
概ね1年ほど前、当時もコロナ禍だった頃にランチ営業を敢行した高級割烹「錬」さん。新しいランドマークである「なはーと」の駐車溜りの道向かいの路地にあるお店になります(「びいどろ」や「アジート」のある界隈)。
当時は、ランチ限定の天丼1,100円のみでスタートしており、その内容と美味しさに驚いて、食べ歩きレビューのストックをすっ飛ばしてアップした記憶があります(笑)
そんな素晴らしい天丼については当時のレビューを見てもらうとして、どんなに素晴らしくても、あまり同じお店をリピートしないよう開拓して歩くスタイルを貫いているnobutaにはなかなか再訪の気合がありませんでした。

それでも、お店の前は頻度良く歩いており、ランチのメニューに「天ぷらと蕎麦」1,400円が追加されたことは知っていましたので、「冬のクソ寒い時期にでも温かい蕎麦と美味しい天ぷらを食べに行こう」とだけインプットしてたんです。
で、1月中旬、県内もクソが付くほど寒い日中がありました。おりしも小雨が降っており、風もあって体感温度は13度程度(沖縄では非常に寒い)だったランチタイム。こんな日に「錬」に行こうと思っていたんです・・・と朝からお昼のお店は決定して、そそくさとお店に向かいました。
店内は素晴らしく綺麗なんですが、前回訪問と同じように清潔感溢れる店内。L字カウンターの幅の広さ、席と席との距離感といいコロナ対策も完璧です。カウンターは7席あるのですが、この日は2組5席が埋まっており、先客は、平日のお昼からお酒が飲める優雅な方々がランチの天ぷらコース(5,500円)を食されていました。
う~ん、nobutaも平日の昼から日本酒を飲みながら美味しい天ぷら割烹を楽しみたいものです(悔しくて言っているのではなく、是非、こちらの天ぷらコースを食べてみたいと思っています。なぜなら土鍋ご飯がコースに含まれているからです)。
そんなことを感じながら、
天ぷらとお蕎麦(温、冷) 1,400円
を注文しました。もちろん、予定通り温かい蕎麦です。

まず、前回の天丼でも感心した最初の
サラダ
が小鉢(もずく酢)と一緒に登場しました。
もう、このサラダから1,100円の天丼や1,400円の天ぷらと蕎麦定食のコスパ感を感じさせます。

で、天ぷらが見事なんですよ。
勿論、時間は掛かりますが、8種類の野菜天が次々と揚げて皿を飾ります。
どの野菜も分厚くカットされ、非常に美味しい天ぷらに仕上がっています。これをレモン、若しくは塩で頂きます。天つゆもあるのですが、天つゆで食べるのは勿体ないくらい食材が良いのです。


次に海老が3尾も揚がります。8種類の野菜天のうち、一番どでかい玉ねぎはカットして2個付いているので、9種類12個の天ぷらということになります。
そして、最初の写真にある温蕎麦が出てきました。
椀は、ラーメンクラスの椀と一緒です。ちっちゃな椀ではありません。
透き通った出汁に美味しい蕎麦・・葱と柚子がアクセントとなり、非常に上品で美味い蕎麦なんです。
これだけ揃って、
1,400円
です。
前回の天丼でも書きましたが、こんなの都内で、たとえランチで食べたとしてもこんな金額で収まりませんよ。
こういうのを最強コスパというんだと改めて感じますね。
割烹錬・・・素晴らしすぎます。
沖縄じゃなければ、長蛇の列ができるんじゃないかと思うくらいです。
ご馳走様でした。またまた感動しちゃいましたよ!
次は夏のクソ暑い日にでも蕎麦(冷)と共に天ぷらですね
( ..)φメモメモ

那覇市牧志1-12-16