして・・・ということで、
今回の経緯と、今後の対応について、お話されました。

3年の学年主任の先生も立ち会われ、
修学旅行について、詳しくお聞きすることもできました。

学校としては、教育委員会の指示に従う方針だが、
この会が始まるまでの間には、まだ連絡はきていないとのこと。

学校側の考えとしては、まず、休校措置が26日までで、
そのまま27日から修学旅行に出発というのは、
準備等考えても、どうしても無理がある。
なので、27日の出発については、見送りとする。

しかし、3年生にとって、春季体育大会が中止になり、
その上、いちばん楽しみにしている修学旅行まで中止では、
あまりにもかわいそう。
何としても行かせてあげたい。

(学年主任の先生は、かなり興奮気味で。
 休校中も、子どもたちは、落ち込んでいるのではないかと、
 心配されていました。)

ということで、業者のほうに、新幹線と宿の手配をお願いし、
数日遅れでも行けないかと、調整中とのこと。

もし、無理だった場合には、
夏休み明け、9月の初めに、行き先を変更して、
実施することも検討しているとのことでした。

とりあえずは、延期という決定だそうです。

先生方は、昨日・今日、そして、来週の月曜・火曜日で、
生徒のところを、2回ずつ家庭訪問されるそうです。

1年生では、6月初めに、2泊3日の宿泊研修が予定されていて、
(娘たちの年には、入学直後の4月中にあったんですけど。)
こちらは、当初の予定通り行う予定だが、

1週間の休校で、準備が遅れているために、
休み明けに、学活の時間を増やして対応、
そのため、授業が削られることを、ご了承くださいと話されました。

学校の先生たちも、対応に追われ、本当に大変なことだと思います。

新型インフルエンザは、感染力は強いものの、
弱毒性であることも、わかってきました。

慌てず騒がず、個人個人が、自分でできる対策を心がけ、
冷静に対応することで、
一刻も早く落ち着きを取り戻してほしいと思っています。

臨時休校!

2009-05-20 18:42:10 | 中学生活 娘中3
本日、県内(しかも近所!)で、
新型インフルエンザの感染者が確定されたために、
今日から7日間の臨時休校措置がとられることになりました。

一応、今日は、普通通り、6時間授業ありましたが、
部活は停止で、一斉に下校。

しかも、明日・明後日と予定されていた春季中体連は、
中止が決定したそうです。

運動部で頑張ってきた子の中には、
泣いていた子も、いたとか。

休校は、来週火曜日、26日までです。

娘たちの中学では、27日から修学旅行の予定。

どうなるかは、まだ検討中とのことで、
後日、学校から連絡が入ることになっているそうです。

「もう!こんな時に、マジ信じれん!」と、興奮気味の娘。

う~ん、どうなるのでしょうか??

3年前の修学旅行の思い出

2009-05-19 18:10:17 | 不登校
娘の再登校から3周年を前に、
先週、支援を受けたエンカレッジの代表の先生と、
お電話でお話させていただきました。

「3年ですか~?早いものですね~。」としみじみ。

もうすぐ、中学校の修学旅行を控えた娘です。

先生から「修学旅行のときは、大変でしたね。」と言われました。

支援の先生方にとっては、
「どうしても、大変だったとき、危なかったときのことを思い出すので。」
とのことでした。

順調に復学できた娘が、唯一、危うかったのが、
(ま、小さな問題は、たくさんありましたけど。)
再登校から1ヶ月も経たないうちにあった修学旅行でした。

なかなか旅行の準備に取り掛からない娘にヤキモキし、
でも、口出しをすることもできず、不安がどんどん膨らんでいった私。

その心配や不安を全部、支援の先生にぶつけていたのです。

先生からの指示で、お姉さん(地元の学生さん)の訪問を入れ、
気持ちを確認してもらったり、
前日には、最終チェックをしてもらうよう、お願いしたりして、
大丈夫だろうと、ほっとしながら、当日を迎えました。

なのに、娘は、当日の朝、布団の中で固まって、起きてきません。

パニックになった私は、早朝にも関わらず、
支援の先生に、電話をさせてもらったのでした。

電話でのやりとりを何度も繰り返し、
どうにか行くことができました。

今、娘にとって、小学校の修学旅行は、
楽しい思い出として、記憶に残っています。

でも、私たち親や、支援の先生方には、
あの時の様子を忘れることはできないんですよね。

だからこそ、今度の修学旅行に、
穏やかな気持ちで送り出せることには、
特別な思いを感じるのです。

復学から3年経って、ずいぶん落ち着いた母親になることができた
(と、自分では思っています。)私ですが、
当時を思い出すと、恥ずかしくなってしまいますね。

こんな私を支えてくださったエンカレッジの先生には、
一生かかっても返せないほどのご恩を感じています。

先生のお話では、新学期に入ってからというもの、
相談の電話やカウンセリングが、かなり増えているということです。

お子さんの不登校に苦しんでおられるご家庭が、たくさんあるという事実。

あの苦しみから、早く抜け出せるよう、祈るばかりです。

再登校から丸3年

2009-05-18 17:55:45 | 不登校
先週金曜日、微熱で登校した娘ですが、
熱が上がることはなく、朝よりも元気な顔で帰宅しました。

結局、体育も、見学しないでやったそうです。

その後、喉の痛みはひいたものの、
まだ鼻が詰まっているのと、声が出ない状態。

今朝も、ガラガラ声で、出かけていきました。
「今日も、体育がある~」と言いながら。

新型インフルエンザの感染が広がって、
大阪・兵庫の中学と高校では、
7日間の休校措置がとられるそうですね。

このあたりでも、対策が検討されているようです。

ヨーガの仲間にも、小6や中3のお子さんを持つ方が何人かいて、
近々予定されている修学旅行がどうなるのか、心配をしていました。

今週だという人の話を聞いて、「心配だね~」と言っていた私ですが、
よく考えたら、うちも、もう来週のこと。

のん気に構えてる場合じゃないよと、呆れられてしまいました~。

一刻も早く落ち着いてもらいたいものです。


さて、3年前の今日、5月18日は、
不登校だった娘が、再登校させていただいた記念日です。

あれから3年。
娘は、本当に変わりました。

親の対応を変えることで、これほど子どもは、
成長していくものかということを、実感する毎日です。

これも、復学支援をしてくださったエンカレッジの先生方、
それから、ブログを通して、いつも励ましてくださるみなさん。

たくさんの方に支えられて、今の幸せがあるのだと感謝しながら、
しみじみ、幸せ気分を味わっております。

みなさん、どうもありがとう。

これからも、私たち家族のこと、見守っていてくださいね。

そして、みなさんとともに、もっともっと成長していけたらと願っています。


体調管理

2009-05-15 15:12:05 | 中学生活 娘中3
今朝は、少し肌寒いくらいでした。
気温差が大きくて、体調を崩しやすい時期ですね。

娘のクラスでも、昨日突然、風邪での欠席者が増えたようです。

夏のような暑さから、再び気温が下がったのは、確か、水曜日のこと。

その日は、娘は塾の日で、出かける前に、喉が痛いと言っていました。

近いところではあるのですが、夜遅い時間に自転車で通っているため、
上着を1枚羽織って出かけていきました。

帰宅後、喉の痛みがひどくなったことと、鼻水も出てきたらしく、
お風呂から上がると、薬を飲んで、
ふだん、12時半か1時頃まで起きている娘が、11時に寝ました。

そして、昨日の朝は、風邪薬とトローチを持参して登校。

風邪の症状は、ひどくなっている様子で、
昨日の夕方は、かなり不機嫌でした。

「こんな時に、長距離走なんて、信じられん!」とか言ってね。

今日の1時間目は体育で、しかも持久走とのこと。

去年も、1000メートルのタイムを計った日は、
風邪をひいて熱を出した直後で
(土日だったので、学校は欠席しないですみましたが)
鼻が詰まっていたために、とっても苦しい思いをしたのでした。

しばらく、私にウダウダと言っていましたね~

さて夕食。
主人は出かけていたので、娘と私、
それに、おじいちゃん、おばあちゃんの4人です。

直前に、娘が風邪気味なこと、おばあちゃんの耳に入れてしまって。

案の定、「大丈夫か~?」「早く寝~や。」
「これは、体にいい。」とか
「風邪には、これが効く。」などなど。

あまりのしつこさに「あ~あ、言うんじゃなかった~」と思いました。

でも、娘も、適当に聞き流したり、
「梅干を、ここ(こめかみ)に貼って・・・」と言うおばあちゃんに、
「え?どこどこ?」とか、聞き返したりして。

おばあちゃんの知恵、いつか役に立つ日がくるかもしれないしね。
私は、極力、口をはさまないようにしてました。

どうにか、楽しく食事もでき、お風呂にも入って、
早めに床につきました。

寝る前に、熱を測ったら、37.2℃

明日には回復しているか、はたまた今晩熱が上がるのか?

風邪で休んだからといって、また不登校・・・
なんていう心配を、もうすることはないけれど、
体調の悪い子どもの姿をみるのは、つらいものですね。

そして今朝。

いつもの時間に起きてきた娘は、今にも死にそうな顔をして、
「しんどい・・・足、ガクガク・・・」と倒れこみ。

「熱は?」と聞くと「まだ測ってない。」

それから体温を測り始め、「こりゃ、休みだな。」と思った私。

娘は、「夕べと同じ。7度2分だ。」と言って、
そこからは、まるでスィッチが切り替わったかのようでした。

これくらいの熱なら、大丈夫という意識なんでしょう。

鼻をかんだり、咳払いをしながら、準備を進めていきました。

用意しておいたレモネードを飲んだら、食欲も出たようで、
いつもより、量は少なめながらも、朝ごはんも食べました。

「今日は、英語があるから。
 テスト受けないと点数つかないし、休みたくないんだよね。」

「今日は金曜日で、1日頑張れば、明日は休み。
 それに、今日の午後は、生徒総会で、授業はないし。」

「体育は見学したほうがいいかな~?
 1時間目から長距離走ったら、しんどいよね?
 あとで、見学届け書いてね。」

そして、出かける前、生徒手帳に、
体育見学届けを書いてあげたのですが、
「行ってみて、もし走れそうだったら、するし、
 日付は書かないでおいて。」と。

そのときの体調を考えて、決めることにしたようです。

こういう柔軟さが、身についたのかと、嬉しくなりました。

どんな様子で帰ってくるのかわかりませんが、
休みの間に、体調を戻せるよう、自分で考え行動することと思います。

みなさんも、くれぐれも、お身体に気をつけてくださいね。








不登校克服のきっかけ~藤本先生のこと

2009-05-13 13:14:35 | 不登校
昨日、ふとした成り行きから、藤本先生のご本
『不登校13万人の親に出来ること!』
を取り出したので、久しぶりに読み返していました。

この本は、娘が相談室登校をしていた頃に、
私は、その状況を受け入れることができなくて、
かといって、この先、どうすればいいのかもわからず、
途方にくれていた時、

友人が勤める本屋さんに行って、たまたま目に留まり、
引き寄せられるように、購入した本でした。

一気に読み終えた私は、ふだんパソコンなんて、
ほとんど使うこともなかったのに、

著者プロフィールのところに載っていた
「不登校対策専門機関ファーストホームエデュケーション」
のホームページを検索し、
さらには、HPに載っていた番号に、電話までかけていました。

運よく、藤本先生は在席しておられ、
すぐに電話をつないでくださって、
直接、お話させていただくことができました。

突然のことにも関わらず、長時間お話を聞いてくださり、
とても親身に考えてくださったことを、
今でも覚えています。

結局、FHEでは、完全不登校でなければ、対応できないとのこと。

五月雨登校の支援も行っている「エンカレッジ」を紹介しましょうか?
と言っていただいたのに、

私は、ネットで「FHE」を調べた時に、
これも、たまたま、「エンカレッジ」のHPを見つけ、
のぞいた直後だったので、

「エンカレッジは、さっきHPを見たので、知っています。
 もう少し、ゆっくり考えたいので、今はいいです。」
と、辞退させてもらったのでした。

その夜、主人に相談し、数日後「エンカレッジ」にも電話してみました。

幸運にも、代表のU先生と、すぐに電話をつないでいただけて。

今考えると、これほどお忙しい先生方なのに、
私が思い切ってかけた電話に、すぐに出ていただけたのは、
本当にラッキーなことだったと思います。

エンカレッジの先生との最初の電話のことは、
前にも書いた気がしますが、
電話を切る頃には、私の気持ちは、すでに固まっていました。

それから先は、あっという間に、娘の復学といった感じです。

藤本先生とのこと、エンカレッジの先生には、
最初にお話させてもらっていますが、
ブログに書くのは、たぶん今回が初めて。

3年半近くも前の出来事で、
藤本先生は、覚えておられないと思うけど、

あの時、先生とお話させてもらったことが、
私に、前に進む勇気をくれたのだと、

今さらだけど、藤本先生には、
改めて感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

それから、現状を変えることができるのは、
ちょっとしたきっかけと、わずかな勇気だということ。

あなたも、一歩踏み出してみませんか?







母の日のプレゼント

2009-05-11 09:33:25 | 季節の出来事
ゴールデンウィークが終わって、
早速、金曜日には、2回目の実力テストがありました。

GW中はお休みだった塾も、
連休最終日6日と、明け7日、2日続けて、
急遽、予定を変更され、行われました。

休み中には、宿題も、たっぷり出てたようだし。

連休明けの心配をしてる暇もない感じで、
学校生活は、再びスタートし、

無事?(結果はわかりませんけど)テストも終わって、
この土・日、娘は、久々に、のんびりできたんじゃないかな。

昨日は、朝早くから友達と出かけ、
母の日のプレゼントも、買ってきてくれました。


『ショート丈のボレロ』 紫外線や冷房の対策に


これから、草取りなど外での作業が増えるし、
日焼けも気になるので、
紫外線対策のものがほしいな~と言ってたんですよね。

あれこれ悩んで、「お母さんには、これがいいかなと思って。」と、
選んでくれたそうです。

「1か月分のお小遣い全部使って、お財布空っぽになっちゃった。」
って、言っていましたが。

ありがとう。大事に使うね。

私は、本当に幸せ者ですね。